【2020年】美味しくできるヨーグルトメーカーおすすめ5選|『家電批評」と料理のプロが検証しました
選び方
the360.life編集部
the360.life編集部/Test by 家電批評編集部
公開日: 2020年02月18日

【2020年】美味しくできるヨーグルトメーカーおすすめ5選|『家電批評」と料理のプロが検証しました

美容と健康を意識して、毎日ヨーグルトを摂っているという人も多いのではないでしょうか。なかには牛乳パックをそのままヨーグルトにするマシンを使って自家製ヨーグルトを楽しんでいる人も少なくありません。そこで今回は、“乳酸菌生活”をもっと満喫したい人のために、一番おいしく作れるヨーグルトメーカーを探しました!

科学する料理研究家
さわけん 氏
辻調理師専門学校フランス校卒業。フランスの二ツ星(当時)ムーランドムージャンなどに勤務経験のある本格派。その後、イタリアンカフェのシェフを経て料理研究家に転身し世界の料理を研究。
本音でテストする家電購入ガイド
家電批評
家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。


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※情報は『家電批評』2020年3月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

キッチン パック牛乳をヨーグルト化! 手軽に毎日摂取できる

健康のため、あるいはおいしいからと、毎日ヨーグルトを食べている人は多いでしょう。さまざまなメーカーから商品が出ていますが、ヨーグルト好きならぜひ試してもらいたいのは、自家製ヨーグルト作りです。

コスパはもちろんのこと、ゴミも少なく、洗い物も出ません。何より定期的にヨーグルトを摂取するためのハードルがグンと低くなります。

キッチン 実は超カンタン! これなら続く乳酸菌生活

温度管理をしっかりしてくれるヨーグルトメーカーさえあれば、自家製ヨーグルト作りはカンタンです。

手順1:パック牛乳を1割程度減らす

各製品の説明書に従い、牛乳の量を減らします。

手順2:牛乳とタネを入れる

規定量のタネ(ヨーグルト)を投入します。

手順3:パックを入れて手順を押す

ヨーグルトメーカーの入れてスイッチを入れます。

キッチン プロの実食評価と 使用感で人気製品を比較

今回ピックアップしたのは、牛乳パックのまま手軽にヨーグルトが作れる5製品です。いずれも、作り方は牛乳パックにヨーグルトのタネを混ぜ、本体に入れてスイッチオン!とシンプル。肝心なのは、ヨーグルトが美味しくできるかどうか。そこで次の項目をチェックしました。

テスト1:識者による評価
500mlの牛乳パックを用いて自動メニューで調理。科学する料理研究家・さわけん氏に、味わいとタネとして使用したヨーグルトとの味の違い(再現率)を評価しました。
テスト2:温度変化測定
1000mlの牛乳パックを用いて、2時間、4時間、6時間、8時間後の温度の変化を測定。数値は牛乳パック中央を温度計で測定しました。

また、全体の温度分布をサーモグラフィで撮影。サーモグラフィは、時間が経過しても温度分布の差がない方が「全体に加熱できている」と評価しました。

使用商品
全てのテストで大山乳業農業協同組合の「白バラ牛乳」と、ヨーグルトのタネとして小岩井乳業の「小岩井生乳100%ヨーグルト」を使いました。

どれも同じように見えるヨーグルトメーカーでしたが、実際に作ってみると意外や意外! 圧倒的においしく作れるヨーグルトメーカーが見つかりましたので、ご紹介しましょう。

キッチン 完璧な仕上がり!TO-PLAN 甘酒・ヨーグルトファクトリー

TO-PLAN
甘酒・ヨーグルトファクトリー スーパープレミアム TKSM-020
実勢価格:2440円

サイズ・重量:W148×H275×D170mm・約630g
消費電力:30W
甘酒専用容器容量:1000mL
自動オフタイマー:8時間・10時間
規定温度:25℃、42℃、60℃
▼再現率
70pt
▼温度変化測定
2時間:34.9℃
4時間:38.7℃
6時間:40.2℃
8時間:40.7℃
今回のテストで最高評価を得たのは、TOーPLANの甘酒・ヨーグルトファクトリーでした。「自動メニューのみ」という尖ったスペックですが、ことヨーグルトの味にかけては随一の仕上がり。ヨーグルト好きにはぜひ試してもらいたい仕上がりでした。

さわけん 氏 科学する料理研究家
さわけん 氏のコメント

さわやか! ヨーグルトとしておいしい
再現率は70%。
▼全体の温度分布を示すサーモグラフィ
上がりすぎず偏りがありませんでした。
(左から)8時間後、6時間後、4時間後、2時間後のサーモグラフィ。
開始直後の温度上昇は全5製品中トップ。その後も安定して40℃をキープ。温度は上がりすぎず偏らず、非常に安定していました。

プレーン、カスピ海、甘酒と3段階の温度に特化しており、温度管理もバッチリ。完成度が高く、「酸味、風味、乳感のバランスが素晴らしい」と識者絶賛の味わいです。他メーカーのように低温調理などはできませんが、ヨーグルトのみでと考えるなら、これ一択です。

A評価 レビュー1800件以上の実力! アイリスオーヤマ IYM-014

アイリスオーヤマ
ヨーグルトメーカー IYM-014
実勢価格:3352円

サイズ・重量:W156×H274×D156mm・約630g
消費電力:40W
専用容器容量:900mL
設定温度:25~65℃
設定時間:1~48時間
▼再現率
60pt
▼温度変化測定
2時間:34.8℃
4時間:38℃
6時間:40.1℃
8時間:40.9℃
アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー IYM-014」は、Amazonのレビュー数が1800件を超える超人気モデル。自動メニューのほか、1℃刻みで25~65℃の温度設定が可能。タイマーは1時間ごと。ヨーグルトはもちろん、塩麹や天然酵母なども調理可能です。
再現率は60%。
▼全体の温度分布を示すサーモグラフィ
温度上昇が早く、稼働中は常に40℃前後をキープ。しかし、後半は一部に熱が集中するなど若干の偏りも見られました。
8時間後のサーモグラフィ
やや硬めの仕上がりで、ヨーグルトらしい香りたっぷり。試食したさわけん氏や編集部員からは「酸っぱい系」との評価でした。

ローストビーフや麹をつくるなど、低温調理器として、いろいろ使ってみたい、というタイプにはアイリスが適しています。なお今回のテストでは、アイリスオーヤマ2製品をテストしていますが、こちらのほうが温度管理が上手だった印象があり、調理器的にはこちらがオススメです。

A評価 アイリスの前年モデルは 自動メニューが豊富

アイリスオーヤマ
ヨーグルトメーカー IYM-013
実勢価格:3484円

サイズ・重量:W156×H274×D156mm・約630g
消費電力:40W
専用容器容量:900mL
設定温度:25~65℃ 
設定時間:1~48時間
▼再現率
60pt
▼温度変化測定
2時間:33.8℃
4時間:38.3℃
6時間:41.6℃
8時間:40.6℃
上記「IYM-014」の前年に登場したモデルが、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー IYM-013です。温度設定やタイマーはIYM-014同様ですが、自動メニュー数が豊富。こちらもAmazonでは厚い支持を集めています。
再現率は60%。
IYM-014に近い、酸味が強めの仕上がり。砂糖を使用せず試食したためか、タネに使用したヨーグルトよりも味わいが鋭い印象でした。

▼全体の温度分布を示すサーモグラフィ(8時間後)
8時間経過時に高温になった部分(赤い箇所)が多いのが、酸味の原因かと考えられます。

B評価 ドリテックは風味が弱く マイルドな仕上がり

ドリテック
ヨーグルトメーカー YM-100WT
実勢価格:2980円

サイズ・重量:W148×H270×D148mm・約745g(カップ、フタ含む)
消費電力:25W 
専用容器容量:1200mL 
設定温度:25~70℃ 
設定時間:1~48時間
▼再現率
50pt
▼温度変化測定
2時間:25.2℃
4時間:30.8℃
6時間:33.3℃
8時間:35.4℃
ドリテックのヨーグルトメーカー は、1℃刻みで25~70℃の設定ができ、タイマーは1時間ごとです。自動メニューはありませんが、スイッチを入れると「8時間40℃」設定になっているのでそのまま使えます。
再現率は50%。
トロトロッとした見た目で、実際に味わいもマイルドなのですが、ヨーグルトとしての酸味、香りに欠けました。

▼全体の温度分布を示すサーモグラフィ(8時間後)
今回の計測方法では40℃に達することはありませんでした。ヨーグルトらしさの欠如はそのあたりにあるのかもしれません。

B評価 最新機種のRALUは 8種類ものメニューを搭載

RAKU
ヨーグルトメーカー
実勢価格:3280円

サイズ・重量:W130×H280×D120mm・650g
消費電力:22W 
専用容器容量:1000mL(甘酒専用)
設定温度:25~65℃ 
設定時間:1~48時間
▼再現率
70pt
▼温度変化測定
2時間:19.5℃
4時間:26℃
6時間:32.2℃
8時間:34.4℃
RAKUのヨーグルトメーカーは、8種類の自動メニューが表示された親切設計です。さすが2020年1月にAmazonに登場した最新モデルといったところ。マニュアル操作も可能です。
再現率は70pt。
パック容量500mlと1000mlで味わいが大きく変わりました。500mlはマイルドでおいしいのですが、1000mlだと右記のドリテックに近い印象に。

▼全体の温度分布を示すサーモグラフィ(8時間後)
温度の上昇がもっとも低く、最終的に追い込みをかけましたが8時間後も計測値は40℃に至らず。ラストスパート時には、大きな温度の偏りもありました。

キッチン 加熱方式の違いが 仕上がりを大きく左右

今回、同じように見えたヨーグルトメーカーでも仕上がりに差が出ました。これは、加熱様式の違いによるものと考えられます。

TOーPLANやアイリスオーヤマが牛乳パックを背面・側面の3方向から加熱するのに対し、ドリテック、RAKUの2製品は底面からのみの加熱だったため、しっかり熱が行きわたらなかったようです。

一方、同じ3方向加熱のTO-PLANとアイリスオーヤマで差が出たのは、容器上部の構造によるものと思われます。
TO-PLANの容器上部
TO-PLANは上部が斜めにカットされているため、余分な熱を逃しやすく、味わいのマイルドさを保ったようです。

以上、ヨーグルトメーカー5製品のテスト結果でした。

基本的な仕組みは似ているものの、加熱方法によって大きな違いが出ました。ヨーグルト以外のメニューが作りたいかどうかも踏まえて、お気に入りの1台を見つけてみてくださいね。

the360.life(サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。やらせなし、ガチでテストしたおすすめ情報を毎日お届けしています。
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