新世代の“完全ワイヤレスイヤホン”3製品を比べました【第5回:音切れ編】|『MONOQLO』とプロがAirPodsなどの人気製品を徹底比較!
2020年02月22日(土)
the360.life編集部
the360.life編集部/Test by MONOQLO編集部
新世代の“完全ワイヤレスイヤホン”3製品を比べました【第5回:音切れ編】|『MONOQLO』とプロがAirPodsなどの人気製品を徹底比較!
高音質で高精度のノイズキャンセリングを搭載した新世代モデルが続々と登場し、凄まじい勢いで進化を続けている完全ワイヤレスイヤホン。テストする批評誌『MONOQLO』では「AirPods」「SONY」「HUAWEI」の新世代完全ワイヤレスイヤホン3製品を2カ月間使い込んで徹底的に検証を行いました。その結果から見えた“今年こそ買うべき理由”とは? 連載最後となる第5回目の今回は、音切れの検証結果です!

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MONOQLO テストするモノ批評誌
MONOQLO
創刊10周年を迎えた辛口レビュー雑誌。生活用品や家具、ガジェットに加え、保険やクレジットカードなどのサービスも比較検証する。
大澤大輔 氏 サウンドプロデューサー
大澤大輔 氏
メジャーアーティストのCD制作や番組プロデュース、空間音響やプロダクション・システムのデザインなど、音響と音楽制作に関わる様々な領域で活躍する毒舌のアイデア・マン。
原田裕弘 氏 東京音研放送サービス代表
原田裕弘 氏
長年AM・FMラジオ局のスタジオ、中継、収録ミキサーを担当。局外中継、収録の際にはヘッドホンミキシングをしてきたため、ヘッドホン・イヤホンには強いこだわりを持ち、愛用機はモディファイして使用中。
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※情報は『MONOQLO』2020年3月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
  • 新世代の完全ワイヤレスイヤホンを
    プロと編集部が徹底検証
完全ワイヤレスイヤホンはどんどん進化を続け、音質が向上し、精度の高いノイズキャンセリングが搭載されたモデルが続々と登場しています。そこで、テストする批評誌『MONOQLO』では、「AirPods」「SONY」「HUAWEI」の“新世代の完全ワイヤレスイヤホン”を編集部とプロがありとあらゆる角度から徹底的に検証を行いました。

音質やノイズキャンセリングの実用性だけでなく、バッテリーの持ち、使いやすさなどの視点から「今年こそ買うべき理由」を連載でお届けします!
  • っていうかそもそもの話…
    「新世代」って何ですか?
完全ワイヤレスイヤホンは2016年に登場したAirPodsが火付け役。発売直後からアップストアでは品薄になるほど、AirPodsは人気商品に。そこから完全ワイヤレスイヤホンは進化を続け、2019年には高精度のノイズキャンセリングを搭載するモデルが各メーカーから続々と登場しました。
使い勝手も音質も毎年良くなり、電車内の騒音は〝ほぼ無音〟。完全ワイヤレスイヤホンは、今まで以上に音楽に没入できるようになっています。このように、音質が向上し、さらにノイズキャンセリングが搭載されているモデルが「新世代」なんです。
  • 朝の山手線で音切れチェック!
    通勤ラッシュ中も快適なのは?
連載5回目、最後となる今回は「音切れについて」です。

コード付きのイヤホンと違い、完全ワイヤレスイヤホンは無線で接続するため、接続状況が不安定なものだと音切れが頻発してしまいます。さらに、接続が切断されてしまうとスマホを開いて接続しなおさなければならないので、ラッシュ時に起こるとかなり面倒です。
ということで、通勤中に音切れのストレスが無く使えるのはどれなのか、早朝ラッシュの山手線を一周して(約1時間ちょっと)接続状況を調査してきました。

その結果、アップルとファーウェイが同率で1位に! 一度も音切れしなかった両イヤホンに比べ、ソニーは6回も音切れしてしまい残念ながら最下位となりました。詳しい調査結果はこちらです。
  • 音切れゼロで安定性バッチリ!
    Apple&HUAWEIが同率1位
アップル(Apple)
AirPods Pro
実勢価格:3万580円
イヤホンサイズ:W21.8×D24.0×H30.9mm
ファーウェイ(HUAWEI)
FreeBuds 3
実勢価格:1万8988円
イヤホンサイズ:W41.5×D20.4×H17.8mm
アップルとファーウェイは山手線を回り終えるまで、接続の切断や音切れは皆無。見事、音切れ0%という結果になりました。

また、別日に混雑する東京駅を歩いても音切れは起こりませんでした。アップルとファーウェイは、接続の安定性はかなり優秀だと言えます。
  • 繁華街で接続が不安定に…
    3位のSONYは今後に期待!
ソニー(SONY)
WF-1000XM3
実勢価格:2万3721円
イヤホンサイズ:W約30.0×D約30.0×H約18.2mm
残念ながら3位となってしまったのはソニー。4回の音切れのほかに、スマホとイヤホンの接続が切断すること2回。乗客の多いターミナル駅で不安定になる傾向が見られました。

ソニーは専用アプリ「Headphones Connect」を使って「音質優先モード」と「接続優先モード」が選択できますが、やはり混雑が激しい駅になると「接続優先モード」でも接続が切れてしまったり、音楽が小刻みに止まってしまいました。
  • ソニーの音切れはどこで起きた?
    接続状況の調査結果はこちら
【池袋駅】
8時34分、起点の池袋駅で電車に乗った瞬間、ソニーは接続が切れて音楽再生が停止する事態に。混雑する車内でスマホのBluetooth設定画面を開いて再接続しました。電車内はすし詰め状態で、イヤホンを付けた人も多くいました。
  ↓
【目白駅】
8時37分、池袋-目白駅間は問題なく音楽を再生して音切れは見られませんでした。
  ↓
【高田馬場駅】
8時39分、高田馬場駅に到着目前で1度、音楽がブツッと切れてしまいました。
  ↓
【原宿駅】
その10分後の8時49分に原宿駅で停車中、一瞬だけだが音切れを起こします。
  ↓
【渋谷駅】
渋谷駅から恵比寿駅に向かう途中もわずかに音楽が途切れてしまいました。
  ↓
【目黒駅】
恵比寿から目黒駅までは安定していましたが、目黒駅から出発直後に再び切断が起こります。
  ↓
【鶯谷駅】
鶯谷駅で車内の混雑もかなり落ち着いてきたと思った矢先、まさかの音切れが起きました。

今回のテストでは、原宿や渋谷など、さまざまな電波が飛び交う繁華街では接続状況に不安定な傾向が見られたソニーでしたが、改善に期待したいですね。
以上、「新世代の完全ワイヤレスイヤホンを買うべき理由」の連載第5回目は“音切れについて”でした。

音質やノイズキャンセリング、使い心地などの検証結果を全5回にわたってお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。端末のOSによって操作性が違い、iOSかAndroidかによって使えない機能があったりするので、購入する際は今持っているスマホでもきちんと使えるのかを確認しておくといいでしょう。今までの検証記事も参考にしてみてくださいね。
  • 過去記事はこちらから
▼vol.1【音質について】
▼vol.2【ノイズキャンセリングについて】
▼vol.3【使い心地について】
▼vol.4【バッテリー持ちについて】

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