【2020年版】クラウドSIMモバイルWiFiルーターおすすめランキング4選|設定要らずで海外も国内も!
2020年02月25日(火)
西尾 崇彦
西尾 崇彦/Test by 家電批評編集部
【2020年版】クラウドSIMモバイルWiFiルーターおすすめランキング4選|設定要らずで海外も国内も!  
海外旅行でスマホを使う際、みなさんはどうしてますか? 空港でWiFiルーターをレンタルしたり、現地のSIMカードを購入したり。最近ではキャリアの海外接続サービスを利用する人も多いかもしれません。今回紹介するのは、そんな海外でのネット接続をより簡単に実現するクラウドSIMモバイルWiFiルーターです。

▼本記事のテスト、および監修・取材協力はコチラ

家電批評 本音でテストする家電購入ガイド
家電批評
創刊9年を迎える家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。

  • 海外利用の新定番になる?
    クラウドSIMモバイルWiFiルーター
海外に行ってスマホを使う際は、WiFiルーターをレンタルしたり、現地のSIMを購入したり、キャリアの海外接続サービスを利用することが多いと思います。でもいろいろと設定が必要でけっこうメンドウなんですよね。

そこで注目したいのが、海外でのネット接続をより簡単に実現するWiFiルーター。最近は通年プランの契約不要、データ通信量コミコミのクラウドSIMルーターが人気になっています。
アマゾンで「海外 wifi」で検索すると、クラウドSIM対応のWiFiルーターが多くヒットします。

今回は4製品をピックアップし、今回はバンコクと日本(一部製品は除く)にて実際に利用。バンコクでの速度計測結果と合わせて、レポートしたいと思います。
その実用性を確かめてみたのでぜひご覧ください!


<外部サイトでご覧の方へ>
見出しなどのレイアウトが崩れている場合があります。正しいレイアウトはthe360.lifeオリジナルサイトをご確認ください。
  • クラウドSIMルーターを選ぶポイントは
    こちらの7つです!
【チェックポイント1】3G対応か、4G対応か

本体の見た目がほぼ同じなのに、価格が異なる場合、対応通信の可能性があります。かたや3G対応、かたや4G対応といった具合です。

これから購入するなら、やはり4G対応モデルを選びたいところです。
【チェックポイント2】全面液晶か、一部液晶か、液晶非搭載か?

まずは、形状です。スマホのように全面液晶のタイプと、部分的に液晶を搭載するタイプ、そして、全く液晶がないタイプに分けられます。

ルーターの設定は、スマホに専用アプリを入れて行いますが、液晶搭載モデルだと、ルーター端末だけで完結することも多くおすすめです。


【チェックポイント3】コミコミ通信料は、海外用か、国内用か? 対応国は?

多くのモデルが、本体と初期通信セットで販売されています。海外(国内含む)1GBだったり、国内1GBだったり様々です。

また、海外も世界中どこでも使えるわけではなく、対応国はあらかじめ決まっているので、その点もチェックしましょう。例えば、GlocalMeは世界の140以上の国と地域で利用可能となっています。


【チェックポイント4】別途SIMカードを利用できるか?

クラウドSIMルーターの場合、別途SIMを追加する必要はありません。
ただし、より安く運用したい場合、現地や格安SIMを利用するという方法もあります。クラウドSIMルーターの中には、そういった外部SIMに対応するモデルがあります。
こちらは、背面パネルの下にSIMの差込口がありました。


【チェックポイント5】チャージのしやすさは? 価格は?

初期設定の通信量を使い切った後は、端末やスマホからチャージすることができます。端末によっては、別途プリペイドカードを購入するパターンもあります。


【チェックポイント6】.バッテリーの持ちと重さは?
持ち歩くには、当然ながら軽い方が良いですが、バッテリー容量も少ない傾向がありますので、スペックをチェックしましょう。(画像はアマゾンより)


【チェックポイント7】その他の機能は?

本体液晶でグーグルマップを見ることができたり、本体自体がモバイルバッテリーとして使えるモデルなど、付加機能にも差はあります。
以上、クラウドSIMルーターを選ぶ7つのポイントでした。

それでは、ランキングを発表していきたいと思います。
  • スマホサイズでわかりやすい!
    「GlocalMe G4」
今回、4製品を東京とバンコクで比較したところ、1番わかりやすく、安定した通信が魅力のこちらのGlocalMe「G4 モバイルWiFiルーター」がベストバイに選出されました!

GlocalMe「G4 モバイルWiFiルーター」は、全面液晶のスマホ型タイプ。グローバルデータ1.1GB付です。通信中の状況や設定画面などもわかりやすいのが大きな魅力。ルーター機能以外にグーグルマップ機能などを搭載しています。

現地のSIMや国内キャリアの海外接続サービスと比較すると速度ではやや劣るものの、「GlocalMe」は、海外に到着後、本当に電源を入れるだけで使用できました。端末自体が2万円弱とかなり高めですが、1ギガ程度のグローバルデータ通信料が予め含まれているので、文字通り買ってすぐに使えて、十分実用的でした。

月額基本料といった維持費が一切不要なのもうれしいポイント。海外でいつでもネットが使える環境を持っている安心感は絶大です。SIMフリーのWiFiルーターとしても使えるので、格安SIMと一緒に普段使いするのもアリですね。
GlocalMe 
G4 モバイル
WiFiルーター
実勢価格:1万9990円

1.1GBデータパッケージ(グローバル用)含む
世界140カ国以上でインターネットに対応
なお、こちらは新モデルG4 Proが登場しています。これから購入される方は、こちらをおすすめします。
GlocalMe 
G4 Pro モバイル
WiFiルーター
実勢価格:1万9990円
▼最終評価はこちらの通りです
[バンコクでの実測比較]
○金曜日18:30
ダウンロード:1.66Mbps
アップロード:11.22Mbps

○日曜日15:00
ダウンロード:5.762Mbps
アップロード:8.04Mbps

※実測比較の値はiPhone 11 Pro Max、SPEEDTESTアプリにて各5回計測した平均値となります

[推しポイント]
・画面が大きくわかりやすい
・通信が安定している

[残念ポイント]
・スマホサイズで存在感あり


[ポイント1:見た目はアンドロイド端末、スマホのように使えてわかりやすい!]
液晶がない商品もありますが、通信量を把握したり、設定を変えたりするには、やっぱり液晶が便利です。
スマホと同じように扱えるのが、本製品最大の利点。現在利用中のサービスと、残りのデータ容量を逐一確認できるのは、全面液晶ディスプレイの本モデルならではです。
画面が大きくスマホ感覚で設定を変更したり、通信料のチェックができるからとても使いやすいです。


[ポイント2:最適なSIMを自動で読み込み]
従来のように、ローカルSIMを購入する必要はありません。クラウドSIMサーバー内から最適なSIM情報を自動読み込みすることで、渡航先での通信を可能にします。


[ポイント3:最適なSIMを自動で読み込み]
標準のクラウドSIM(VSIM)のほかに、物理的なSIMカードを挿して利用することも可能。設定画面からどちらを利用するか指定することができます。


[ポイント4:帰国後もちゃんとつながる!]
バンコクから帰国後、晋遊舎の本社ビルにて電源を入れた状態。国をまたいでも設定をその都度変更する必要がないのは本当に便利! 東京でもちゃんとつながりました。


[ポイント5:グーグルマップ搭載]
海外旅行でグーグルマップが見られるのはとても助かります。


[ポイント6:クラウドSIMと通常SIMカードの二刀流]
SIMフリー端末として、別途SIMカードを挿して利用可能。nano SIMカード1枚に対応しています。
  • SIMカード2枚差し可能!
    「GlocalMe U2」
GlocalMe「U2」は、現地SIMを挿して利用することも可能です。コンパクトサイズなので海外旅行には便利といえます。ただ液晶がない分、状態を把握しづらいのがデメリットで、中級者向けです。
GlocalMe
U2 モバイル Wi-Fi ルーター
実勢価格:1万7990円

グローバルデータ:1.1GB付
▼最終評価はこちらの通りです
[バンコクでの実測比較]
○金曜日18:30
ダウンロード:15.2Mbps
アップロード:15.56Mbps

○日曜日15:00
ダウンロード:5.22Mbps
アップロード:10.69Mbps

[推しポイント]
・軽くてコンパクト
・通信が安定している
・細かい設定ができる

[残念ポイント]
・液晶がなく現状を把握しづらい
(各種設定はスマホアプリで行います)
・アプリを使った設定がやや難
標準SIMカードとMicro SIMカード、各1スロットずつ、計2スロットを搭載。

なお、同じ形をした別のGlocalMe U2Sの場合、Micro SIMカード用スロット×1となります。
各種設定はスマホアプリで行います。ビギナーには少々難しいかもしれませんが、細かな設定ができます。
  • 国内データ通信50GB付!
    macaroon「ポケットwifi M1」
macaroon「ポケットwifi M1」は、グローバルデータに加えて、国内データ50GB付きという太っ腹。世界200カ国に対応しています。小さいながらも液晶付きなので使いやすいのがうれしいポイントです。
macaroon
ポケットwifi M1 
実勢価格:1万7900円

グローバルデータ :1GB付
国内データ:50GB付
▼最終評価はこちらの通りです
[バンコクでの実測比較]
○金曜日18:30
ダウンロード:1.42Mbps
アップロード:4.16Mbps

○日曜日15:00
ダウンロード:1.46Mbps
アップロード:4.16Mbps

[推しポイント]
・収納型のケーブルが便利
・国内データ通信50GB付き

[残念ポイント]
・設定画面のカーソル操作がややわかりづらい
液晶画面は小さいですがあると便利です。ただカーソル操作はちょっと難しかったです。
収納型のケーブルが便利です。


以上3位まではオススメできるルーターです。液晶ありのモデルが断然わかりやすいと感じました。
  • カッコいいけど、わかりにくい
    Skyroam「SOLIS」
日本語非対応ながらも、見た目のカッコよさに惹かれるSkyroam「モバイルWiFiルーター SOLIS」。ただ、言語以前に、設定アプリがシンプルすぎて、逆にわかりづらいという印象でした。

実際、バンコクで二度目の計測の際、接続できなかったのですが、特にいじることができる項目がなさすぎて、対応する術がありませんでした。

Skyroam
モバイル
WiFiルーター 
SOLIS
実勢価格:1万1980円
※こちらは日本国内では使用不可
▼最終評価はこちらの通りです
[バンコクでの実測比較]
○金曜日18:30
ダウンロード:3.58Mbps
アップロード:3.42.16Mbps

○日曜日15:00
ダウンロード:接続できず
アップロード:接続できず

[推しポイント]
・本体も設定もスタイリッシュ	

[残念ポイント]
・日本語非対応
・設定自体がわかりにくい
シンプルなデザインがカッコいい! 持ち運び用のケースもついています。でも……。
設定用のアプリがシンプルかつ、スタイリッシュすぎて、うまく動かないときに手も足もでない感じに、苦労しました。

こちらまとめとなります。
  • [注意]知っておきたい
    WiFiだからこその落とし穴
デジタルビギナーにとって、海外といえば取り扱いが簡単な「WiFiルーター」がおすすめなのは確かなのですが、最近のスマホは「WiFi接続時」にバックグランド更新をするアプリや設定が多く、実は注意が必要です。

国内で使用している設定のまま、WiFiルーターにつないだ場合、アプリやバックアップなど、意図しないデータを裏で通信しつづけて、あっという間にデータ通信ができなくなるなんてことも……。

タブレットやパソコンなど複数端末を同時に接続できるのもWiFiルーターの魅力ではありますが、海外でお使いになる前には、この辺の設定を今一度ご確認ください。


[WiFi使用時「自動ダウンロード」に注意!]
端末によっては、このようなデータ容量制限設定があります。こういった機能があると、海外でも安心です。写真はGlocalMeのG4モバイルWiFiルーターになります。
  • おわりに
以上、電源入れるだけで、飛行機降りたら即ネットができちゃう「クラウドSIM Wi-Fiルーター」をご紹介しました。ちょっと高価格ではありますが、海外でいつでもネットがつながるのは安心です。ぜひチェックしてみてください!

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

関連する記事はこちら