モバイルバッテリー おすすめランキング 19選|軽い・安い・大容量の逸品を発見![2019年最新版]
2019年07月05日(金)
高草真幸
高草真幸/Test by MONOQLO編集部
モバイルバッテリー おすすめランキング 19選|軽い・安い・大容量の逸品を発見![2019年最新版]
モバイルバッテリーは参入メーカーが多く、価格競争も熾烈。そのため、「安くて良さそうなものいっぱいあるけど、どれを選べばいいのよ」状態になっている代表的なアイテムです。そこで今回は、5000円以下で買える20種類のモバイルバッテリーを一斉比較。その結果、掘り出し物を見つけてしまいました!

▼本記事のテスト、および監修・取材協力はコチラ

MONOQLO テストするモノ批評誌
MONOQLO
創刊10周年を迎えた辛口レビュー雑誌。生活用品や家具、ガジェットに加え、保険やクレジットカードなどのサービスも比較検証する。
建部博 MONOQLO編集部 デスク
建部博
テストするモノ批評誌『MONOQLO』のデスク。得意ジャンルは調理家電とテレビ。Amazonの「ナニコレ?」なユニーク製品が好物。中古・レンタルサービス評論家としての一面もある。
  • 安く軽くいっぱい充電できるのが
    いいモバイルバッテリーです
モバイルバッテリーを購入する時、みなさんは何を判断基準とするでしょうか? 軽さ、容量。もちろん値段。すべて当然の基準ですよね。数あるモバイルバッテリーの中で、すべて満たしてこそホンモノの安くて良いモバイルバッテリーと考えます。

モバイルバッテリーを選ぶ際、そういった条件を満たすためにチェックすべきポイントは大きく3つあります。
[ポイント① 目的に合った重さ]

モバイルバッテリーには様々なサイズ・重さのものがあります。自分の用途に合わせて自分に合ったもの選びましょう。もし日常的に持ち運ぶ場合は、「重量(g)」の軽さは妥協できません。

スマホのために持ち運ぶのに、スマホより大幅に重くては本末転倒ではないでしょうか? 日常利用ならスマホ並みの200g前後以下がおすすめです。
ゲームをヘビーにプレイする場合や、旅行に持って行く場合は20000mAh以上も選択肢に入るでしょう。

[ポイント② バッテリー容量]

そしてこの重量は、電流を1時間流すことができるかを示す容量mAh(ミリアンペアアワー)とトレードオフです。基本的には容量が増えるほど重量も増えていきます。日常的な持ち運びには、現在のところ標準的なスマホを2~3回充電できる8000~10000mAがおすすめです。
[ポイント③ 充電速度]

なかなか充電が終わらないとストレスがたまるので、充電の速さも重要。充電スピードはmAhではなく、電流が流れる量A(アンペア)が関係し、アンペア数が大きくなるほどスマホをすばやく充電できます。

USBポートが複数ある機種は、USBポートごとに最大出力値が決まっており、種類によってはこの挿し口は2A、もう一方は1.5Aなど、USBポートに出力できる電流を記載しているものもあります。
このように記載されています。
建部博
MONOQLO編集部 デスク

建部博のコメント
大きなスマホを使ってる方はスペック上電流出力2A対応がおすすめです。
さらに、「Power Delivery(PD)」、「QuickCharge(QC)」などの各種急速充電規格に対応しているものはより便利です。ただし、スマホ側が対応していなければ速度は出ません。自分のスマホに対応している急速充電の規格を確認しておきましょう。

以上は量販店や通販サイトでもわかる情報です。しかし、モバイルバッテリー選びには落とし穴がありました…
  • パッケージの記載のデータと
    実際の出力性能・容量には差があります
パッケージなどに表記されている充電容量の公称値はモバイルバッテリーに搭載されるセルがどれだけの電力を蓄えておけるかを表す数値。しかし、実際にそこまで充電できることはまずありません。

スペック値と異なる実充電容量になってしまうのは、さまざまな原因がありますが、この実容量との差「ロス率」が低い製品を選ぶことが賢い方法です。そのため、真の性能を知るにはロス分を排した「実容量(mAh)」を調べる必要があります。

さらに、基本的に容量が増えるほど重量も増えると前述しましたが、その増加量は製品によってバラバラ。1gで10mAh程度しか増えないものもあれば、30mAh以上増えるものもあるんです。
どの程度使えるか買う前はわからない!
したがって、軽くて大容量のモバイルバッテリーを見抜くには、「製品1gあたりの、ロス分を排した実容量」を比較して選ぶ必要があるんです。

とはいえ、個人で実際に調べるのは難しいですよね。ここでは、数多あるなかから①5千円以下、②200g以下(スマホ並み)、③8000~10000mAhクラス(標準的なスマホを2~3回充電できる)商品をピックアップ。実際に下記のテストを敢行しました。

その結果、シンプルながら1番欲しい約2000円の掘り出し物を発見しています!
  • 【テスト①電流】充電速度
    7.5Wに近い値が出てるかチェック
電流測定器を用いて電流の強さをチェックしました。数値が大きければ大きいほど充電速度があがります。7.5W以上あるのが理想で、少なくとも7Wは出ていてほしいです。
今回の電流テストで7.5Wを出した機種は4台。そして7Wは6台という結果に。iPhone XS Maxなどの大型スマートフォンの場合7.5W、通常のスマホなら最低7Wあれば問題なく充電が可能であり、ここを下回る機種は充電スピードが遅くなります。
モバイルバッテリーのスペックをチェックすると「5V/2A」といった数値があります。電力W(ワット)=電圧V(ボルト)×電流A(アンペア)なので理論上は10W...しかし、これは条件が整ったときの数値であり、実際はなかなか出せません。7W出ていれば上々です。
ここまで出ていれば安心です
今回7.5Wを出した機種は、AnkerとRAVPOWER、TSUNEO、INIUの4台のみ。そのほか6台は7Wで、残りのモバイルバッテリーはそれ以下でした。ものによっては2Wなどの低い数値を出す機器もありました。
  • 【テスト②実容量】実容量が多い
    ものを選択する!
モバイルバッテリーの公称値は、実際とかけ離れています。満充電のモバイルバッテリーとUSB式扇風機をつなぎ、スイッチオン。バッテリーがなくなるところまで行うとバッテリーの実容量が判明します。
この差が生まれる理由は、変換にかかる負荷、放電やケーブルとの相性、バッテリー性能などさまざま。公称値と実容量の差を「ロス率」と定義すると、ロス率が少ない機種ほど優秀な製品といえます。

今回の「USB扇風機テスト」においては、ロス率65%以下なら上々でした。人気があるアンカーのパワーコアはロス率31%、新鋭TSUNEOは46%と大健闘しました。
  • 公称の1/5以下の製品に注意
最下位のhoco.は実容量が1933mAhと公称の1/5以下で、ロス率は80%以上と高かったです。
建部博
MONOQLO編集部 デスク

建部博のコメント
実際にテストしてみないとわからない一面ですね。
  • 【テスト③付加機能】ケーブル付き
    は物理的にラクにしてくれる!
ポイントとなる「軽さ」を含めて編集部員とテスターで持ち運び、スマホやタブレットを充電することで使い勝手をチェックしました。

機器を急速充電できる「QC(クイックチャージ)」、ノートPCやタブレットも充電できる「PD(パワーデリバリー)」、ワイヤレス充電できる「Qi(チー)」に対応している製品は評価を上げています。
また、昨年春頃から、モバイルバッテリーのお供である充電ケーブルが本体に収納できる「ケーブル収納型」が流行しています。「モバイルバッテリーはあるけどスマホとつなぐケーブルがない!」という惨事は避けられますね。
  • MOXNICE
ライトニング、microUSBのケーブルが本体に収納されています。「ケーブル忘れ」とおさらばです。
  • TSUNEO
TSUNEOのケーブルは本体との接合部がしっかりしていて安心。ライトニング、USB-Aの2本つきです。
  • 【テスト④本体充電】かかる時間は
    速いにこしたことはない!
モバイルバッテリーに付属されているケーブルと、テスターの自宅で使用している無印良品のACアダプターで統一し、本体充電にかかる時間をチェックしました。速いほど高評価です。

モバイルバッテリーのテスト内容は以上です。ここからは、いよいよ20製品の比較結果をランキング形式で紹介していきます。
  • 2000円台で軽くて本体充電が早い
    要するに問題が見当たりません
TSUNEO
モバイルバッテリー
実勢価格:2230円
重さ:160g
実容量:5434mAh
1gあたり:33.96mAh
ロス率:46%
付加機能:軽さは段違い、収納ケーブル付
本体充電時間:3時間09分
公称10000mAhの容量を持ちながら160gという、サイズもコンパクトでスマホ並に軽いモバイルバッテリー。これだけ軽いのに実容量が3位のアンカー、4位のRAVPOWER並みというのが驚きです。収納ケーブル付きも◎。

本体の充電スピードは189分と20製品中2位で、実容量も大健闘の3位でした!
  • なんとU2000円なのに
    2位にランクイン
INIU
モバイルバッテリー
実勢価格:1999円
重さ:199g
実容量:4930mAh
1gあたり:25.15mAh
ロス率:51%
付加機能:薄くてポケットに入って◎
本体充電時間:3時間20分
こちらも10000mAhの大容量。薄型なうえ、「1600円でiPhone 8が2回フル充電できる」という驚異の実容量の数値にくわえ、圧倒的なコスパが2位に選ばれた大きな理由となりました。


結論を言いますと、ケーブル内蔵TSUNEOとコスパ最強のINIUが二強です! まさに掘り出し物を発掘できました。まずはこの2つから選べば間違いありません。なお、3位以降も必要機能によってはおすすめです。
  • さすがのAnkerは
    実容量が1番多かった!
アンカー(Anker)
PowerCore 10000 PD
実勢価格:4599円
重さ:192g
実容量:6942mAh
1gあたり:36.16mAh
ロス率:31%
付加機能:PD対応でケーブル付属
本体充電時間:1時間52分
価格は高めですが、本体の充電時間、実容量、急速充電規格PD対応など、性能だけを見れば圧倒的ベスト。
  • コスパはいいが
    重さがネック
サンバレー(SUNVALLEY) RAVPOWER RP-PB077:スマホアクセサリー
サンバレー(SUNVALLEY)
RAVPOWER RP-PB077
実勢価格:2999円
重さ:193g
実容量:5823mAh
1gあたり:30.17mAh
ロス率:42%
付加機能:QC対応
本体充電時間:3時間10分
1gあたりの容量も多く、価格も安いですが、やや重く携帯性が悪いため4位に甘んじることに。
  • コンパクトかつライト付きで
    人気の機種
KYOKA
モバイルバッテリー
実勢価格:2280円
重さ:170g
実容量:3590mAh
1gあたり:21.12mAh
ロス率:64%
付加機能:LEDライト付・薄型
本体充電時間:3時間48分
本体の薄さは1.2cm。加えて実容量も他と比べて悪くない。本体充電時間も◎。旅行などにもぴったりです。
  • トレンドのケーブル付き
    ライトニング・microUSB対応
MOXNICE
モバイルバッテリー
実勢価格:2399円
重さ:180g
実容量:3485mAh
1gあたり:19.36mAh
ロス率:65%
付加機能:収納ケーブル付
本体充電時間:4時間35分
超優秀というわけではないものの、全体的に優れたスペック。本体にケーブルが収納されているのがポイント。
  • 残量表示ディスプレイ付きで
    格好いいモデル
ElephantStory:モバイルバッテリー:スマホアクセサリー
ElephantStory
モバイルバッテリー
実勢価格:2699円
重さ:170g
実容量:3398mAh
1gあたり:19.99mAh
ロス率:66%
付加機能:残量表示ディスプレイ
本体充電時間:3時間44分
最近増えている残量表示ディスプレイ付きの製品。中でも性能が良かったのがこれでした。
  • USB Type-C対応で
    値段も安め
Xnuoyo
モバイルバッテリー
実勢価格:2199円
重さ:176g
実容量:3310mAh
1gあたり:18.81mAh
ロス率:67%
付加機能:Type-C対応
本体充電時間:3時間48分
性能としては平均的で極端な弱点はありません。Type-Cに対応しているため使い勝手は上々です。

以上8位までは十分おすすめできるモデルです。3位以降は少々お高めですが、Type-Cなど必要な機能があれば選択肢に入るでしょう。ここから下はまあまあといったモデルです。
  • Type-C対応で
    残量表示機能を搭載
    
DOZZI
モバイルバッテリー
実勢価格:2480円
重さ:180g
実容量:3521mAh
1gあたり:19.56mAh
ロス率:65%
付加機能:Type-C対応
本体充電時間:4時間38分
本体充電時間が上位製品と比べると長め。ただ、Type-C対応な点でぎりぎりこの順位に滑り込みました。
  • 収納ケーブル付きで
    150g代の軽さ
YPLANG
モバイルバッテリー
実勢価格:2299円
重さ:155g
実容量:2780mAh
1gあたり:17.93mAh
ロス率:65%
付加機能:収納ケーブル付
本体充電時間:3時間35分
公称容量8000mAhの製品。それだけに本体は検証した中では最軽量で、ケーブルも付いていて悪くありません。
  • 残量表示機能を搭載
    性能面はそこそこです
Hokonui
モバイルバッテリー
実勢価格:2099円
重さ:175g
実容量:3348mAh
1gあたり:19.13mAh
ロス率:67%
付加機能:LCDライト付、残量表示有
本体充電時間:4時間37分
性能面は可もなく不可もなくといったところですが、残量表示は魅力的です。
  • 今回のテスト中最軽量だが
    充電時間がかかる
FITROM
モバイルバッテリー
実勢価格:1799円
重さ:150g
実容量:3216mAh
1gあたり:21.44mAh
ロス率:68%
付加機能:2台同時充電
本体充電時間:5時間24分
価格が安く、かなり軽量なのは魅力。ただ、本体充電時間が長すぎるため順位を下げました。
  • 11位に似ているが
    数値はそれより低い
GUSGU
ミニ進化版 モバイルバッテリー
実勢価格:2699円
重さ:185g
実容量:2994mAh
1gあたり:16.18mAh
ロス率:77%
付加機能:残量表示ディスプレイ
本体充電時間:5時間04分
11位Hokonuiと形状などがほとんど一緒でした。しかし、数値は微妙に異なったため、こちらのほうが低評価です。
  • Qiでも有線でも使える
    変わりダネ
TOVAOON
モバイルバッテリー
実勢価格:2399円
重さ:180g
実容量:2858mAh
1gあたり:15.88mAh
ロス率:71%
付加機能:Qi対応
本体充電時間:6時間03分
Qiは接触面に対応スマホを置くことで充電できる規格。TOVAOONの製品はQi、また普通のケーブル充電もできる独創的な製品と言える。だがそのせいもあるのか、本体の充電時間が長すぎです。
  • 価格は比較的安いが
    厚みが目立ち残念
PONSINC
モバイルバッテリー
実勢価格:2150円
重さ:181g
実容量:2451mAh
1gあたり:13.54mAh
ロス率:75%
本体充電時間:4時間57分
価格は安めですが、厚みが目立ち、その他の数値もふるいませんでした。

以上15位まででした。以下の4台は大きな違いがなく、安さ以外の軽さ・たくさん充電できるかの点で奮いません。残念な結果となりました。
  • 流行のケーブル付きだが
    性能は控えめ
MOXNICE
モバイルバッテリー
実勢価格:2299円
重さ:180g
実容量:2562mAh
1gあたり:14.23mAh
ロス率:68%
付加機能:収納ケーブル付
本体充電時間:5時間32分
※ホワイトは売り切れ中
容量は8000mAhのモデル。収納ケーブル付きなのは魅力的ですが、実容量や本体充電時間が残念すぎました。
  • 本体がテスト中最重量級
    しかも価格も割高
HolyHigh
モバイルバッテリー
実勢価格:2099円
重さ:196g
実容量:2800mAh
1gあたり:14.29mAh
ロス率:72%
付加機能:Type-C対応
本体充電時間:5時間53分
USB Type-C対応なのは良いのですが、1gあたりの容量が少なく、本体が重すぎでした。
  • 派手なデザインで付加機能付き
    しかし値段は割高
lcsriya
モバイルバッテリー Mini
実勢価格:2580円
重さ:170g
実容量:2182mAh
1gあたり:12.84mAh
ロス率:78%
付加機能:収納ケーブル付、残量表示ディスプレイ
本体充電時間:4時間20分
収納ケーブルや残量表示ディスプレイがあるのは魅力。ただし、1gあたりの容量が少なく、価格も決して安くありません。
  • 実容量が公称の1/5以下で
    ロス率が高すぎる
hoco.
モバイルバッテリー
実勢価格:2099円
重さ:177g
実容量:1933mAh
1gあたり:10.92mAh
ロス率:81%
付加機能:残量表示ディスプレイ
本体充電時間:4時間44分
実容量も、1gあたりの容量ももっとも少なく、最下位に。あえて選ぶ理由はありません。

以上、モバイルバッテリーの一斉比較テストでした。大半の製品が公称10000mAhでしたが、上位製品と下位正品を比べると実容量も1gあたりの容量もまったく異なります。
なお、2019年2月1日よりモバイルバッテリーに「PSEマーク」の表示が義務化されました。PSEマークのないものは製造、輸入、販売ができなくなっており、マーケットプレイスの出品についてはAmazonが監督しています。購入前に記載があるかチェックを行いましょう。

モバイルバッテリー選びに悩んだら、本記事の上位製品を選んでおけば間違いありません。

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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