


the360.life編集部/Test by 家電批評編集部
プロテインバーのおすすめランキング18選|『inバー』『一本満足バー』など人気製品を徹底比較
最近、タンパク質豊富でコンビニやスーパーで格安で手に入る「プロテインバー」が話題です。 プロテインと聞くと、筋トレマニアだけのものと腰が引けてしまいがちですが、プロテインバーはおやつ代わりとしても食べやすいんです。今回、管理栄養士と筋トレマニアのお二人に食べ比べていただき、『inバー』や『一本満足バー』など人気製品を含むプロテインバー18選をおすすめ順にランキングにしました!

家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。
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「ダイエット」「脳活性」「アンチエイジング」を専門とした管理栄養士。これまで2000人以上の栄養指導実績をもち、東京五輪・ラグビー女子日本代表の管理栄養士も務める。公式ブログはこちら
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モノ系、マネー系の媒体を中心に、編集者・ライターとして活動。『月刊MONOQLO』(晋遊舎)では、ガジェットを使った認知症介護実践記「ウチのおかんがボケちゃいまして」を連載中。
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社会人になってから筋トレに目覚め、2017年、2018年とフィットネス大会での入賞経験あり。現在はボディメイクに最適なお食事をお届けするサービスマッスルデリの執行役員を務める。トレーニングや食に関する情報収集がライフワーク。
社会人になってから筋トレに目覚め、2017年、2018年とフィットネス大会での入賞経験あり。現在はボディメイクに最適なお食事をお届けするサービスマッスルデリの執行役員を務める。トレーニングや食に関する情報収集がライフワーク。
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プロテインバーが超人気!
品切れになる製品も出ています

(C)dolgachov/123RF.COM かつては筋トレマニアやアスリートの飲みものといったイメージのあった「プロテイン」。でも今は、ライトな層にも受け入れられて市場が急拡大。カラダ作りや健康維持を目的にさまざまな人が飲むようになっています。

(C)tupungato/123RF.COM そんななか、プロテインを配合した食品も多く出回るようになっていますが、2019年に大流行したのが「プロテインバー」です。とくに、マツモトキヨシのプロテインバーなどは、品切れも続出するほどの人気ぶり。 森永製菓『inバー』など、国内大手メーカーの製品がコンビニで手軽に買えるようになったことも、人気に拍車をかけているようです。
そもそも、なぜプロテイン
(タンパク質)が必要なのか?

© kai - stock.adobe.com そもそも、プロテインバーの「プロテイン」とは何なのでしょうか。 プロテインとは超簡単に言ってしまえば、「タンパク質」のことです。要は、タンパク質を多く配合したスティック状の栄養補助食品がプロテインバーなんです。 「なんでそんなにタンパク質が必要なの?」という人のために、タンパク質について解説しておくと、タンパク質は糖質・脂質と並び、健康なカラダの維持に欠かすことができない三大栄養素といわれています。 カラダを構成する成分の、実に5分の1がタンパク質とされ、筋肉も髪も爪も肌なども、すべてタンパク質でできているんです。
カラダ作りの第一歩はタンパク質の摂取から!

タンパク質が不足してくると、筋肉の減少、髪や爪の劣化、肌荒れ、むくみなどカラダにさまざまな不調が出るおそれがあり、それを防ぐためには食事などでタンパク質をしっかりと摂取することが重要です。
手軽に手に入るプロテインバーで
タンパク質不足を解消!

(C) Samo Trebizan - stock.adobe.com そうは言っても、普段の食事で必要なタンパク質を摂取するのはなかなか大変です。タンパク質は、肉・魚・卵・乳・豆に多く含まれていますが、忙しいときの食事はおにぎりやパン、麺だけになりがち……なんて人も少なくないのでは?
管理栄養士
高杉保美 氏のコメント
一般的に男性なら1日に60g、女性なら50gのタンパク質が摂取基準とされていますが、きちんと必要量を摂れている人は多くありません。
そんな人たちにおすすめしたいのが「プロテインバー」です。 通常の粉末状のプロテインは、水や牛乳とプロテインを混ぜて別売のプロテインシェイカーを振って溶かして……という作業が発生します。しかし、プロテインは粉末状なので、消化しやすいというメリットもあります。 過去にプロテイン、プロテインシェイカーの記事をサンロクマルでも配信していますので気になる方は以下をどうぞ。
▼「プロテイン」のおすすめランキング記事
▼「プロテインシェイカー」のおすすめランキング記事
プロテインバーは片手でお菓子のようにサクッと食べられますし、1本あたりのタンパク質含有量も、製品によって異なりますが10~30g程度摂取することができます。 また、コンビニやスーパー、ネット通販で手軽に購入できるのもメリット。安いものだと1本140円程度から購入できるので、粉末状のプロテインと比べるとやや高めですが、食事代わり、おやつ代わりと考えれば、そこまで気になるお値段ではないはず。 プロテインバーを積極的に食べて、タンパク質不足を解消しちゃいましょう。
管理栄養士
高杉保美 氏のコメント
普段の食事を補う「補食」として、おやつ代わりに食べたりするのがいいと思います。

ちなみに、コンビニではプロテインバーと近い売り場に「カロリーメイト」「ソイジョイ」などが置かれていることも多いですが、これらはどちらかというとエネルギーを補給したり、お腹を満たしたりといった意味合いが強い製品であり、プロテインバーとは似て非なるものと捉えたほうがよいです。 タンパク質を摂るのが目的なら、あくまでプロテインバーを選ぶのがおすすめです。
【味・好み・目的】から
適切なプロテインバーを選択

(C) japolia - stock.adobe.com 「プロテインバー」とひとくちに言っても、たくさんの種類があります。そして、製品によって使われているプロテインに違いがあります。 一般的なのは、吸収速度が早く筋肉になりやすい牛乳由来の「ホエイプロテイン」をメインにした製品ですが、牛乳由来でも吸収速度がゆっくりな「カゼインプロテイン」や、大豆由来の「ソイプロテイン」などを使った製品もあります。 また、タンパク質量にも違いがあります。コンビニやスーパーなどで買える国内メーカー品は10~20gですが、ネット通販などで買える海外メーカー品のなかには30gほど摂れる製品もあります。
管理栄養士
高杉保美 氏のコメント
1本で10g程度入っていれば十分ですが、15~20g入っているものはかなり良質です。
なお、「必要量のタンパク質はすべてプロテインや、プロテインバーから」というような極端なことをすると、肝臓や腎臓に負担がかかって疲れやすくなる……なんてこともあるそう。 食事での摂取量を考えながら、不足分を補うような食べ方がベストです。
まずは味や食感で選ぶのがオススメ!
プロテインバーの選び方としては、最初は「味や食感が自分の好みと合うかどうか」で選ぶのがオススメです。
食べてすぐに効果が得られるものではありませんし、効果が出てもわかりにくいので、とにかく継続して食べることが大事。となると、やはりおいしいと感じるものを選んだり、飽きないよう味のローテーションをしたりするとよいでしょう。
なお、よく出回っているプロテインバーのタイプは以下の5種類です。
【①クランチタイプ】
パフが入って食感がザクザク。満腹感が得られやすいです。

【②ウエハースタイプ】
サクサク食感でお菓子感覚。おやつ向きです。

【③ベイクドタイプ】
しっとりした食感で、中身がしっかり詰まっています。ただし、口にまとわりついてしまいがちです。

【④グラノーラタイプ】
一般的なグラノーラより、しっとりしているものが多いです。

【⑤チーかまタイプ】
魚肉ソーセージっぽい食感。甘いのが苦手な人向きです。

筋合成の効率を上げたいなら糖質が高めがオススメ

また、目的に合わせて選ぶのも手です。例えば、アスリートや筋トレが日課という人であれば、筋合成の効率を上げるために、トレーニング前に糖質が高めのプロテインバーを摂取するのがオススメ。 ただ、1本だとちょっと足りない場合もあるので、トレーニング内容によって本数を調整するとよいでしょう。
Muscle Deli 執行役員
篠田開斗 氏のコメント
忙しくて食事の時間が取れない時は、1回で2本食べることもあります!
ダイエット中ならカロリーオフタイプを

(C) aijiro - stock.adobe.com 逆にダイエット中で減量している人は、できるだけ脂肪のもとになる糖質が低いものを選ぶのがオススメ。 「糖質オフ」をうたった製品のなかには、糖質が1本あたり10g以下というものもあります。また、脂質を制限しているような人はグラノーラタイプなどの低カロリーで低脂質な製品を中心に選ぶとよいでしょう。
管理栄養士
高杉保美 氏のコメント
皮下脂肪がつきやすい女性は、カロリーオフが向いています。
人気プロテインバー19製品の
味や栄養成分を徹底検証!

プロテインバーの選び方は先ほどご紹介した通りなのですが、販売されている種類が多すぎて、なかなか好みのものに出会えない……なんてこともあるかもしれませんね。 そこで今回は、コンビニやスーパー、ネット通販で購入しやすいプロテインバーの中から人気が高い18製品を厳選して徹底比較を実施。すべて実食したうえで、おすすめ順にランキングを作成しました。 [評価項目] 味・食べやすさ(30点満点) 継続するための重要なポイントなのでスコア配分は高めに設定。味がおいしいかどうかだけでなく、口当たりや食感、飲み込みやすさなども評価対象になっています。 満足感・ボリューム( 10点満点) 食べ応えがあるか、1本食べ終えたときに満腹感があるかをチェックしました。単純に大きさ・重量があるものが高得点にならないよう配慮しています。 栄養成分・バランス(10点満点) タンパク質含有量はもとより、代謝を助けるビタミンB群が豊富か、砂糖や小麦粉、トランス脂肪酸が含まれる油脂類の使用を抑えているかなど、ほかの栄養成分とのバランスをチェックしました。 その他(10点満点) 栄養成分と重複する部分もありますが、タンパク質含有量がとくに優れていたり、糖質オフやカロリーオフ、グルテンフリーなど「買うべきポイント」がある場合は加点しています。 コスパ(20点満点) 1本あたりの価格とタンパク質含有量をもとに、できるだけ安くたくさんのタンパク質を摂取できるものを高得点にしました。なお、この部分の評価では、味やタンパク質以外の栄養成分は度外視しています。 それでは、お待たせしました! いよいよプロテインバーランキングを発表していきます。
万人受けする味でコスパ抜群!
「1本満足バー プロテインチョコ」
アサヒグループ食品 1本満足バー プロテインチョコ 9本セット 購入価格:1361円(約151円/本) 内容量(1本あたり):39g タンパク質含有量:15g 糖質:11g 食物繊維:0.4~1.8g 脂質:8.5g 食塩相当量:0.3~0.6g
クランチタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 28/30点 |
---|---|
満足感 | 10/10点 |
栄養成分・バランス | 21/30点 |
その他 | 4/10点 |
コスパ | 16/20点 |
総合 | 79/100点 |
1位となったのはアサヒグループ食品の「1本満足バー プロテインチョコ」でした。 内容量39gは平均的な量ですが、しっかりとしたチョコとザクザクしたパフのおかげで、かなりボリューミーに感じます。また、タンパク質が15gと多いのに、価格が1本151円程度とかなり安い点も高評価につながりました。 今回テストに使ったのはオーソドックスなチョコ味でしたが、ヨーグルト味もラインナップ。2製品とも、販売直後に販売休止になるほど売れまくった商品です。
管理栄養士
高杉保美 氏のコメント
タンパク質含有量が15gと高く、価格が安いのもいいですね。お菓子のように食べられて、ビタミンや必須アミノ酸まで補えます。
国内メーカー品は、タンパク質含有量が10g程度のものが多いなか、1本満足バーは15gと高タンパク。糖質や脂質もさほど高くありません。
Muscle Deli 執行役員
篠田開斗 氏のコメント
いろいろ試しましたが、コレが一番おいしい! チョコ感が強く、普通のお菓子の中でも美味しいレベルです。
プロテインっぽさがなく、「プライベートでも食べるけど、やっぱりコレが一番ウマい」と篠田氏。おやつ代わりとして重宝します。
おつまみとしてもイケる
「プロフィットささみ プレーン」

丸善 PROFIT(プロフィット)ささみ プレーン 2本入り 10袋セット 購入価格:1962円(約196円/袋) 内容量(1本あたり):65g タンパク質含有量:11g 糖質(炭水化物):4.6g 脂質:0.4g 食塩相当量:1.2g
チーかまタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 22/30点 |
---|---|
満足感 | 8/10点 |
栄養成分・バランス | 24/30点 |
その他 | 4/10点 |
コスパ | 17/20点 |
総合 | 75/100点 |
2位は丸善の「PROFITささみプロテインバー」。 2人が口をそろえて「おつまみにしたい!」と言った、鶏のささみで作られたプロテインバー。メーカーは「チーかま」を開発したことで知られる丸善で、魚肉ソーセージのような味と食感が特徴です。 お酒を飲むときのおつまみにするのはもちろん、おやつや食事など、シーンを選ばず食べやすいのが特徴で、甘い食べ物が苦手という人にも向いています。
Muscle Deli 執行役員
篠田開斗 氏のコメント
おやつだけでなく、お酒のおつまみにもなりそう。“お菓子”より“食事”っぽさを求める人にはとくにオススメです。
鶏ささみを主原料としているので、低糖質かつ低脂質。そのため、成分評価でもトップクラスの高い評価を受けました。
海外メーカー品でトップ評価!
「Syntha-6プロテイン クリスプ」

BSN Syntha(シンサ)-6 プロテインクリスプ チョコレートクランチ 12本入り [並行輸入品] 購入価格:3290円(約329円/本) 内容量(1本あたり):57g タンパク質含有量:20g 糖質(炭水化物):23g 食物繊維:0.4~1.8g 脂質:7g 食塩相当量:0.4g ※パッケージ記載のナトリウム量をもとに編集部で食塩相当量を計算
クリスプタイプ

<テスト結果>
味・食べやすさ | 24/30点 |
---|---|
満足感 | 8/10点 |
栄養成分・バランス | 22/30点 |
その他 | 8/10点 |
コスパ | 10/20点 |
総合 | 72/100点 |
3位はBSNの「シンサ6 プロテイン クリスプ バラエティパック」。 タンパク質含有量が20gと多いだけでなく、しっかりしたチョコレート味と56gとボリューミーなサイズが特徴です。ライスクリスピーを配合しているので、カロリーは1本あたり約230kcal、炭水化物は23gと高め。エネルギーもしっかり補給できます。

また、本製品はモカラテ味、モカラテ味、ピーナッツバタークランチ、チョコレートクランチ味、バニラマシュマロ味、ソルテッドタフィープレッツェル味、スモア味の5種類のアソートもあります。飽きないようにこういったものを選んでみてもいいでしょう。※バラエティパックの内容は頻繁に変わります。
管理栄養士
高杉保美 氏のコメント
タンパク質、糖質がバランスよく配合されているので、トレーニング前後におすすめです。
コスパが最強クラス!
Premier Protein「プロテインバー」

Premier Protein プロテインバー バラエティパック 3種類×4本セット 購入価格:1800円(約150円/本) 内容量(1本あたり):72g タンパク質含有量:30g 糖質:22g 食物繊維:3g 脂質:6g 食塩相当量:1.1g ※ダブルチョコレートクランチ味の場合 ※パッケージ記載のナトリウム量をもとに編集部で食塩相当量を計算
クランチタイプ

<テスト結果>
味・食べやすさ | 14/30点 |
---|---|
満足感 | 4/10点 |
栄養成分・バランス | 26/30点 |
その他 | 4/10点 |
コスパ | 20/20点 |
総合 | 68/100点 |
4位はPremier Proteinの「プロテインバー」。 3位の製品と同じく海外のプロテインバーです。タンパク質含有量が1本あたり30gで、比較した製品のなかではトップタイ。さらに、糖質もしっかり含むため、どちらかというとトレーニー向けです。 栄養バランスも高評価ですが、順位を4位に押し上げた最大の要因はコスパのよさ。タンパク質1gを摂取するのに必要な金額はわずか5円。1位の1本満足バーの約10円でもかなり安いレベルなんですが、その半分という驚きの安さを実現しています。 味は海外のお菓子っぽい甘さで、食感もタンパク質が多いためか堅くねっとり。かなり好みが分かれそうですが、味にこだわりがないという人には超オススメの1本です。
Muscle Deli 執行役員
篠田開斗 氏のコメント
トップレベルのタンパク質含有量に加え、糖質もしっかり入っているので、トレーニングをしている人にオススメです。
味・成分が1位と似ている
「BAR-X チョコレート風味」

DNS BAR-X チョコレート風味 12本セット 購入価格:3993円(約332円/本) 内容量(1本あたり):45g タンパク質含有量:15.6g 糖質(炭水化物):17.1g 脂質:9.3g 食塩相当量:0.4g ※パッケージ記載のナトリウム量をもとに編集部で食塩相当量を計算
クランチタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 28/30点 |
---|---|
満足感 | 10/10点 |
栄養成分・バランス | 21/30点 |
その他 | 4/10点 |
コスパ | 2/20点 |
総合 | 65/100点 |
5位はDNSの「BAR-X チョコレート風味」。クランチタイプでチョコ味というのが1位の「1本満足バー」と似ており、実際に食べた識者からも高く評価されました。1位に比べるとややミルキーな味わいなので、マイルドな味が好きな人はこちらを選ぶといいかも。 タンパク質は15.6gで1位製品より若干上ですが、原材料やビタミンを含む点など、成分的にも1位に似ている部分が多くあります。 タンパク質1gあたりの価格が16円超と、コスパがよくないのが唯一残念な点ですが、セールなどで安く買えるのであれば、かなりオススメです。
Muscle Deli 執行役員
篠田開斗 氏のコメント
一般的なチョコレート菓子と比べても負けないくらいおいしい。ザクザクしているのに堅くないので食感も絶妙です。
国内メーカーでコスパ最強は
「inバー プロテイン ベイクドチョコ」

森永製菓 inバー プロテイン ベイクドチョコ 14本セット 購入価格:1980円(約141円/本) 内容量(1本あたり):43g タンパク質含有量:15.9g 糖質:10.6g 食物繊維:1.5g 脂質:11.1g 食塩相当量:0.14~0.49g ※リンクは15本セットに移動します
ベイクドタイプ

<テスト結果>
味・食べやすさ | 20/30点 |
---|---|
満足感 | 8/10点 |
栄養成分・バランス | 15/30点 |
その他 | 4/10点 |
コスパ | 17/20点 |
総合 | 64/100点 |
6位は森永製菓の「inバー プロテイン ベイクドチョコ」。フレーバーの豊富な「inバー」シリーズのなかで、最高評価だったのがこの「ベイクドチョコ」です。 濃厚なチョコレートっぽい名前ですが、甘さ控えめでさっぱりとしているので、甘いお菓子が苦手な人でも食べやすい味です。 タンパク質含有量は、従来品では10gでしたがこの2019年10月のリニューアルによって15gにパワーアップしました。しかも価格は据え置き。これによってタンパク質1gあたりの価格が約9円弱となり、今回比較した19製品のなかでもトップレベルのコスパとなりました。 成分的には、トランス脂肪酸が含まれるショートニングやマーガリンを使っているため伸びませんでしたが、味と食感が好きな人は多いはず。おやつの代わりに食べるなら大いにありです!
Muscle Deli 執行役員
篠田開斗 氏のコメント
甘ったるさがなく、大人の味ですね。甘すぎないお菓子が好きな人にはオススメです。
日本人好みの味!
「WHOLE BAR」

RSPニュートリション WHOLE BAR チョコレートアーモンドブラウニー 12本セット 購入価格:4500円(約375円/本) 内容量(1本あたり):50g タンパク質含有量:10g 糖質:4g 食物繊維:10g 脂質:19g 食塩相当量:0.2g ※パッケージ記載のナトリウム量をもとに編集部で食塩相当量を計算
ベイクドタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 22/30点 |
---|---|
満足感 | 8/10点 |
栄養成分・バランス | 20/30点 |
その他 | 10/10点 |
コスパ | 1/20点 |
総合 | 61/100点 |
7位はRSPニュートリションの「WHOLE BAR」。海外メーカー品に大味なものが多く見られるなか、こちらはチョコレートの風味がよく、しっとりとした食感。プロも「生チョコみたい」と表現するほどのおいしさでした。 肝心のタンパク質含有量は、国内メーカー品なみの10gと気持ち少なめながら、脂質を多めにして、糖質を少なくしているのが特徴です。 タンパク質1gあたりの価格は37円超で、コスパは19製品中最低ですが、ひと味違うプロテインバーを試してみたいという人は、ぜひお試しあれ。
管理栄養士
高杉保美 氏のコメント
タンパク質が10g、脂質19gに対して糖質を少なくしているので、糖質を避けるケトジェニックダイエット向きの商品ですね。
味も食感もほぼお菓子
「inバー ウェファー ナッツ」

森永製菓 inバー プロテイン ウェファーナッツ 14本セット 購入価格:1980円(約141円/本) 内容量(1本あたり):37g タンパク質含有量:10.4g 糖質:14.2g 食物繊維:0.32~1.5g 脂質:10.3g 食塩相当量:0.27g
ウエハースタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 22/30点 |
---|---|
満足感 | 8/10点 |
栄養成分・バランス | 15/30点 |
その他 | 0/10点 |
コスパ | 13/20点 |
総合 | 58/100点 |
8位は森永製菓の「inバー プロテイン ウェファー ナッツ」。タンパク質10gを手軽に摂れるプロテインバーです。 上位の製品と異なりサクサク食感のウエハースタイプを採用しているため食感は軽く、かなりお菓子に近い印象です。 一方で、小麦粉や砂糖、ショートニングの使用割合が高いため、成分に関する評価は低めでした。とはいえコスパは比較的よく、コンビニに必ずといっていいほど置いてあるので、買いやすさではナンバーワンです。
Muscle Deli 執行役員
篠田開斗 氏のコメント
しっかりとした甘さとナッツの風味が絶妙で、味はかなりハイレベルです。
プロテインバーの大定番!
「inバー プロテイン ウェファーバニラ」

森永製菓 inバー プロテイン ウェファーバニラ 14本セット 購入価格:1980円(約141円/本) 内容量(1本あたり):37g タンパク質含有量:10.5g 糖質:14g 食物繊維:0.35~1.3g 脂質:10.5g 食塩相当量:0.3g
ウエハースタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 20/30点 |
---|---|
満足感 | 8/10点 |
栄養成分・バランス | 15/30点 |
その他 | 0/10点 |
コスパ | 13/20点 |
総合 | 56/100点 |
9位は森永製菓の「inバー プロテイン ウェファーバニラ」。篠田氏が「1本満足バー」以前に常用していたというプロテインバーで、8位の商品のフレーバー違い。 クセのないさっぱりシンプルな甘さで、食べやすさは◎。少し前までプロテインバーの定番品だったというのもうなずけます。もし、「ナッツ」が甘いと感じる人は、こちらも試してみるとよいでしょう。 栄養面やコスパに関しては8位とほぼ同じ。小麦粉や砂糖、ショートニングの使用割合が高いため成分評価は低めながら、コスパは上々です。
管理栄養士
高杉保美 氏のコメント
ウエハースタイプで食べやすく、手軽にタンパク質10gを補えるので、プロテインバー初心者にはオススメです。
グルテン、トランス脂肪酸フリー
MAXSPORTの「プロテインバー」

MAXSPORT プロテインバー チョコレート 10本セット 購入価格:3200円(約320円/本) 内容量(1本あたり):60g タンパク質含有量:15g 糖質:14.6g 食物繊維:4.4g 脂質:8.4g 食塩相当量:0.06g
ベイクドタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 18/30点 |
---|---|
満足感 | 6/10点 |
栄養成分・バランス | 21/30点 |
その他 | 8/10点 |
コスパ | 2/20点 |
総合 | 55/100点 |
10位はMAXSPORTの「プロテインバー チョコレート」。この商品の最大のポイントは、グルテンフリーかつトランス脂肪酸フリーであること。タンパク質含有量は15gとまずまずです。 口溶けのよさでは「inバー ベイクドチョコ」よりも上で、食べやすいのが特徴。ただし、海外特有の強い甘みがあるため、好みは分かれるかもしれません。 あとは価格が安ければ言うことなしですが、でしたが、タンパク質1gあたりの価格は20円オーバー。1本あたり単価も300円を超えています。
管理栄養士
高杉保美 氏のコメント
トランス脂肪酸やグルテンがフリーなので、健康意識の高い方に向いています。
脂質制限中の人向き!
「inバー グラノーラ ココア味」

森永製菓 inバー プロテイン グラノーラ ココア味 14本セット 購入価格:2230円(約159円/本) 内容量(1本あたり):31g タンパク質含有量:10.7g 糖質(炭水化物):15.2g 脂質:0.8g 食塩相当量:0.34g
グラノーラタイプ

<テスト結果>
味・食べやすさ | 16/30点 |
---|---|
満足感 | 6/10点 |
栄養成分・バランス | 18/30点 |
その他 | 4/10点 |
コスパ | 11/20点 |
総合 | 55/100点 |
森永製菓の「inバー プロテイン グラノーラ ココア味」も同率10位に。 バラエティ豊富な「inバー」シリーズの中のグラノーラタイプです。タンパク質量は10.7gとまずまずながら、脂質が0.8gと低く抑えられているのが最大の特徴で、脂質に異常がある人や、制限中の人の間食としてピッタリ。 味については、ココアのコクのあとからバナナの風味が追いかけてくる感じで、ひとくちで2つの味を楽しめます。
管理栄養士
高杉保美 氏のコメント
脂質が過剰になると、カロリーも高くなりがち。脂質が低いこの製品は、ダイエット中の人に向いていますね。
高タンパクかつ低糖質
クエストニュートリション

クエストニュートリション プロテインバー チョコレートブラウニー 12本セット 購入価格:3300円(約)275円/本) 内容量(1本あたり):60g タンパク質含有量:20g 糖質:6g 食物繊維:17g 脂質:6g 食塩相当量:0.58g ※パッケージ記載のナトリウム量をもとに編集部で食塩相当量を計算
ベイクドタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 10/30点 |
---|---|
満足感 | 4/10点 |
栄養成分・バランス | 22/30点 |
その他 | 4/10点 |
コスパ | 13/20点 |
総合 | 53/100点 |
13位はクエストニュートリションの「プロテインバー チョコレートブラウニー」。 タンパク質含有量が20gと高く、糖質は6gと非常に少ないプロテインバー。食物繊維も豊富で、糖質制限中の人やダイエットをしている人にうってつけです。 ただ、ちょっと残念なのが味。ねちょねちょしていて食感が悪く、甘さも若干不自然。味よりも成分を重視する人でないと、ちょっとガッカリしてしまう可能性もあります。
Muscle Deli 執行役員
篠田開斗 氏のコメント
うーん…。ちょっと人工甘味料の甘さが苦手な人だと厳しいかも。逆に、それが気にならない人にはオススメできます。
しっとり食感が好きな人向き
「inバー プロテイン グラノーラ」

森永製菓 inバー プロテイン グラノーラ 14本セット 購入価格:2230円(約159円/本) 内容量(1本あたり):30g タンパク質含有量:10.5g 糖質(炭水化物):14.4g 脂質:0.7g 食塩相当量:0.4g
グラノーラタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 14/30点 |
---|---|
満足感 | 4/10点 |
栄養成分・バランス | 18/30点 |
その他 | 4/10点 |
コスパ | 11/20点 |
総合 | 51/100点 |
14位は森永製菓の「inバー プロテイン グラノーラ」。10位にランクインした「inバー プロテイン グラノーラ ココア味」のフレーバー違いで、こちらはオーソドックスなグラノーラタイプです。 タンパク質量は10.5gで、ココア味よりもほぼ同等。脂質は0.7gと低く抑えられています。用途としては、ココア味と同様に脂質に異常がある人や、制限中の人向けです。 味の評価は、好みの問題もありますが、味の深みにやや欠けるとの理由から若干低くなっています。普通のグラノーラに比べるとだいぶ食感がしっとりしています。「普通のおせんべいより“濡れせん”のほうが好き」というような人なら、気に入る可能性大です。
Muscle Deli 執行役員
篠田開斗 氏のコメント
味の深みがもう少しあって、ポロポロ崩れないのが理想ですが、グラノーラ感はちゃんとあります。
国内メーカー最多のタンパク質量!
「SIXPACK プロテインバー」

UHA味覚糖 SIXPACK プロテインバー 10本セット 購入価格:3024円(約302円/本) 内容量(1本あたり):40g タンパク質含有量:20g 糖質:7.3g 食物繊維:1g 脂質:6.9g 食塩相当量:0.2g
ベイクドタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 10/30点 |
---|---|
満足感 | 4/10点 |
栄養成分・バランス | 27/30点 |
その他 | 4/10点 |
コスパ | 3/20点 |
総合 | 48/100点 |
15位はUHA味覚糖の「SIXPACK プロテインバー」。筋肉の専門家が監修したプロテインバーで、腹筋(シックスパック)に見立てた形状が特徴で、割ってちょこちょこと食べることも可能です。 タンパク質は今回比較した国内の製品では最多となる20gを含有。糖質、脂質の量も抑えていて、かなり成分にこだわっていることが伺えます。 やや人工甘味料感が強めな部分はありますが、コスパもさほど悪くないので、「とにかくタンパク質がほしい!」という人はコレもオススメです。
糖質制限中の人にオススメ!
「inバー ベイクドビター」

森永製菓 inバー プロテイン ベイクドビター 14本セット 購入価格:1980円(約141円/本) 内容量(1本あたり):35g タンパク質含有量:10.4g 糖質:5.9g 食物繊維:6.7g 脂質:8.5g 食塩相当量:0.1~0.3g
ベイクドタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 12/30点 |
---|---|
満足感 | 4/10点 |
栄養成分・バランス | 14/30点 |
その他 | 4/10点 |
コスパ | 13/20点 |
総合 | 47/100点 |
森永製菓の「inバー プロテイン ベイクドビター」が16位に。 同じ「inバー」のベイクドタイプでも「ベイクドチョコ」と比べるとちょっぴり淡泊な味わい。甘さがかなり抑えられているので、人によっては継続して食べ続けるのは厳しい可能性もあります。 ただ、糖質を従来品より40%カットしてわずか5.9gに抑えているのは高評価。糖質制限などでダイエット中の人には強くオススメしたい製品です。
目的次第では検討の余地あり
「ボタニカルプロテインバー」

SOY Concept(ソイコンセプト) ボタニカルプロテインバー カカオ 12本セット 購入価格:3240円(270円/本) 内容量(1本あたり):28g タンパク質含有量:10.9g 糖質:7.5g 食物繊維:3.5g 脂質:3.1g 食塩相当量:0.3~0.6g
ベイクドタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 8/30点 |
---|---|
満足感 | 2/10点 |
栄養成分・バランス | 21/30点 |
その他 | 8/10点 |
コスパ | 5/20点 |
総合 | 44/100点 |
17位はSOY Concept(ソイコンセプト)の「ボタニカルプロテインバー カカオ」。 今回のテストでは「味」を重視しているため、ボタニカルプロテインバーは残念ながら順位が下の方になってしまいましたが、用途を限定すればもっと上位に食い込んでもおかしくない製品です。 人工甘味料は不使用で自然の味にこだわっています。反面、甘さがなく大豆感が際立っており、男性だとちょっと苦手な人が多い位かもしれません。 成分としては、一般的なホエイプロテインではなくソイ(大豆)プロテインを使用。筋トレ目的でない場合、タンパク質の吸収スピードを気にする必要はそれほどありません。逆にダイエットなどには、腹持ちのよいこちらを選ぶのも手です。
管理栄養士
高杉保美 氏のコメント
ソイプロテインを使用しているので、吸収がゆっくりで腹持ちも◎。イソフラボンも含まれているので、女性にはいいかも。
糖質がめっちゃ少ない!
MUSASHIの「ローカーボバー」

MUSASHI(ムサシ) ローカーボプロテインバー ダークチョコ ココナッツ 12本セット 購入価格:2980円(約248円/本) 内容量(1本あたり):30g タンパク質含有量:8.3g 糖質(炭水化物):0.7g 脂質:6.2g 食塩相当量:0.1g ※パッケージ記載のナトリウム量をもとに編集部で食塩相当量を計算
ベイクドタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 16/30点 |
---|---|
満足感 | 6/10点 |
栄養成分・バランス | 16/30点 |
その他 | 2/10点 |
コスパ | 3/20点 |
総合 | 43/100点 |
18位はMUSASHI(ムサシ)の「ローカーボプロテインバー」。低糖質にこだわったプロテインバーで、タンパク質含有量は8.3gと他製品に比べて低めですが、糖質が0.7gという驚愕の低さに抑えられています。 食感はしっとりねっとり。甘みも少なめですが、風味のよさでうまくカバーしており、マズいと言うほどではありません。コストは1食248円なので少し高めですが、糖質を抑えることに注力するのなら、買っても損はしません。
クッキーというより乾パンに近い食感
ゴールドジムの「クッキーバー」

ゴールドジム プロテインクッキーバー 2本入り 12袋セット 購入価格:4227円(約352円/袋) 内容量(1本あたり):29g タンパク質含有量:11.1g 糖質(炭水化物):19g 脂質:8.8g 食塩相当量:0.6g
ベイクドタイプ

断面

<テスト結果>
味・食べやすさ | 10/30点 |
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満足感 | 4/10点 |
栄養成分・バランス | 15/30点 |
その他 | 0/10点 |
コスパ | 1/20点 |
総合 | 30/100点 |
ゴールドジムの「プロテインクッキーバー」は残念ながら、今回のテストでは最下位となってしまいました。 「プロテインクッキーバー」と銘打ったこちらの商品。食べてみるとたしかにほかのベイクドタイプとは違う食感……ですが、クッキーというよりは乾パンに近い味わいです。 1袋に2本入っているので、1食2本と考えれば1食でタンパク質を22.2g摂れることになりかなり優秀ですし、ビタミンが摂れるのもありがたいですが、そうなるとコスパがかなり悪くなってしまいます。 お金に余裕があれば、新感覚のプロテインバーとして、一度試してみるのはありかもしれません。
プロテインバーの売れ筋ランキングもチェック!
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おわりに

以上、2020年おすすめのプロテインバーランキングをご紹介しました。ぜひ、こちらのランキングを参考にして、お気に入りの1本を見つけてください!
the360.life(サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。やらせなし、ガチでテストしたおすすめ情報を毎日お届けしています。
高杉保美 氏のコメント