間違いない一台を見つけました! クロスバイクおすすめランキング 11選
ランキング
2020年02月20日(木)
高草真幸
高草真幸/Test by MONOQLO編集部

間違いない一台を見つけました! クロスバイクおすすめランキング 11選

自転車の楽しさを体感できて、適度な運動にも最適なクロスバイクは、今も大人気の車種です。そこで今回は、クロスバイクに詳しい3名の識者にお願いして最強の1台を決めるべく、11台を徹底チェックしました!

▼本記事のテスト、および監修・取材協力はコチラ

テストするモノ批評誌
MONOQLO
辛口レビュー雑誌。生活用品や家具、ガジェットに加え、保険やクレジットカードなどのサービスも比較検証する。
自転車雑誌ライター
田中弾 氏
自転車やトライアスロンの雑誌&ウエブで編集・ライティングを手掛ける。自転車歴20年以上のベテラン。
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏
マウンテンバイクを使ったアウトドア系の冒険体験のイベント企画やWEB サイトの制作などを行う会社の代表取締役。
スポーツバイクファクトリースズキ 北浦和店
鈴木卓史 氏
スポーツ自転車専門店、スポーツバイクファクトリースズキ 北浦和店の店主。さまざまなブランドの完成車やパーツを取り扱っている。
ライター
平岡祐輔 氏
自転車や自動車はもちろん、キャンプなどのアウトドア用品からコーヒーまで、幅広い分野で検証と執筆を行う。

※現在は2020年モデルに切り替わっており、価格、スペックの一部が変更されています。

自転車 万能なクロスバイクの 人気は今も継続中!

取り回しがよく通勤や通学に向き、かつ休日の長距離サイクリングにも使えることで人気の高いクロスバイク。
今回は、識者や自転車メーカーがオススメするクロスバイク11を一堂に集め、実際に乗り比べて比較しました。
乗り心地が良く、シティライドにもロングライドにも対応した1台を見つけ出すなら、自転車そのものの性能も重要ですが、実際に購入する際には
①ブレーキ
②フォーク、フレーム
③タイヤ&ホイール
④グリップ&ハンドル
⑤オプション
以上の5つのポイントに気をつけてチェックしましょう。
[選ぶポイント①]2種類あるブレーキの特徴を覚えておきましょう
まずは「ブレーキ」。現在は2種類のブレーキがありますが、これらの特徴を覚えておくことが重要です。

ひとつめは「ディスクブレーキ」と呼ばれるもので、少ない力で雨の日でも強力な制動力が生まれます。タッチが軽いので、手が疲れにくいのも特徴。今後はこのディスクブレーキを搭載したモデルが増えるのではないかと言われています。

そしてもうひとつは「Vブレーキ」と呼ばれるもの。軽量、低コストで装備でき、メンテナンスも簡単なのが特徴です。しかし、雨の日は制動力が落ちるのが難点です。

田中弾 氏 自転車雑誌ライター
田中弾 氏のコメント

ブレーキの効きが天候に左右されにくいディスクブレーキがより安全です
[選ぶポイント②]材質によって重量だけでなく乗り心地も大きく変わるんです!
次に気をつけたいポイントは「フォーク、フレーム」です。前輪を挟むフォークや、前輪と後輪を繋ぐフレームの材質は3種類あり、最近ではカーボンタイプのフォークが増えています。

「カーボン(炭素繊維)」の特徴は振動の吸収、分散効果が高いこと。しかしやや高価になってしまいます。
「アルミ」の特徴は、軽量で加速しやすいが振動は吸収できないこと。凹凸のある路面では乗りにくくなってしまいます。
「クロモリ」はクロームモリブデンの略で、しなやかなので疲れにくいのが特徴ですが、やや重いのが難点。耐久性は最も高いです。
[選ぶポイント③]自分が求める走りのスタイルに合わせてサイズや太さを選びましょう
3番目のポイントは「タイヤ&ホイール」です。初心者は最初に標準サイズを使い、不満点があればより細めや太めのタイヤに交換するのがベターです。タイヤサイズの太さによっても性能が変わります。

細め(23~28C前後)のタイヤは、スピードが出やすいものの、安定性が乏しいため、初心者には難しくなります。
標準(28~32C前後)の太さは、安定感、乗り心地ともに「そこそこ」いいのが特徴です。
太め(32c~)のタイヤになると、坂の上り下りがしやすく、衝撃も抑えやすくなります。
[選ぶポイント④]手の大きさに合わせたグリップを選べばロングライドでも疲れにくいんです
4番目のポイントは、「グリップ&ハンドル」です。材質や形状がたくさんありますが、幅が広くて太かったり、端が伸びていて手を固定しやすかったりすると、持ちやすく長距離走行でも疲れにくくなります。また、衝撃吸収素材を使用しているものだと、とてもラクに運転できます。

義村貞純 氏 アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏のコメント

ロングライドを見据えて選ぶならグリップにもこだわりましょう
[選ぶポイント⑤]盗難対策や安全性を考慮したオプションをしっかり追加しましょう
そして5番目は「オプション」。運転時の安全や盗難を最優先に考えて、前後ライト/カギ/空気入れ/キックスタンド/ヘルメットなどのオプションは、クロスバイクと一緒に購入しましょう。
なお、整備や点検は欠かさず行う必要があります。

久保田裕司 氏 TREK Bicycle 六本木
久保田裕司 氏のコメント

雨が降った日に走ったら、チェーンに油をさすことを忘れないようにしましょう
購入後は手入れを何もしないと壊れやすくなるので、定期的に店舗で点検することが必要になります。
ここまで紹介した自転車選びのポイントを踏まえ、クロスバイクの性能を調査する今回のテストでは
①市街地での短距離性能
②ロングライド
③坂道での性能
④乗り心地
⑤ブレーキ性能
以上6つをチェックして、ランキング形式で発表しています。
[チェック①]混雑した市外での取り回しの良さは通勤時の快適度につながります
通勤用としての利用を想定し、10~20㎞くらいでの通勤を想定して市街地を走行しました。人やクルマが多い場所でもラクに走行できるかを検証しています。
信号でのストップ&ゴー、段差の乗り越え、人やクルマで混雑している場所での小回りなどが行いやすいと高得点になります。
[チェック②]長く乗っても疲れにくい設計なら自転車でのツーリングが趣味になります
20㎞以上のサイクリングロードでの走行を想定し、直線でのスピードの出しやすさをチェックしました。
長時間漕ぎ続けたときの快適さや疲れにくさを考慮しつつ、直線でのスピードが出やすい車体だと点数が高くなります。
[チェック③]坂道での走行が快適だと自転車は驚くほど楽しくなります
3つめのチェック項目は「坂」です。ギアの軽さや重量が影響するため、足の力が必要な坂道で細かいギアチェンジができるか、ペダルに力がしっかり伝わるかを確認しています。
[チェック④]ラフな路面でも走れるタフな設計が求められます
4つめのチェック項目は「乗り心地」です。段差や砂利道など凹凸が多い場所を走行して、手やお尻に伝わる振動について調べました。道路の凹凸による振動を吸収するフレームやサドルが影響する乗り心地をチェックします。
[チェック⑤]緊急時も通常時もしっかり泊まれる安全性の高さは重要です
5つめのチェック項目は「ブレーキ性能」です。スピードを出していてもしっかり止まれるかどうかを確認しています。ディスクブレーキはやはり高性能でした。どんな天候やスピードでも安全に止まることができるかをチェックしました。
以上の各チェックをそれぞれ10点満点で採点し、平均点を合計しています。これを点数の高さでランキング化しました。
それではいよいよランキングを見ていきましょう。

記事1位BEST 【1位】通勤からフィットネスまで 全方位で使えて乗り心地も快適な1台

3名の識者による厳しいチェックから、堂々の1位に輝いたのは、スペシャライズドの「シラス メン スポーツ」です。
通勤からフィットネスまで使えて、前傾しすぎないので誰でも安心して乗れます。身長の高い大柄な人でもゆったりとしたポジションで乗れる設計なのは◎。
路面のショック吸収性が良く、身体に振動がこないため、乗り心地もやさしい設計です。どこまでも走っていけそう!
「シラス メン スポーツ」は、各スポーツブランドが推す最新クロスバイクの中で、「何をするにも十分な性能を持っている」と3人の識者が口をそろえて絶賛した1台です。
bestbuy
スペシャライズド(Specialized):シラス メン スポーツ:クロスバイク
スペシャライズド(Specialized)
シラス メン スポーツ
実勢価格:7万6000円(税抜き)
SPEC:サイズ■S、M、L、XL カラー■ブラッククローム/クローム、キャストブルー/ロケットレッド/ブラックリフレクティブ、サテンキャストバトルシップ/ハイパー/ブラックリフレクティブ、グロスフローレッド/ブラック/ブラックリフレクティブ
重量:11.23kg(実測)
ホイール/タイヤ:700×32C
ブレーキ:油圧ディスク
変速機:2×9S

この「シラス メン スポーツ」を生み出したメーカーであるスペシャライズドは、1974年にアメリカで創業したブランドです。MTB(マウンテンバイク)レースで一躍脚光を浴び、スポーツバイクメーカーとしての地位を確立しました。

乗りやすさを追求し、自転車界の中で真っ先に人間工学デザインを採り入れたブランドとして注目を集めています。
シラス メン スポーツ:公式サイト
各ポイントのスコアと総合評価は以下になります。
通勤 9点
ロングライド 9点
9.7点
乗り心地 8.7点
ブレーキ機能 9.3点
合計 45.7/50点
識者が注目したポイントを見ていきましょう。まずは「走行性」です。
スピードを維持しながら長距離も走り続けられる高い走行性能は自転車の魅力を最大限に感じられます。

信号待ちなどのストップ&ゴーも難なくこなしますが、より向くのは、ある程度のスピードを維持しながら走り続けること。長めの距離もお手の物なので、万人が楽しめます。

続いて注目したのは「ハンドル」でした。
人間工学で考えられ、とても持ちやすいのが大きな特徴です。手のひらをグリップに置きやすい幅広設計で、振動吸収性に優れています。丸一日走行を楽しんでも、疲れや痛みが出にくいグリップでした。

次に注目したのは「タイヤ」です。
タイヤは700×32C。太めのため軽快性はやや感じにくいものの、そのぶん快適性は良好です。光を反射するラインで、夜間も安全に走行できます。

次に注目したのは「サドル」です。
硬めの座り心地でペダルを踏みやすく、しかもショック吸収性が最高でお尻が痛くなりにくい設計です。スポーツと快適性を両立する、優れた性能を持っていました。

最後に注目したのは「フロントギア」と「リアギア」でした。
フロントギアはチェーンガードがパンツの裾の巻き込みを防ぐので、普段使いでも安心です。フロントにはロードバイク系のパーツが使われています。
また、リアの変速ギアは高価なシマノのSORA。段数は前後合わせてフロント2×リヤ9の18段変速になります。街中で走るのに十分なスペックを持っています。
身長の高い大柄な人でもゆったりとしたポジションで乗れる設計で路面のショック吸収性が良く、なおかつ身体に振動がこないため、乗り心地もやさしい作りになっています。

田中弾 氏 自転車雑誌ライター
田中弾 氏のコメント

この高性能でこの低価格はオドロキです

義村貞純 氏 アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏のコメント

しっとりした乗り心地が楽しめます

鈴木卓史 氏 スポーツバイクファクトリースズキ 北浦和店
鈴木卓史 氏のコメント

ハンドルの幅が狭く速く走りやすくなっています

記事2位BEST 【2位】ロングライド時の快適さは抜群の スポーツユースにおすすめの1台

第2位に輝いたのは、メリダの「グランスピード 200-D」です。「長い距離をスピーディに走りたい」という人に向いており、フレームの素材はロードバイクやMTB(マウンテンバイク)に使われているものと同様の高品質なアルミフレームです。

各部によって素材の厚みを変え、軽くて頑丈というレーシーな乗り味を体験させてくれます。
高いスピード性能をもつフレームに、信頼性の高いシマノの変速機、油圧式ディスブレーキを備えています。タイヤは700×32Cと太く、ある程度の快適性を確保してくれます。

「快適性は1位の『シラス メン スポーツ』に譲りますが、スピードを出して走る爽快感はこちらのほうが高いと感じます」と自転車ライターの田中さんも太鼓判を押しました。
価格は9万4900円と高めですが、フロントフォークはカーボンを採用し、変速機は前後ともにシマノのSORAで、シフト操作もカチッと決まります。各パーツにお金をかけてしっかりと作られている点も好印象。

クルマに例えると、スポーツカー的なキャラクターで、週末のお出かけは自然と距離が伸びそうな1台です。
メリダ(MERIDA):グランスピード 200-D:クロスバイク
メリダ(MERIDA)
グランスピード 200-D
実勢価格:9万4900円(税抜き)
SPEC:サイズ■XS、S、SM カラー■METALIC BLUE(BLACK/BLUE)
重量:10.3kg(50㎝サイズ)
ホイール/タイヤ:700×32C
ブレーキ:油圧ディスク
変速機:2×9S

メーカーの「メリダ」は、「クオリティの高い自転車を作る」を理念に、1972年に台湾で創業。自社のみならず他のメーカーのフレームをOEM生産するなど、業界内で高い技術力を認められています。
メリダ:グランスピード 200-D:公式サイト
各ポイントのスコアと総合評価は以下になります。
通勤 9点
ロングライド 9点
9.7点
乗り心地 8.7点
ブレーキ機能 9.3点
合計 45.7/50点
識者が注目したポイントを見ていきましょう。まずは「スポーク」です。
車輪の中心から放射状に伸びて外周部分を支えるスポークの組み方が2本1セットに配置されています。剛性を高めながらも軽く仕上げられており、見た目もスタイリッシュです。

次に注目したのは「変速機」です。
前後の変速レバー&変速機はすべてシマノの「SORA」です。コストカットせずに走りを追求し、変速がバシッと決まります。

最後に注目したのは「フロントギア」です。
チェーンガードが付かないので、裾が汚れやすいのが難点。乗車時はパンツの裾をまとめる工夫が必要です。

田中弾 氏 自転車雑誌ライター
田中弾 氏のコメント

路面からの振動の伝わり方がゴツゴツした衝撃の強いものではなく、まろやかな印象です。スペシャライズドより身体にやさしく、走りが軽いです

記事3位BEST 【3位】活躍の場を選ばない マルチユース型で万人が楽しめる1台

第3位は、トレックの「FX 3 ディスク」です。

どこでも活躍できる多用途モデルで、リアセンター(ペダルが付いているクランクの中心からリヤホイールの中心までの距離)が長めで、安定感の高い走りを実現しました。
快適でありながらもハンドリングが軽く、ブレーキの制動力も十分と、バランスの取れた一台として高い評価を得ました。

「フレームのヘッドチューブとフロントフォークを一体化したように見せる作りも凝っています。剛性を高めながら美しさも兼ね備えています」と評価するのはスポーツバイクファクトリースズキの鈴木さん。
ポジションは大柄な人が乗っても大丈夫なようで、アメリカンブランドらしい余裕もあります。

また、フレームサイズは4つ用意されていて、多くの人にジャストフィットします。普段は街乗り、週末は長距離できる万能バイクとして長く付き合える相棒といえます。
トレック(TREK):FX 3 ディスク:クロスバイク
トレック(TREK)
FX 3 ディスク
実勢価格:7万8000円(税抜き)
SPEC:サイズ■S、M、L、XL カラー■Matte Trek Black、Volt、Viper Red、Crystal White
重量:12.04 kg(M)
ホイール/タイヤ:700×32C
ブレーキ:油圧ディスク
変速機:3×9S

メーカーの「トレック」は、1976年に創業。アメリカでシェアNO.1を誇るスポーツバイクメーカーで、ロードバイク、MTB(マウンテンバイク)、クロスバイクと幅広いジャンルが揃います。
トレック:FX 3 ディスク:公式サイト
各ポイントのスコアと総合評価は以下になります。
通勤 9点
ロングライド 8.3点
9点
乗り心地 8.7点
ブレーキ機能 9.7点
合計 44.7/50点
識者が注目したポイントを見ていきましょう。まずは「スルーアクスル」です。
スルーアクスルとはホイールとフレームを固定する方式のひとつで、前輪の装着には径の太いシャフトが使われています。太めで剛性が高く、左右によれにくいため、走りがキビキビします。

次に注目したのは「グリップ」です。
グリップには、路面からの振動を効果的に吸収するジェルが入っています。グリップの太さとジェルのおかげでで手があまり痛くなりません。

続いて注目したのは「フロントフォーク」です。
フレームとフォークが一体化しており、下に向かって太くなる形状です。なめらかな曲線の造形が美しいく、一体感があります。

鈴木卓史 氏 スポーツバイクファクトリースズキ 北浦和店
鈴木卓史 氏のコメント

スペシャライズドとともに万能選手ですが、トレックはハンドリングがとても軽い。車体を右へ左へと素早く操ることができます
以上でトップ3が出揃いました。ここまでの3車種は、どれも高い性能で万人におすすめできる完成度の高いクロスバイクたちです。
では続いて4位以下を発表していきましょう。

記事4位 【4位】軽快でキビキビした 乗り心地が魅力のシティライド向け

第4位にランクインしたのは、キャノンデールの「クイックディスク4」です。
スペシャライズド、トレックと並んでアメリカの3大メーカーに数えられる一つで、とくに街乗りで高評価でした。

2019年モデルはフロントフォークをアルミからカーボンに変更されており、ハンドル回りの操作性が向上したうえ、身体への振動も減るなど進化を遂げています。
キャノンデール(Cannondale):クイックディスク4:クロスバイク
キャノンデール(Cannondale)
クイックディスク4
実勢価格:7万5000円(税抜き)
SPEC:サイズ■S、M、L、XL カラー■RED、GREEN、CASHMERE、GRAPHITE
重量:11.77kg(Mサイズ実測)
ホイール/タイヤ:700×30C
ブレーキ:油圧ディスク
変速機:3×9S

各ポイントのスコアと総合評価は以下になります。
通勤 9.3点
ロングライド 8点
8.3点
乗り心地 9.3点
ブレーキ機能 8.7点
合計 43.6/50点
識者が注目したポイントを見ていきましょう。まずは「ハンドル」です。
ハンドルの握り部分が少し上がっており、アップライトに乗れます。ゆるいハの字のハンドルなので、持っていてラクなのも◎

続いて注目したのは「フレーム」です。
フレームのしなりを生かして振動を逃がす独自技術を採用しています。板バネのような感覚で乗り心地が良いのが特徴です。

田中弾 氏 自転車雑誌ライター
田中弾 氏のコメント

軽快でキビキビしています

義村貞純 氏 アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏のコメント

ワイヤー内蔵式のフレームやフレームのヘッドチューブの造形が凝っていて所有感があります。リア回りには泥除け用フェンダーが装着できるダボ穴を備えており、拡張性も良好です

鈴木卓史 氏 スポーツバイクファクトリースズキ 北浦和店
鈴木卓史 氏のコメント

フレームが適度にしなってよく衝撃を吸収します

記事5位 【5位】スピードに乗って 風をきる楽しみを得られる

第5位にランクインしたのは、ジャイアントの「エスケープ RX ディスク」です。
クロスバイクの域を超えて、ロードバイクのような乗り味が楽しめる意欲作で、加速の鋭さや速度を求める人に向いています。

同社のアルミ素材の中でもグレードの高いアラックスSLを使い、剛性と軽さを両立しました。弓なり形状のスタイリングもカッコいい1台です。
ジャイアント(GIANT):エスケープ RX ディスク:クロスバイク
ジャイアント(GIANT)
エスケープ RX ディスク
実勢価格:7万8000円(税抜き)
SPEC:サイズ■XS、S、M カラー■マットブラック、シルバー
重量:11.2kg
ホイール/タイヤ:700×28C
ブレーキ:油圧ディスク
変速機:3×9S

各ポイントのスコアと総合評価は以下になります。
通勤 8.3点
ロングライド 9点
8.7点
乗り心地 6.7点
ブレーキ機能 9.3点
合計 42/50点
識者が注目したポイントを見ていきましょう。まずは「フレーム」です。
剛性がかなり高いため、スピードを出しても走りにブレがなく、非常に安定しています。スピード重視の1台です。

続いて注目したのは「スルーアクスル」です。
前後輪の留め具は、レンチで固定するスキュアーナット仕様。取り外すには六角レンチが必要になるため、盗まれにくいのもメリットです。

田中弾 氏 自転車雑誌ライター
田中弾 氏のコメント

快適性が高い「エスケープR3」と異なり、レースバイク並みの高い機動力を誇ります。速いので交通量の多い幹線道路なども流れに乗りやすいですね。タイヤも28Cと細めになっています

義村貞純 氏 アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏のコメント

ハイスピード走行が楽しい1台です。装着パーツもシマノ製で性能が良いのも特徴です

記事6位 【6位】未舗装路もラクラク走破できる ダート系クロスバイク

第6位にランクインしたのは、アラヤの「マディフォックス・CX」です。
クロスバイクの中でも未舗装路の走りも楽しめるダート系で、自転車に「冒険心を」を求める人におすすめです。

悪路に強くタフなクロモリのフレームを採用。フロントフォーク先端が前方に伸びていて、直進時の安定性も抜群です。積載物を乗せる取り付け穴も多く、これで旅に出たくなります。
アラヤ(ARAYA):マディフォックス・CX:クロスバイク
アラヤ(ARAYA)
マディフォックス・CX
実勢価格:8万5000円(税抜き)
SPEC:サイズ■460/500/540㎜ カラー■Burn Black
重量:13.2kg
ホイール/タイヤ:700×35C
ブレーキ:ディスク
変速機:2×8S

各ポイントのスコアと総合評価は以下になります。
通勤 7.7点
ロングライド 7.3点
7.7点
乗り心地 7.7点
ブレーキ機能 7.7点
合計 38.1/50点
識者が注目したポイントを見ていきましょう。まずは「タイヤ」です。
ホイールはワイドリム仕様なので、35C以上の太いタイヤも履けます。乗り心地がよく、悪路でも安定して走行できます。

続いて注目したのは「ダボ穴」です。
フレームとフォークにダボ穴が多く、多彩なパーツやオプションが装着できます。カスタマイズの楽しさも膨らみます。

記事7位 【7位】コストパフォーマンスが高く 普段使いにもピッタリな1台

第7位にランクインしたのは、ブリヂストンの「シルヴァ F24」です。
普段使いに十分な性能で、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。鍵、ライト、スタンドなどが標準装備されるので、あとから買い足すアイテムが少なくて済むのも◎。
ブリヂストン(BRIDGESTONE):シルヴァ F24:クロスバイク
ブリヂストン(BRIDGESTONE)
シルヴァ F24
実勢価格:5万2800円(税抜き)
SPEC:サイズ■390/440/490/540㎜ カラー■E.Xアーバングレー、E.Xミストグリーン、E.Xアーバンコーラル、マット&グロスブラック、E.Xコバルトグリーン
重量:11.7kg
ホイール/タイヤ:700×32C
ブレーキ:V
変速機:3×8S

各ポイントのスコアと総合評価は以下になります。
通勤 8.3点
ロングライド 7点
7.7点
乗り心地 7.7点
ブレーキ機能 7点
合計 37.7/50点
識者が注目したポイントを見ていきましょう。まずは「装備品」です。
ベルやライトなど、実勢5700円程度の装備品が付くお買い得車です。今回テストしたクロスバイク11車種の中では最安値となり、ママチャリからの乗り替えにも最適です。

続いて注目したのは「フレーム」です。
カラーがシックで高級感があります。細身に見えてスッキリしているのも高ポイント。小さく入ったロゴもお洒落です。

鈴木卓史 氏 スポーツバイクファクトリースズキ 北浦和店
鈴木卓史 氏のコメント

走る、曲がる、止まる」をちゃんとこなしてくれる優等生で、同価格帯のモデルと比べるなら、さらに点数は伸びると思います

記事8位 【8位】オールド自転車ファンも納得の クロモリらしい乗り心地

第8位にランクインしたのは、ラレーの「RFC ラドフォード・クラシック」です。
ペダルを踏んだときに溜めがあり、そのあと前にスッと伸びるようなクロモリ独特の乗り味が心地いい1台です。ハンドリングも軽快で、クラシカルな見た目とスポーティさを併せ持っています。

自転車の古き良き世界観を再現したクラシカルなパーツを組み合わせたツーリングモデルで、旅情感ある走りに浸れます。
ラレー(Raleigh):RFC ラドフォード・クラシック:クロスバイク
ラレー(Raleigh)
RFC ラドフォード・クラシック
実勢価格:8万5000円(税抜き)
SPEC:サイズ■440/480/520/550㎜ カラー■アガトブルー、パールホワイト、キャニオンレッド、クラブグリーン
重量:11.7kg
ホイール/タイヤ:700×32C
ブレーキ:キャリパー
変速機:3×8S

各ポイントのスコアと総合評価は以下になります。
通勤 8.3点
ロングライド 7点
7.7点
乗り心地 7.7点
ブレーキ機能 7点
合計 37.7/50点
識者が注目したポイントを見ていきましょう。まずは「フォーク」です。
クラシック感を強調する細身のフレームはオールメッキが施されており、雰囲気満点です。ついつい磨きたくなっちゃいます。

続いて注目したのは「サドル」です。
この機種のために作られた、クラシックスポーツ風のサドル。合皮で手触りがよく、見た目もオシャレです。なお、グリップも合皮製です。

記事9位 【9位】細めのタイヤと深い姿勢で 本格ロードの乗り心地を味わえる

第9位にランクインしたのは、ジオスの「カンターレ クラリス」です。
深めの前傾姿勢に、リムブレーキ、細めのタイヤを備えたフラットバーのロードマシンです。精悍で美しい「ジオスブルー」も魅力。スピード派の人に向いており、サイクリングロードでの走行や将来のロードバイクの練習用にも最適です。
ジオス(GIOS):カンターレ クラリス:クロスバイク
ジオス(GIOS)
カンターレ クラリス
実勢価格:7万2000円(税抜き)
SPEC:サイズ■460/500/530㎜ カラー■GIOS BLUE/BLACK
重量:9.7kg
ホイール/タイヤ:700×25C
ブレーキ:キャリパー
変速機:2×8S

各ポイントのスコアと総合評価は以下になります。
通勤 7点
ロングライド 7.7点
8点
乗り心地 5.7点
ブレーキ機能 6.3点
合計 34.7/50点
識者が注目したポイントは「タイヤ」です。
細みのリムと25Cタイヤで、軽快性が高めです。そのかわり、太いタイヤは付きません。最初はフラつきやすいですが、慣れてくると速く走れるため、クセになります

記事10位 【10位】僅かな段差も太めのタイヤで スイスイ乗れるシティライドタイプ

第10位にランクインしたのは、ルイガノの「マルチウェイ 27.5」です。
内装式変速やパンクしにくい太めのタイヤ、常時点灯式LEDなど、街乗りの扱いやすさを追求しています。ポタリング(散歩)用にピッタリ。段差や石畳でも衝撃が少なく、街中をゆったり走れます。
ルイガノ(LOUIS GARNEAU):マルチウェイ 27.5:クロスバイク
ルイガノ(LOUIS GARNEAU)
マルチウェイ 27.5
実勢価格:7万2000円(税抜き)
SPEC:サイズ■400/450㎜ カラー■LG WHITE、LG BLACK、MATT DARK ORANGE
重量:14.7kg(450㎜)
ホイール/タイヤ:650×50B
ブレーキ:ローラー
変速機:1×7S

各ポイントのスコアと総合評価は以下になります。
通勤 7.3点
ロングライド 5点
6.7点
乗り心地 9.3点
ブレーキ機能 5.7点
合計 34/50点
識者が注目したポイントは「フレーム」です。
トップチューブの傾斜が強く、乗り降りしやすいデザインです。フレームが低くまたぎやすいため、男性だけでなくスカートを履く女性にも乗りやすい作りになっています。

記事11位 【11位】懐かしさを感じさせる 独特なスタイリングが街に映える

第11位は、マジィの「スペシャーレ オット」でした。
昔のピストをオマージュした独特なスタイリングと、爽やかなスティールカラーが魅力です。フロントギアはシングル、リアギアは8段で、それが逆に街中では潔く新鮮。どこに停めても絵になる1台です。
マジィ(MASI):スペシャーレ オット:クロスバイク
マジィ(MASI)
スペシャーレ オット
実勢価格:6万9000円(税抜き)
SPEC:サイズ■49、51、53、56 カラー■Steel
重量:11.9kg(実測)
ホイール/タイヤ:700×30C
ブレーキ:キャリパー
変速機:1×8S

各ポイントのスコアと総合評価は以下になります。
通勤 6.7点
ロングライド 5.7点
7.4点
乗り心地 6点
ブレーキ機能 6.7点
合計 32.5/50点
識者が注目したポイントは「デザイン」です。
ヘッドバッジやメッキのヘッドパーツ、ワイヤー留めバンドなどがビンテージ感を演出。フレームも細身でスタイリッシュです。

ここまで、予算10万円以下で買える人気メーカーのクロスバイクを走行距離、場所、乗り心地、ブレーキ性能など多角的に評価ました。
気になる採点結果は以下のとおりです。
ランキング1位に輝いたのはスペシャライズド「シラス メン スポーツ」でした。
短距離でも長距離でも乗り心地が良く、現在のクロスバイクの中心となる存在とのこと。
ショックの吸収性が11台の中で最もよく、人間工学を考えたグリップやサドルの性能も高く乗り心地は満点。スピード巡航するのはお手のもので、ペダルも回しやすい、通勤にもロングライドにも使える優等生といえます。
上位は油圧ディスクブレーキタイプが占めることになりましたが、それ以外でも、もちろんオススメモデルは数多くあります。特に6位のアラヤ「マディフォックス・CX」は、自分のペースで走れて、旅や遊びに使いたいと識者のお気に入りの1台になりました。
また、ブリヂストン「シルヴァ F24」は、装備の豊富さと価格の安さに皆驚きを隠せず、シティサイクルから乗り換えても違和感がない乗り味を評価していました。
いかがでしたか。単なる移動手段にとどまらず、そこに快適さや楽しさを見出したいなら、クロスバイクは最適な自転車と言えます。ママチャリからのステップアップやアクティビティの発見に、このクロスバイクを試してみてはいかがでしょう?

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