カメラ 令和最強のベスト家電66部門決定!!「どこがスゴかったか」解説します

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“ネットを疑う家電購入ガイド”として日夜家電をレビューし続ける『家電批評』誌上でも、思いがけない良品の発見や、今一歩な製品の発掘など、さまざまな出会いがありました。

そこで今回、2019年に家電批評誌が扱った製品の中から「絶対に素晴らしい!」と断言できるベスト家電ばかりを集めた「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を選定いたしました。

▼【家電批評 オブ・ザ・イヤー】入り口はコチラ!

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まさに“令和最強”の名がふさわしい、全66部門のベストバイたち。

ここでは、ベストに選ばれた一製品をピックアップし、どこが素晴らしかったのかを解説します。

▼ベスト家電を厳選したテスト誌はコチラ!

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晋遊舎
『家電批評 2020年1月号』
700円

それでは早速ご覧ください!

<外部サイトでご覧の方へ>
the360.lifeの本サイトでは、アマゾンへのリンク付き記事を公開中です。ページ下の「オリジナルサイトで読む」よりどうぞ。

カメラ ニュースレベルで売れた!「連れて行きたい」カメラNo.1

今年のカメラ オブ・ザ・イヤーにはリコーのGR Ⅲを選定しました。

3月に発売されたコンパクトカメラで、発売後は量販店でも品薄になり、専門店では年間販売ランキングの3位に入るヒット作。その実力と人気の理由を紐解きます!

ニュースレベルで売れた!「連れて行きたい」カメラNo.1 イメージ

リコー
GR Ⅲ
実勢価格:10万4450円


サイズ:約W109.4×H61.9×D33.2mm
重量:257g
イメージセンサー:2424万画素 APS-Cサイズ
手ブレ補正:撮像素子シフト方式(3軸補正)
モニター:3.0型TFTカラーLCD・約103.7万ドット

カメラ ポケットにらくらく収納場所を選ばない世界一の小ささ

ポケットにらくらく収納場所を選ばない世界一の小ささ イメージ

まず、見てのとおり大変コンパクト。厚みこそありますが横幅や縦幅はスマホよりも小さく、APS-Cセンサーを搭載したカメラでは世界最小サイズです。

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※iPhone XS Maxと比較

電源を切るとレンズが格納されるので出っ張りも最小限!コートのポケットにらくらく収まるのでいつでもどこへでも持っていけます。飲食店や美術館などミラーレスや一眼レフを取り出すのが憚られるシーンでもGRならノープロブレムです。

カメラ 絶妙なグリップ設計で安定感◎操作のしやすさも言うことナシ

ポケットから取り出して電源を入れ、レンズが飛び出して撮影スタンバイになるまで約0・8秒。モニターを見ながらいい感じの構図を探します。

このGR Ⅲ、小型なのに絶妙なグリップ設計で実に持ちやすいんです。おかげで腕を思い切り伸ばしても安定してカメラを保持できます

しかも、単に持ちやすいだけではありません。親指が掛かる位置にはADJ.レバーという独特の操作パーツがあり、このレバーを親指で左右に動かすと写真が明るくなったり暗くなったりします(露出補正)。

絶妙なグリップ設計で安定感◎操作のしやすさも言うことナシ イメージ

露出補正は思い通りの写真を撮るには欠かせない作業です。それがカメラを持つ右手をほとんど動かさずにできる。実によく練られています(これができないカメラは意外と多い)。

そして、構図や明るさが決まったらピントを合わせたい位置を左手でタッチ。タッチパネルの感度はスマホ並に良好です。

このように、GRⅢはスマホ的な操作とカメラ伝統の機械的な操作の使い分けがうまい!だから撮影が快適なんですね。

カメラ 「画質は一眼レフ」と言って過言ではないんです

シャッターを押すと一眼レフと同じAPSーCサイズの大型センサーと高性能なレンズが目の前の光景を高画質でキャプチャーしてくれます。

「画質は一眼レフ」と言って過言ではないんです イメージ

※「絞りF4.5/シャッター速度0.5秒/ISO640/マニュアルホワイトバランス」で撮影

モニターをタッチして撮影画像を拡大してみるとシャープな画像に驚かされるはず。その高画質の秘訣はセンサーにあります。

「ファーウェイ P30 Pro」や「Xperia 1」はスマホでは最大サイズのセンサーを使っていますが、GR Ⅲは一眼レフやミラーレスと同じ大きなAPS-Cセンサーなんです(フルサイズはさらに大きい)。拡大すると粗が目立つスマホとは一線を画す描写です。ただし、GR Ⅲはズームできません。

細部までシャープに写ります

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拡大してみると窓の細かい装飾までシャープに捉えられています。画質に不満を感じることはまずありません。

色の調整も自在にできます

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RAW形式で撮影しておけば、撮影後にカメラ内で色合いを細かくコントロールできます。上の写真もカメラ内で編集したものです。

手ブレ補正搭載を実現

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コンパクトなボディにGRではじめて手ブレ補正機構を搭載しました。先程の写真はシャッター速度0.5秒ですがブレずに撮影できました。

カメラ スマホと同じフィールドで勝負する2019年でもっともガッツがあるカメラ

スマホと同じフィールドで勝負する2019年でもっともガッツがあるカメラ イメージ

実はGR Ⅲで写せる範囲はスマホのメインカメラとだいたい同じ。スマホのカメラが一眼レフ画質になったとイメージしてもらえればOKです。

みんなスマホで日常を撮りますよね?つまり、ズームができなくても日常を写すにはそんなに困らないんです。

スマホが真似できない超望遠や連写ではなく、日常の撮影というスマホと同じフィールドで勝負する。ある意味、2019年いちばんガッツのあるカメラがGR Ⅲなのです。


以上、「家電批評オブ・ザ・イヤー」に選ばれたリコー GR Ⅲの紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、サンロクマルをチェックしてくださいね。