【格安SIM】失敗しない選び方 QTモバイル 編|初年度990円!期間を限定した使い方に適したSIM
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松田 健人
松田 健人/Test by the360.life編集部
公開日: 2020年01月07日

【格安SIM】失敗しない選び方 QTモバイル 編|初年度990円!期間を限定した使い方に適したSIM

九州以外ではあまり馴染みがないQTモバイルですが、実は初年度の通話プランは業界で「最も安い」んです! とにかくスマホ代を抑えたいなら、QTモバイルを候補に入れてみましょう!

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松田健人
電波調査など大規模な検証を軸にスマホ・格安SIMの執筆を中心に担当。シェーバーや電動歯ブラシなどの生活家電や趣味を活かし観劇関連記事も手がけている。
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スマートフォン 音声通話プランが業界最安 6GB使えて初年度990円!

九州以外の人には、なじみの薄いQTモバイル。それもそのはず、提供するQTnetは九州電力グループの通信事業者で、基本的には九州に密着した宣伝・販売を行っています。そのため、存在自体知らない人も多いかもしれません。

でも「九州在住じゃないから関係ないや」とページバックする前にちょっと待った! 実はこのQTモバイル、6GBの通話プランが初年度990円(ドコモ回線&au回線)と、なんと1000円以下。これは業界最安なんです。

とにかく安さを求めているなら一考の価値あり!

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では、さっそくQTモバイルの特徴を詳しく見ていきましょう。

スマートフォン 3回線すべてテストした結果 au回線(Aタイプ)がベスト

QTnet(キューティーネット)
QTモバイル
本体SIM実勢価格:990円
(13ヵ月目以降1550円/3GB/データ+通話コース)Aタイプ
QTモバイルは3キャリアすべてに対応している数少ない格安SIM。番号も端末もそのままで乗り換えができます。『家電批評』の検証ではその3回線を別々にチェックしました。

その結果、特に通信速度に差が出ました。3回線のなかで一番通信状況が良好で、点数が高くなったのがau回線(Aタイプ)。23ブランドで比べても10位にランクインです。
▼au回線(Aタイプ)の採点結果
順位 10/23
速度 38/55
データ 9/27
サービス 23/35
販売 4/23
通話 8/15
合計 82/155
au回線は唯一、1日のうちで4Mbpsを下回ることはありませんでした。

続くドコモ回線(Dタイプ)はお昼から夕方にかけ通信速度が遅くなってしまいました。
▼ドコモ回線(Dタイプ)の採点結果
順位 20/23
速度 25/55
データ 9/27
サービス 22/35
販売 1/23
通話 8/15
合計 65/155
最後のソフトバンク回線(Sタイプ)はさらに遅く、全体の22位という結果に。
▼ソフトバンク回線(Sタイプ)の採点結果
順位 22/23
速度 11/55
データ 7/27
サービス 22/35
販売 1/23
通話 8/15
合計 49/155
プランによって速度だけではなく、価格やサービスが微妙に異なります。それぞれチェックした結果、ドコモの端末をそのまま使いたい、といった場合でないなら、au回線を選ぶのがよいでしょう。

【特徴① データ】 キャンペーンでさらに値引き! 今なら6GBで990円と超安い!!

QTモバイルの最大の特徴は、なんといっても通話プランの安さ。au回線とドコモ回線なら、12カ月目まで3GBが月額990円なんです!(13カ月目以降は1550円)

ソフトバンク回線だと少し値上がりして月額1240円(13カ月目以降は1800円)。それでも安い部類ですが、1000円を切ってしまう他2回線の衝撃には敵いません。
しかも、今なら6GBプランがキャンペーン中で、12カ月目までなんと3GBと同じ月額に。6GBで990円はもちろん激安で最安です!

基本料金は安くはありませんが、キャンペーン込みで1年間通して、利用料金を計算すると他のサービスと比べて5000円程度は安く運用できます。短期間だけ利用したい場合はかなりお得な選択肢だと言えます。
通話プランの多さもQTモバイルの特徴のひとつではありますが、これなら6GBプラン一択になりそう。ただし、2年目からは高くなるので注意が必要です。

●データチャージ
・au回線の場合
100MB/150円
1回1GBまで。
1ヵ月に15GBまで購入可能
有効期限は翌月末

・ドコモ回線の場合
100MB/200円
何度でも購入可能
有効期限は3カ月後の末日

・ソフトバンク回線の場合
100MB/200円、500MB/900円、1GB/1600円
何度でも購入可能
有効期限は3カ月後の末日

●データ繰り越し
対応(翌月まで)

【特徴② 通話】 ワイモバ以外では珍しい 「無制限かけ放題」を提供

よく通話する人にうれしいのが「無制限かけ放題」。キャリアだと普通ですが、格安SIMでオプションとしてつけられるのはQTモバイルの他には、ワイモバイルやエックスモバイルなどに限られます。
2500円と値が張りますが、このオプションをつければ気兼ねなく通話できるようになります。また、10分までかけ放題のオプション(月額850円)もあり、自分に合わせて選択できます。

【特徴③ 通信速度】 昼~夜にかけての通信が弱いが 唯一au回線だけが常時4Mbps超え

検証では各回線ごとの通信速度を24時間計測しました。その結果が下のグラフです。
au回線は常時4Mbpsを超えましたが、ドコモ回線とソフトバンク回線は昼から夜にかけて4Mbpsを下回ってしまうことに。4Mbps以下の通信速度だと、動画視聴やオンラインゲームなどで少しストレスを感じてしまうレベルです。

これが、3回線のなかで選ぶならau回線がベストである主な理由。1日中、速度が安定するau回線が正解でした。

au回線の詳細な速度表はこちらです。

▼au回線の通信速度
時間帯 0時台 1時台 2時台 3時台 4時台 5時台 6時台 7時台 8時台 9時台 10時台 11時台 12時台 13時台 14時台 15時台 16時台 17時台 18時台 19時台 20時台 21時台 22時台 23時台
通信速度 12.95Mbps 16.65Mbps 17.425Mbps 27.675Mbps 43.85Mbps 32.55Mbps 18.925Mbps 11.55Mbps 19.325Mbps 18.3Mbps 13.3Mbps 12.75Mbps 5.55Mbps 9.525Mbps 10.5Mbps 11.725Mbps 4.275Mbps 9.975Mbps 14.35Mbps 12.925Mbps 18.65Mbps 22Mbps 18.15Mbps 8.4Mbps
次はドコモ回線の速度表です。11時台から18時台まで通信速度が落ちてしまいました。
▼ドコモ回線の通信速度
時間帯 0時台 1時台 2時台 3時台 4時台 5時台 6時台 7時台 8時台 9時台 10時台 11時台 12時台 13時台 14時台 15時台 16時台 17時台 18時台 19時台 20時台 21時台 22時台 23時台
通信速度 12.425Mbps 20.325Mbps 16.1Mbps 14.775Mbps 34.575Mbps 33.225Mbps 27.625Mbps 24.3Mbps 16.1Mbps 25.8Mbps 5.275Mbps 2.95Mbps 1.6Mbps 1.7Mbps 2Mbps 1.575Mbps 1.575Mbps 1.575Mbps 2.25Mbps 5.125Mbps 6Mbps 13.318Mbps 19.325Mbps 14.7Mbps
最後にソフトバンク回線の速度表です。落ち込んだ通信速度は21時台になっても回復しませんでした。
▼ソフトバンク回線の通信速度
時間帯 0時台 1時台 2時台 3時台 4時台 5時台 6時台 7時台 8時台 9時台 10時台 11時台 12時台 13時台 14時台 15時台 16時台 17時台 18時台 19時台 20時台 21時台 22時台 23時台
通信速度 12.905Mbps 18.4Mbps 17.042Mbps 16.21Mbps 19.152Mbps 27.232Mbps 12.458Mbps 10.665Mbps 3.835Mbps 8.435Mbps 1.91Mbps 0.98Mbps 0.655Mbps 0.57Mbps 1.52Mbps 0.968Mbps 0.75Mbps 0.542Mbps 0.558Mbps 1.35Mbps 3.665Mbps 1.465Mbps 7.07Mbps 6.208Mbps
また、QTモバイルには通信速度の制御、いわゆる「3日間制限」があり、条件はタイプによって異なります。

●au回線(Aタイプ)
直近3日に通信量が6GBを超えた場合、通信速度が制限される場合があります。

●ドコモ回線(Dタイプ)
高速通信をOFF(最大200kbpsでの通信時)にしている状態で、直近3日に366MB(300万パケット相当)のデータ通信量を超えた場合、通信速度が制限される場合があります。

●ソフトバンク回線(Sタイプ)
連続する3日間にプラン毎に規定された通信量を超えた場合、通信速度が制限される場合があります。

ソフトバンク回線には明確な基準が示されていません。またバースト機能はなく、低速時は200kbpsとなっています。

【特徴④ サービス】 端末補償と有人チャットの サポートがありがたい!

QTモバイルでは、持ち込んだ端末でも一律500円で補償してくれる「端末補償サービス(ワイド)」があります。1契約で最大5台まで登録できるのが魅力な点です。

月500円でスマホやタブレットを最大5台まで補償してくれるのは、非常に珍しいサービスです。ただし海外スマホは非対応だったり、細かい注意点もあるので詳しくは公式HPをチェックしましょう。
有人チャットによるサポートは年中無休。営業時間こそ短くなるものの、正月でも対応してくれるので、困ったときはすぐに聞くことができます。
その他のオプションサービスは回線によって微妙に差があります。詳しくはHPをチェックしてみてください。

●au回線
・転送電話:無料
・割り込み通話サービス:無料
・番号通知リクエスト:無料
・ボイスメール:無料
・国際ローミング:auの料金に従う
・国際電話:auの料金に従う
・留守番電話:300円/月
・スマート留守電:290円/月
・三者通話:200円/月
・迷惑電話撃退サービス:100円/月

●ドコモ回線
・転送電話:無料
・迷惑電話ストップサービス:無料
・国際ローミング:NTTドコモの料金に従う
・国際電話:NTTドコモの料金に従う
・留守番電話:300円/月
・スマート留守電:290円/月
・割り込み電話着信:200円/月

●ソフトバンク回線
・転送電話:無料
・割込通話:200円/月
・国際電話:ソフトバンクの料金に従う
・国際SMS:100円/通(受信料は無料)
・留守番電話:無料
・留守番電話プラス:300円/月
・スマート留守電:290円/月
・ナンバーブロック:100円/月

●3回線共通
・スマホ安心サポート:300円/月
・安心フィルタリング:350円/月

【特徴⑤ 販売】 九州在住ならネットとセットで 契約してさらにお得に使える!

九州電力グループであるだけに、QTモバイルの店舗は残念ながら九州にしかありません。店舗ならば即日購入も可能ですが、基本は通販で購入し、電話とチャットでやりとりをすることになります。

また、QTモバイルの提供元QTnetが運営する「BBIQ光インターネット」とセットにすることでお得になるキャンペーンを実施していますが、BBIQの提供エリアも九州限定。

九州以外でもメリットはありますが、地域密着型SIMに近く、九州在住の人ほどメリットの多い格安SIMなんです。
BBIQを契約しているならば、Pontaポイントが毎月貯まるサービスもあります。
●可能な支払い方法
・クレジットカード:可能
・デビットカード:不可
・口座振替:不可(BBIQ契約者のみ可能)

●初期費用
・契約事務手数料:3000円
・SIMカード発行手数料:
230円(au回線)/341円(ドコモ回線)/337円(ソフトバンク回線)

QTモバイルを解約するには…?

解約するにはQTモバイルの問い合わせ窓口へ電話をする必要があります。ネットでは手続きできません。

また、au回線はSIM返却が不要ですが、ドコモ回線とソフトバンク回線は返却が必須と、細かい差があります。詳しくはHPをチェックしましょう。
違約金もそれぞれ異なるので要注意。au回線は利用開始月を含む13カ月以内では9500円ですが、14カ月以降は違約金がゼロに。MNP転出をしない場合はそもそも違約金はかかりません。
ソフトバンク回線もほぼ同じですが、MNP転出をしない解約の場合、「最低利用期間が利用開始月の末日まで」という規定があります。

ドコモ回線はがらりと変わって、月ごとに違約金が値下がりしていきます。
●MNP転出手数料
・au回線/ソフトバンク回線:2000円(2020年1月1日以降は3000円)
・ドコモ回線:3000円

【こんな人にオススメ】 短期間でも構わないから スマホ代を安くしたい人向け

松田健人 the360.life編集部
松田健人のコメント

QTモバイルを選ぶ利点は、やっぱり初年度の安さ。6GBで990円はかなり魅力的です。1年間だけ使うと考えると、他のサービスに比べて5000円程度お得に利用できます。

MNP転出をしないならいつ解約してもOKなので、例えば「仕事で半年間、新しい番号のスマホが欲しい」といった場合に料金をカンタンに抑えられます。1年で乗り換えするのを前提に、子どもに買い与える初スマホとして使うのもあり。使い所は限定されるかもしれませんが、とにかく安いので知っていて損のない格安SIMです。

九州在住の人は利点が多く、ネットのBBIQも安いので、セットで考えてみましょう!

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