インスタで大人気のニトスキと
他メーカー品、徹底比較しました!
2015年10月28日(水)
長 恵理子
長 恵理子/Test by LDK編集部
インスタで大人気のニトスキと
他メーカー品、徹底比較しました!
最近、インスタグラムでよく見かける「ニトスキ」タグ。おいしそうなお料理がいっぱいだけど、そもそもニトスキって何? 本当に使いやすくて、ちゃんとお料理ができるの? 実際に買って、試してみました!
商品写真をクリックすると購入ページに移動します。
  • 大人気!! 話題沸騰!
    そもそも「ニトスキ」ってなに?
①ミニサイズのスキレット鍋です。
スキレットとは、鋳鉄で作られたフライパン。ロッジから火がついてミニサイズが人気に。熱伝導性と保温性が高いという特徴があります。

②ニトリでたった514円で売ってます。
ニトリで売っているミニサイズのスキレットが通称〝ニトスキ〟。お値段は税込でなんと514円! 器代わりにも使えるちょうどいい大きさ。
(価格は、執筆時点に編集部にて実際に購入したもの。現在はネットショップにて498円となっています。以下同。)

③インスタグラムに写真をアップするのが流行ってます。
インスタグラムでニトスキタグを検索すると、素敵な写真がいっぱい! 黒いので食材が栄え、おいしそうに見えるのが人気の秘密みたいです。
ミニサイズのスキレットは、ニトスキ以外にも、元祖のロッジや陶器で出来たスキレット“風”のキッチンキッチンが人気です。今回は、これらにフライパンを加えた4製品を並列テスト。ニトスキのホントの実力を徹底的に調べちゃいます。
 ミニスキレットブームの立役者!
 「514円でミニスキレットが買える!」と口コミで人気が広がったニトスキ。ロッジよりも一回り小さく、重ねるとすっぽり収まります。取っ手が細長く握りやすいです。
(画像をクリックすると購入ページへ移動します)

ニトリ
スキレット鍋 15cm
実勢価格:498円
材質:鋳鉄

元祖ミニスキレットはかっこいい
もともとアウトドア用品だったロッジのスキレットが、日常使いも可能な6-2/1inchサイズに。同じく2376円のフタ(スキレットカバー)をそろえるとインテリアとしても◎
ロッジ
スキレット6 1/2インチ
実勢価格:1832円
材質:鋳鉄
陶器製のスキレット"風"、こちらも見かけたら即ゲット!
こちらもキッチンキッチンで大人気。入荷したら即完売です。陶器だけど、オーブンや魚焼きグリルにも入れられます。ココットのように使えてかわいいのが人気の秘密。
キッチンキッチン:直火グリル片手プレート皿 M:陶器
キッチンキッチン
直火グリル片手プレート皿 M
実勢価格:540円
材質:陶器

参考までに、“焦げない”と人気のフライパンも比べてみました
アルミ鋳物に大理石などでコーティングした「マーブル加工」のフライパンは、焦げないので大人気。参考までに、熱伝導性、保温性、保冷性をスキレットと比べてみました。
スマイルライフ:マーブル加工フライパン20㎝:フライパン
スマイルライフ
マーブル加工フライパン20㎝
実勢価格:645円
材質:アルミ鋳物、大理石などのコーティング
  • [Check1]重さと容量のバランスがちょうどいい!
    使い勝手がいいのは断然ニトスキ!
ニトスキの容量は約400㎖、本体の重さ665gで、満杯にしても1㎏程度で片手でも持てました。ロッジは500㎖近く入りますが、やや重いのがネック。重さと持ちやすさ、容量など、何もかも適度なニトスキ。売れるのもうなずけます。
  • 一番軽いのはキッチンキッチン
    ニトスキも片手持ちできる重さ
重さと厚さを比較。ニトスキは厚さ3.9㎜、重さ665g。適度な重さで片手持ちでの調理も楽々です。ロッジは892g、厚さ5㎜で持つとずっしり。材料を入れることを考えるとやや負担。キッチンキッチンは厚さ7.3㎜と厚みがありますが、308gと軽い。取っ手がもう少し長ければより使いやすいかもしれません。
  • キッチンキッチンは短すぎて持ちにくい
    ロッジは重さの割には短いかもしれません
上がニトスキ、下がキッチンキッチン。ニトスキの方が柄が長いぶん持ちやすい!
次に取手を比較。ニトスキ(写真上)は長さ10㎝、幅1.4㎝と細長い見た目ですが握りやすい取っ手です。ロッジは長さ10㎝、幅は2.3㎝とやや太め。重さの割にはやや短い印象です。キッチンキッチン(写真下)は、6㎝とかなり短いので、持って料理すると鍋つかみが焦げないかちょっと心配。
ニトスキは395mlに対して、ロッジは494ml
次に容量を比較。ニトスキは、内径16×長さ25×深さ3.3㎝、395㎖。この小ささで約400㎖と大健闘。ちょい足しおかずならこれで十分。ロッジは、内径約16.4×長さ26×深さ3.3㎝、494㎖。約500㎖の大容量はさすが! ただ、満杯にすると片手では持てませんでした。キッチンキッチンは、内径15.5×長さ20×深さ3㎝、322㎖。小さいキッチンキッチンは容量322㎖。これだと、ちょっともの足りないと思う人がいるかもしれません。
  • [Check2]ニトスキは薄いからすばやく温まる!
    しかも「鋳鉄」だからずっと温かい!
続いて、熱伝導性・保温性をテスト。熱伝導性は、卵を落としてから点火して測定開始。1分後、5分後に黄身中心の温度を計測しました。保温性は、沸騰したお湯を満杯まで入れて、10分後、20分後、30分後の温度を計測して温度変化を比較しました。結果は、ここでもニトスキがリード。ニトスキはロッジに比べて薄いので、温まるのが早い上に、鋳鉄だから保温性も高いという結果に。薄い=軽くて、保温性もバッチリなら、言うことなし!
[熱伝導性テスト]は目玉焼き中心部の温度変化を計測
[保温性テスト]は沸騰したお湯の温度変化を計測

1分後28.6℃
5分後75.3℃
卵を落とすとみるみるうちに目玉焼きに。薄い分、他と比べて熱が伝わりやすいのがわかります。
1分後22.1℃
5分後54.2℃
なかなか黄身が固まらず、5分後も60℃以下。厚い分、熱が伝わるまでに時間がかかったと思われます。
1分後30.5℃
5分後70.1℃
加熱直後からすぐ温度が上昇し、5分後は白身が焦げるも卵は半熟のままでした。
1分後19.1℃
5分後40.1℃
温度がなかなか上がらず、5分経過後も唯一50℃以下という結果に。
①ニトスキ[◎] 10分後63.6℃、20分後50.5℃、30分後42.1℃
外気に触れるお湯の面積が狭かったのが勝因のひとつだと思われます。

②ロッジ[◯] 10分後60.1℃、20分後49.2℃、30分後40.5℃
結果はニトスキとほぼ同じでした。

③キッチンキッチン[△] 10分後59.4℃、20分後46.6℃、30分後32.2℃
陶器で熱が逃げやすいのか、20分後くらいから鋳鉄との差が顕著になりました。

④フライパン[✕] 10分後56.8℃、20分後44.8℃、30分後30.6℃
10分後のニトスキとの差は6.8℃とかなり開き、その後も温度は急降下。フライパンに保温性は期待できないといえるでしょう。
  • [Check3]蓄冷性はキッチンキッチンがNo.1
    でもニトスキも負けてませんでした
最後は、蓄冷性。スキレットはあたたかいレシピのほかに、冷たいデザートにも重宝。だからこそ、蓄冷性も重要なんです! 今回のテストでは、各スキレットに水と氷3つを入れ、20.7℃になった時点で計測スタート。一定の時間おきに温度を測定しました。結果は、陶器製かつ小ぶりなキッチンキッチンがNo.1に。鋳鉄のニトスキとロッジは、鉄が冷え切るまでの間、上昇と下降を繰り返しましたが、30分経過後からは下降モードに。ただ、1時間後は、フライパン以外はどれも低温度をキープしました。
  • [結論]性能もいいニトスキは
    スキレット初心者に最適です!
最も容量が大きいロッジは、厚みもあり、やや重い。キッチンキッチンは一番軽いですが、取っ手が短く扱いにくいという難点も。一方、ニトスキは十分な容量で、軽いのが好印象でした。またニトスキとロッジは同じ鋳鉄ですが、大きさや厚みの違いが保温性や蓄冷性の差に出ました。ニトスキは薄いので、ガスの炎を食材に伝えやすく熱伝導性が高いことが判明。また保温性、蓄冷性の各テストでも好成績。ニトスキは大きさと薄さのバランスが良く、優秀なスキレットといえます。

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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