オーディオブック初心者は 聴きたい本があるサービスを選びましょう

現在、オーディオブックを提供している主要なサービスは、「Febe」「Audible」「でじじ」「honto」の4社となっています。サービスごとに課金方式や朗読速度の変更機能などが異なりますが、結局は自分が読みたい本があるかどうかが最重要です。

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オーディオブックの最大の魅力はスマホやプレーヤーで“ながら聴き”できること。手ぶらで本が読めるので満員電車でも大丈夫です。

今、読みたい本が聴ける 充実の蔵書とサクサク感がウリの「Febe」

Febe

Febe

課金方式:単品購入
朗読速度変更:1.0~2.0倍
オフライン再生:可能
登録冊数:約1万8000冊

約1万8000冊という他社と比較してもトップクラスの登録冊数を誇るFebe。直近のベストセラータイトルが数多く揃うのも特徴です。専用アプリの使い勝手もオーソドックスなので、最もスムーズに紙からオーディオへ移行できるでしょう。課金方式は1冊ごとの単品購入が中心となります。

一般的にオーディオブックサービスは各社とも最新タイトルが少ない傾向にあります。しかし、FeBeは比較的新しいタイトルもしっかり網羅しているのがポイント。「聴こうと思ったら目的の本がなかった……」という悲劇も少ないのです。

amazon得意の定額制&聴き放題 最もコスパが高い「Audible」

Audible

Audible

課金方式:月額課金で聴き放題(1500円/月)
朗読速度変更:0.75~3.0倍
オフライン再生:可能
登録冊数:約8000冊

amazonが運営するオーディオブックサービス。月額1500円(プライム会員との結びつきはナシ)の定額制で聴き放題なので、立ち読み感覚でさまざまな本を聴くことができます。とはいえ、タイトル数は約8000冊と若干少なめ。

他サービスにない朗読速度を落とす機能が意外と便利で、じっくり読みたいときはもちろん、語学学習などにも使えそう。直近のベストセラーラインナップは少なく、今あるタイトルから気になる本をつまみ食いするような使い方がオススメです。

タイトル数は意外と多いが 専用アプリがない「でじじ」

でじじ

でじじ

課金方式:単品購入/月額課金で月2冊まで(1500円/月)
朗読速度変更:不可
オフライン再生:可能
登録冊数:約1万冊

タイトル数は約1万冊とそこそこ多め。とはいえ、専用のプレーヤーアプリが用意されておらず、購入したオーディオブックは別の再生アプリで読み込む必要があります。そのため他社サービスに比べると使い勝手はあまりよくありません。

単品購入がメインですが、マンスリープラン対象商品なら月額1500円で月2冊までダウンロードが可能。たいていのオーディオブックは1000~2000円前後するので、毎月2冊必ず聴くという人は月額課金の方がオトクです。

オーディオブックはまだ発展途上 提携書店との協業に期待の「honto」

honto

honto

課金方式:単品購入
朗読速度変更:1.0~4.0倍
オフライン再生:可能
登録冊数:約200冊

電子書籍でおなじみの「honto」では、同じサイト上でオーディオブックも販売されています。しかしながら冊数は約200冊とかなり少なめ。電子書籍サービスとしては大手なので、提携書店との連携による今後の冊数増加に期待したいところです。

オーディオブック生活をはじめたい 初心者はFebeから試してみよう!

現時点では、コンテンツ数が多く人気作も揃っているFebeか、月額定額制でコスパの高いAudibleがオーディオブックサービスのスタンダードと言えそうです。初心者の人はまずFebeから試してみて、そのほかの気になるサービスに手を出してみるといいと思います。