【4Kテレビ】7年前とここまで違う!
プロの目で見た最強画質ランキング9選
2017年08月13日(日)
北島 圭介
北島 圭介/Test by 家電批評編集部
【4Kテレビ】7年前とここまで違う!
プロの目で見た最強画質ランキング9選
7年前の2K時代と比べて圧倒的に高画質となった4KTV。では、4Kの中で一番画質がいいモノはどれ? 評価のポイントとなる「HDR(ハイダイナミックレンジ)」を重点的にチェックして、4KTVの画質をランキングしてみました!
  • エコポイント時代の2Kとは
    画質の鮮やかさが別次元!
エコポイント時代に液晶テレビを買い替えた人は多いと思いますが、当時の2Kと比べると4Kの画質は別次元にキレイ。「精細さ」と「色表現」と「明るさ」が段違いです。

【精細さ】は、同じ画面サイズの中に収まっているピクセル(画素)の数によります。多ければ多いほど、細かい表現ができます。
【4K】1ピクセルが小さく、密度が高い
【2K】1ピクセルが大きく、密度が低い
【色表現】は、人間の目で見たときの色(色域)にどれだけ近いかがポイント。肉眼に近いほど自然な色合いを表現できます。
【4K】看板の赤色に深みがあり、鮮やか
【2K】赤色が浅く、空の水色も不自然
【明るさ】は、映像の輝度の幅を拡大するHDRが重要。明暗の強さを細かく描き分けして、黒や光源を美しく表現できます。
【4K】雲の黒表現が細かく立体感がある
【2K】雲の黒がのっぺりしていて平坦
テレビのバックライトの寿命は、実は7から10年くらい。それ以降はだんだん画面が暗くなっていきます。エコポイント時代に購入した人は、現在ちょうど寿命付近。つまり、買い替え時期とも言えます。
  • 最新4Kの画質の違いは
    明暗の差をくっきりと表現できるかです
最近の4KTVで各メーカーの競争ポイントとなっているのが「HDR」。最も明るい所と最も暗い所に大きな差があっても、「同時」に「くっきり」表現できる技術のことです。このHDR能力が悪いと、明るい所が白飛びしてしまったり、暗い所が黒く潰れてしまったりして、鮮明な画像にはなりません。

その特徴が一番わかるのが夜景のシーン。ライトアップされた建物と、暗く影となった背景の両方を美しく見せるのにHDR能力が試されるわけです。今回はその点を重視しながら画質ランキングを作成。3モデルが同率首位という結果になりました。

それではご覧ください。
  • 深みのある黒と自然な光源を描写
    レグザ50Z810Xは違和感ない映像
黒い部分がしっかりと沈んでいて、観覧車や建物など光源の明るさの変化を自然に再現しています。精細で白くぼやけず、ノイズレス。リアリティのある映像にピッタリです。
東芝
50Z810X
実勢価格;27万9180円
サイズ・質量:W1128×H716×D228mm・約16.5kg(スタンド含む)
画面サイズ:50V型(3840×2160)
デジタルチューナー:地上×9、BS・110度CS×3
手前の草花はくっきりと精細で鮮やか。遠くの水平線は自然にぼやけ、雲の輝きも強調しすぎていない
  • HDRによるコントラストが最高!
    ブラビアKJ-55X9350Dは迫力抜群
画質は全体的にやや明るめですが、バランスがよいので違和感がありません。HDRは全機種中トップクラスで、暗闇とライトの光のコントラストが絶妙! 迫力ある4K映像が楽しめる機種です。
ソニー
KJ-55X9350D
実勢価格:24万8820円
サイズ・質量:W1484×H780×D255mm・約37.9kg(スタンド含む)
画面サイズ:55V型(3840×2160) 
明るさの異なる夕焼けをリアルに表現できています。雲が黒く塗りつぶされたようにならないから量感がタップリ!
  • 大画面でも隅々まで美しい映像!
    リアルLCD-58LS3は精細すぎる
HDRの表現力が高く、レーザーバックライトによるコントラストは絶妙。バランスのよい明暗差と立体感のある映像を再現しています。わずかに赤が強いものの、大画面で4K映像を視るのに最適の画質!
三菱電機
LCD-58LS3
実勢価格:38万3470円
サイズ・質量:W1539×H849×D402mm・約43.3kg(スタンド含む)
画面サイズ:58V型(3840×2160)
建物は端までくっきりと精細で粗さはほとんど見られません。空の明るさと建物の陰の差もはっきりしていて美しい!
  • 派手さを抑えて落ち着いた画質
    ビエラTH-55DX850
暗部の黒は締まっていて、ピークの伸びもある程度は感じられます。派手さのない、しっとりとした印象の画質です。
パナソニック
TH-55DX850
実勢価格:26万590円
サイズ・質量:W1338×H780×D295mm・約28.5kg(スタンド含む)
画面サイズ:55V型(3840×2160)
  • コントラストは一段落ちる
    レグザ49BZ710X
やや赤色が強く、全体的に濃さが目立つ画質。HDRらしい光の伸びはほどほどで、不自然な暗さも少し気になりました。
東芝
49BZ710X
実勢価格:19万8640円
サイズ・質量:W1105×H692×D189mm・約16.5kg(スタンド含む)
画面サイズ:49V型(3840×2160)
  • HDRが描き出す明暗差が微妙
    レグザ50M510X
6位は同率で2機種。ひとつめの「50M510X」は、HDRとしての黒浮きが大きくてコントラスト不足。くっきり感はあるが全体的に色が浅めで重厚さがありませんでした。ライトテイストな色合いです。
東芝
50M510X
実勢価格:14万5730円
サイズ・質量:W1125×H710×D178mm・約18.5kg(スタンド含む)
画面サイズ:50V型(3840×2160)
  • 黒浮きが激しく明暗差が低い
    ブラビアKJ-49X7000D
黒が浮いて見えるほか、HDRらしいキレやシャープ感が足りず…。落ち着きはあり無難な画質と言えますが、逆に特徴もない印象です。
ソニー
KJ-49X7000D
実勢価格:12万4700円
サイズ・質量:W1107×H700×D246mm・約14.3kg(スタンド含む)
画面サイズ:49V型(3840×2160)
  • 黒が沈みきらず画に締まりがない
    アクオスLC-50US40
黒が沈まず、締まりのなさが顕著。ピークの伸びは一定の表現力があり、まずしさの表現は及第点ですが、本格的な映画の視聴は厳しいと言わざるを得ません。
シャープ
LC-50US40
実勢価格:13万4370円
サイズ・質量:W1122×H693×D323mm・約27.0kg(スタンド含む)
画面サイズ:50V型(3840×2160)
  • 青が強すぎて不自然な画質
    DMMのDME-4K50D
かなり青が強くて違和感のある画質でした。色の底が浅く、明暗差が感じられないのは4Kにとって致命的。
DMM
DME-4K50D
実勢価格:5万3890円
サイズ・質量:W1125×H695×D285mm・約13.1kg(スタンド含む)
画面サイズ:50V型(3840×2160)

いかがでしたでしょうか。今回は画質に特化したランキングとしましたが、意外にもその差は大きくしっかりと選ぶ必要があるなと感じました。最終的な買いの決めては、総合ランキングの方もぜひ参考にしてもらえればと思います。
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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