スーツケースの良し悪しを売り場で見分ける方法
2017年04月04日(火)
青山 卓弥
青山 卓弥/Test by MONOQLO編集部
スーツケースの良し悪しを売り場で見分ける方法
旅行に、出張に、はたまた里帰りに。必要欠くべからざる道具であるものの、ズラリ並ぶスーツケースを見ると一体何が違うのか、価格差の理由は何なのかイマイチ、ピンときません。選択基準がわからないからとりあえず無難なモノを選ぶ? いちばん安いモノをピンポイントで狙う? なんとなくデザイン優先? しかし、スーツケースは実際に使ってみるととんでもなく個性豊かなのです! そこで、自分にピッタリなスーツケースを見つけるためのポイントをご紹介いたします。
  • ベストスーツケースを徹底的に探したら
    スーツケース選びのポイントがわかった!
今回、編集部では日常で使用する機会が最も多いであろう、「航空機に持ち込めるコンパクトなサイズ」で、かつ、セキュリティ面を考慮し、ハードケースタイプのベストバイを徹底調査。ネット通販などで人気を集める4000円程度のモノから5万円クラスの超高級ブランドまで、15点のスーツケースを集め、40km歩いたり、32段の階段から落としたりと様々なテストをしました。

そんなベストスーツケース探しの中で判明したのは、スーツケース選びには9つのポイントがあるということ。ちょっと数が多いのですが、この9点に着目することで、移動しやすくて、使いやすくて、おまけにタフな、実に都合が良いスーツケースを見抜くことができるのです。過酷なテストをくぐり抜けたベストスーツケースについては、後日しっかりとご紹介することにして、本記事ではそんなテストでわかったスーツケース選びのポイントを紹介しましょう。

とはいえ、専門的な知識はぜんぜんいりません。爪がくい込むくらいタイヤが柔らかいか。ハンドルのバーは角張っているか。カギが出っ張っていないかなど、売り場で5分くらいで確かめられるものばかり。ぜひ、ご活用ください。
  • まずは、スーツケース選び9つのポイントを
    導き出した6つのテスト項目を紹介します
スーツケース選び、9つのポイントを紹介する前に、どのようなテストを行ったのかを簡単にご紹介しましょう。このテスト結果は、近日中に旅行360.lifeにてご紹介しますので、しばしお待ちください。
テスト1:実際に引いて歩いてみれば、その差は歴然でした。
テスト2:電車の発進・停車時は、目を離すとどこかへ転がっていってしまうモノも。
テスト3:荷物の量はもちろん、詰めやすさの差も歴然。使いやすさについてももちろん調査。
テスト4:すべてのスーツケースに同量の荷物を詰めて、その使いやすさを確認。
テスト5:スーツケースのタフさはいかなるものか。テストの結果、注視すべき脆い部分が判明。
テスト6:もっとも破損が多いというキャスターの対衝撃テスト。タフなやつは超タフでした。
  • 取材とテストでわかった!
    売り場良品を見つける9つのポイント
ポイントの数が若干多いかもしれないが、時間にしたら5分程度。足回り、持ちやすさ、荷物の詰めやすさ、頑丈さは、これだけ押さえておけば大まかに把握できる。あとは好みのデザイン、財布事情に合わせた価格で絞り込めばOK。試しに店頭で触ってみれば、各スーツケースの違いをご理解いただけるはず。
  •  ①タイヤはやわらかいほどイイ!
タイヤはグレードが上がるほどやわらかくなり、安定した挙動になります。
  • ②キャスターの位置はボディの外辺に
キャスターの位置がボディの外辺に近いほど操作性が安定。リモワはかなりでっぱっていてスムーズに移動ができました。
  • ③キャリーバーが短いと重さを感じます
長方形のボディのモデルは、キャリーバーが短いと重さを感じやすくなりました。ボディに対するバーの長さで、感覚がずいぶん変わります。
  • ④取っ手は、指を入れてもスペースに余裕があるかが重要
省スペースを優先し、取っ手と本体との間のスペースが狭いと扱いにくい。
  • 素材はやわらかいほどラクに感じます
取っ手の素材も重要。やわらかかったり革が巻かれたりなどの工夫があるものは◎。
  • ⑤ブレーキはあるか? 迷ったら“ブレーキあり”を
スーツケースは電車の中に放置すると、すごい勢いで転がります。この悩みはブレーキで解決!
  • ⑥ロック部分はフラット性が重要
最もフラット化が求められるのはロックのパーツ。どこかに引っかけて破損した場合、カギがかけられなくなってしまう可能性があります。
  • キャスターのフラット化は要注意
キャスターが本体にめり込んでいるような構造だと、本体底部と地面との距離が近く、底面を傷つけてしまうことも。
  • ⑦両サイドを完全に閉じられるモノがベスト
細かい荷物もこぼさない、両サイドを閉じられるタイプがベスト。ポケットの数よりも、こちらを優先して選択してみては。
  • ⑧機内持ち込み前提なら容量より重量を優先
スーツケースがいっぱいになる前に、重量制限を超えてしまうことも。容量より重量を優先しましょう。
  • ちなみに、サブオープンタイプはセパレートより貫通型が◎
[貫通型]本体の容量はそのまま。余分なパーツがないため、重くならない点も◎。
[セパレート型]本誌+A4サイズのノートPCもおさまるが、その分、本体内部が圧迫されます。
  • ⑨バーは“リブ(角)”があるものが強い
過酷なテストでも、最後まで無事だったキャリーバーのほとんどが四角形に近い形状、つまりリブがあるものか、塗装されているものでした。
  • “骨”のつくりから耐久性を読む
底面側のカバーをめくると、キャリーバーを収納する骨の部分が見えます。普通じゃ見えない部分のつくりが良いモデルは、やはり強いという結論に。
  • 以上、9つのポイントをチェックして
    売り場でベストスーツケースを見つけよう!
以上、9つのポイントがテストをしてわかった良いスーツケース選びのポイントでした。売り場で選ぶ際には、ぜひチェックしてみてください。なお、機内持ち込み可能な15点のスーツケースをガチンコテストした結果は、近日、こちらの旅行360.lifeにてご紹介します。

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