【4Kテレビ】東芝Z810 VS Z910
最高峰の画質対決の結果は…
2017年07月09日(日)
柴田 崇志
柴田 崇志/Test by 家電批評編集部
【4Kテレビ】東芝Z810 VS Z910
最高峰の画質対決の結果は…
画質が良いのはあたりまえとされる4Kテレビですが、そのなかでもとくに東芝の画質へのこだわりは際立つものがあります。今回紹介するのは名作Z20Xの後継にあたる「Z810」と、さらにその上をいく、国内メーカー初の有機ELテレビ「Z910」です。
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  • まずは「Z810」を徹底レビュー
    画質と実用性とのバランスが秀逸
数ある4Kテレビのなかでも、画質や機能で一歩リードしているのが東芝です。とくに最上位モデルのZ810シリーズは人の肌をよりきめ細かに見せる「美肌」機能を搭載。明るさで画質をごまかすことなく、「リアルな美しさを」を表現します。

さらに「全録」や「みるコレ」などの便利機能が満載で、TVライフが一段と快適になること間違いなしの1台です。
東芝
REGZA 65Z810X
実勢価格:38万8800円
サイズ・質量:W1461×H853×D327mm・23.2kg
パネル:65V型4Kパネル(3840×2160画素)
チューナー:地上×9、BS・110度CS×3、スカパー!プレミアム×1
録画機能/外付けHDD全録(タイムシフトマシン)
東芝
REGZA 50Z810
実勢価格:23万7350円
東芝
REGZA 58Z810
実勢価格:29万2910円
部屋の広さにあわせて、50インチ、58インチ、65インチの3サイズから選べます。

では早速、その高画質の魅力を検証してみます。
  • 自然な明るさが特徴の画質
    風景も人も綺麗に映します
Z810は4K HDRソースに加えてフルHD BD再生にも対応していますが、実際に視聴してみても、リアル4Kの再現性とフルHDソースの表現力がはっきり確認できました。画質の特徴としては元画像の持つ情報を生かした自然な画作りです。

また、暗さが多いシーンでの陰影を描き分ける能力に長けており、映画鑑賞にもピッタリ。画面全体が引き締まっているのも好感です。
強調しすぎない雲の輝きと水の透明感、遠方の自然なぼやけを感じます。
  • 4K画質 明暗をチェック
しっかり沈んでいながら光源からの明るさの変化に不自然さがなく、きめ細かに描写されていることがよくわかります。
  • フルHD画質 コントラストをチェック
雲の輪郭が明瞭にくっきりと見て取れるにもかかわらず、不自然さを感じない画質です。
  • フルHD 明暗をチェック
底がしっかりと沈んでいながら明るさが強く出すぎないのが特徴。鮮明すぎず映画としての臨場感を維持しているのも好感が持てます。
  • 便利すぎる東芝の目玉機能
    「全録」と「みるコレ」でより快適に
REGZAシリーズの上位モデルに搭載されている、タイムシフトマシン機能。俗にいう「全録」は地デジ最大6チャンネルを約80時間分自動的に録画してくれるため、録画予約が不要で超便利です。また、「みるコレ」はキーワードを登録するだけで、好みにあった番組を自動検索してくれます。新しい番組を探す人にはピッタリの機能です。
  • 撮り逃しがなくなる「全録」が便利です
「全録」は、最初に好きなチャンネルを登録しておくだけで、一定の期間過去に遡った番組視聴が可能です。録り逃しや、特番かぶりがなくなるので、テレビ好きの人にはとくに便利な機能です。
  • キーワードで番組をまとめる機能「みるコレ」
「みるコレ」は放送番組、録画番組はもちろん、ネットコンテンツまでを横断してキーワードに即した番組をまとめる機能です。
  • 有機EL「X910」シリーズは
    さらに極上の画質を楽しめます
Z810の画質も十分でしたが、東芝はさらに上の映像美を誇る「有機EL」モデルをラインナップ。深みのある黒の表現と、臨場感あふれる自然な映像美を高いレベルで実現しています。

また、有機EL方式を採用することにより、仕様も大きく進化しています。
東芝
REGZA 55X910
実勢価格:42万7514円

サイズ・質量:W1451×H851×D190mm・42.5kg
パネル:65V型4K有機ELパネル(3840×2160画素)
チューナー:地上×9、BS・110度CS×3、スカパー!プレミアム×1
録画機能:外付けHDD全録(タイムシフトマシン)
  • バックライトがない構造でパネルが劇的に薄くなりました
有機ELはバックライトを必要としない構造のため、パネルは非常に薄くスリムさが際立っています。

一方で、薄くなると心配なのは音質面ですが、910Xは一味違いました。
  • 液晶TVの弱点である音質が改善されています
薄型テレビはパネルが薄型になるにつれ、スピーカーを小型化しなければならない分音質が犠牲になる弱点がありました。しかし、この55X910はスリムさを失わないスピーカーシステムを搭載。薄い筐体の中に大容量バフレスボックススピーカーをすっきり収納しています。

次からはいよいよ有機ELの圧倒的な画質に迫ります。
  • 液晶では表現できない画質
    より自然で立体感が特徴です
バックライトで映像を照らし出す液晶と違い、有機ELの特徴は画素構成のピクセル自体が光るということです。そのため、より自然な明るさを表現できます。

実際に液晶パネル採用のZ810Xと同様のソースで画質をチェックしたところ、驚くほど違いがはっきり確認できました。言うなれば、鮮明さと透明感がワンランクレベルアップした印象です。
  • 4K画質 明暗をチェック
灯りの範囲をきっちりと描き分けているのにたいして、深みのある黒を表現しています。暗い部屋での視聴でも、はっきり見える視認性の高さが優秀です。
  • フルHD画質 コントラストをチェック
明るさもより自然で、人工的な部分がほとんど見られません。雲の厚い部分と重なっている部分は質感の差をしっかり描き分けるほどの繊細さです。
  • 大人数での鑑賞も問題なし
    どの角度でもキレイに見れます
液晶分子からの光漏れがある液晶テレビに対して、自発光の有機ELは光漏れがありません。そのため、どこからでも違和感なく視聴できるので、とくに大人数で楽しむ場合、座る位置を気にする必要がなく便利です。
Z810 正面
X910 正面
正面からの画質を比較してみたところ、X910は黒の純度が深く、明暗をくっきり描きます。それでいながら違和感を感じない画質が秀逸です。
Z810 斜め
X910 斜め
とくに斜めから見ると違いが一目瞭然です! Z810では色が変化してしまうのに対して、X910は正面から見るのとほぼ変わりません。
  • もちろん便利機能はすべて搭載しています
当然「全録」や「みるコレ」など目玉機能はすべて搭載。弱点の見当たらない一台です。
  • 今までいえば「Z810」も最高品質
    でも、それを上回る「Z910」の画質
東芝の画作りを語る上で外せない「自然さ」という点においては、Z810Xも十分にハイレベル。しかし、正直なところ、X910の「自然さ」はレベルが違いました。

いままでかかっていたベールを剥がしたかのような鮮烈さと説得力がそこにはあります。映るものの存在感の違いはまさに圧巻としか言いようがありません。ひとつ上が心地よい、そんな映像美を提供する一台がX910です。

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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