AV機器 大々的な工事は必要なし一人でも一日で即完成

賃貸物件ならではの悩み、それが穴を開けることができないことです。ですが、じつは穴を開けずとも“柱”を自作して、壁掛けスピーカーを設置する方法があるんです!

柱をつくるとは言っても、DIY難易度はかなり低め。まずは、その方法をご紹介いたします。

[取り付けるのはコレ!]

壁掛けスピーカー:BOSE:DS16S:スピーカー:

BOSE
DS16S
実勢価格:1万7280円

[取り付けるのはココ!]

大々的な工事は必要なし一人でも一日で即完成 イメージ

必要なのは壁に掛けるスピーカーを取り付ける「柱」となる2×4材ですが、そのポイントとなるパーツがこれです。

大々的な工事は必要なし一人でも一日で即完成 イメージ2

PINKFLAG
PILLAR BRACKET
実勢価格:1944円(1個)

2×4材を天井に突っ張る形で固定する「PILLAR BRACKET」という器具です。これにコード類をまとめるモールと調整用の板を用意するだけで準備は完了です。

完成後の見た目の豪華さからは想像ができないほど必要な物は少なく、材料調達から完成まで1日でまとめてしまうことも不可能ではありません。思いたったが吉日。

早速組み立てつつ工程を確認していきましょう。

AV機器 【工程①】2×4材にブランケットを固定する

「PILLAR BRACKET」は角材に自由に取り付けることができ、つっぱり棒の要領で「柱」として機能させることができる便利な器具です。もちろん、つっぱっているだけなので天井に穴を開けることもなく、場所の移動も簡単なのが最大の魅力。まずはこれをしっかり2×4材に固定していきます。

【工程①】2×4材にブランケットを固定する イメージ

取り付ける際は電動ドライバーがあると簡単で安全です。

AV機器 【工程②】スピーカーを「柱」に取り付ける

取り付ける「DS16S」の壁掛け部は2×4材よりも少し大きめなので、木の板を挟んで強度を確保して取り付けます。挟む木の板のサイズは110mm×110mm。配線用の穴も開けた上で取り付けましょう。

【工程②】スピーカーを「柱」に取り付ける イメージ

こちらも電動ドライバーで取り付けるとラクチンです。

【工程②】スピーカーを「柱」に取り付ける イメージ2

板には配線用の穴をあらかじめ開けておきましょう。

AV機器 【工程③】配線を「柱」の横に通す

大枠はこの時点で完成ですが、このままでは配線がダレてしまうので、モールを取り付けて配線をしっかりまとめましょう。

【工程③】配線を「柱」の横に通す イメージ

コードをまとめて隠すことで見た目も良く、コード類が余計に絡むこともありません。

【工程③】配線を「柱」の横に通す イメージ2

モール自体にシールが付いていますので、取り付けも簡単です。

【工程③】配線を「柱」の横に通す イメージ3

シール付きモール
実勢価格 160円~(1m)

AV機器 【工程④】壁際の配線をモールでカバーする

「柱」から壁際のコンセントまでの配線もモールで隠しておくと雰囲気を壊すことがないのでオススメです。モールは壁の素材に合わせて様々な種類がありますので、お部屋に合わせてチョイスしましょう。

【工程④】壁際の配線をモールでカバーする イメージ

プラスチックのモールだと壁際が悪目立ちしてしまいますが、壁の模様と似たモールを使えば、自然な雰囲気になりますよ。

【工程④】壁際の配線をモールでカバーする イメージ2

クロスモール
実勢価格:160円~(1m)

AV機器 【工程⑤】壁際に2×4材を突っ張らせて完成

後は壁際にしっかりと突っ張らせれば、待ち望んだ「壁掛けスピーカー」の完成です。

【工程⑤】壁際に2×4材を突っ張らせて完成 イメージ

業務用スピーカーの「DS16S」は水平170°×垂直160°に音が広がるので、これ1本で部屋全体に音が広がります。

また、壁掛け専用のスピーカーでなくても、スピーカーに穴が空いていればBluetoothスピーカーを掛けるように木ネジを止めて設置する方法も取れますし、壁掛け用のブラケットをはめるネジ穴がスピーカーにある場合も汎用ブラケット使って壁掛けにすることができます。

汎用ブラケットは2000円程度から販売していますので、手持ちの使っていないスピーカーを壁掛けに転用してみるのも素敵だと思いますよ。

いかがでしたでしょうか? 自分の部屋にはとても……と思っていた人も「これならできるかも」と感じてくれていることと思います。憧れはちょっとの工夫で手に入ります。是非とも素敵でオシャレなお部屋を作り上げてみてくださ