【最先端SIMフリー】ZenFoneARは
模様替えに効果バツグンでした
2017年07月01日(土)
松下 泰斗
松下 泰斗/Test by 家電批評編集部
【最先端SIMフリー】ZenFoneARは
模様替えに効果バツグンでした
今回紹介するASUS「ZenFone AR」は、その名の通り、AR技術に対応しています。といっても、はじめは筆者もなかなかピンと来ませんでした。でも、使っていくうち「おっ」と思った活用法が「模様替え」でした。
商品写真をクリックすると購入ページに移動します。
  • ASUSの「ZenFone AR」は
    世界初のAR&VR対応スマホ
ZenFone AR最大のウリは、世界のスマホではじめて、Googleの提供するAR技術「Tango」とVR技術「Daydream」に両対応する点です。加えて8GBメモリ(下位モデルは6GB)搭載をはじめとし、現状のスマホ最高スペックを誇ります。
ASUS
ZenFone AR
実勢価格:10万6706円
サイズ・質量/約H158.98×W77.7×D4.6~8.95mm・約170g
画面/5.7型ワイド・2560×1440
ROM・RAM/8GB(128GBモデル)、6GB(64GBモデル)
  • 家具の切り出しや縮尺の確認に便利
    模様替えがさらに楽しくなります
このZenFone ARでできることで、一番「使える」と感じた使い道が模様替えです。事前に撮影した部屋のデータを編集して特定の家具やモノをトリミングし切り出すことができます。椅子や棚など切り出したインテリアごとに保存しておくことも可能です。
ZenFone ARのさらにスゴイところは、取り込んだデータから縮尺も割り出せることです。例えば家具売り場で欲しいインテリアがあった時に、部屋に収まりそうかどうかわからない…というときには、ZenFone ARで作成したデータから縮尺を確認してイメージを膨らませることだって可能にします。
  • 部屋をぐるりと撮影すると
    3Dデータにすることができます
それでは実際にAR機能を試してみたいと思います。検証に使ったのは「Matterport Scenes」というアプリ。部屋全体をスキャンすることで、3Dとして保存ができるというものです。実際に3D化したのがコチラのお部屋。
アプリを立ち上げた状態で、この部屋の中をZenFone ARを持って動き回ると…
  • After:取り込み後
こんな感じに取り込まれました。これ、一見するとただの粗い写真なんですが、実は3Dスキャンしたものなんです。画像を左右にグリグリ動かすと…
こんな風にテレビを見ている向きにしたり
リビングを見渡す感じにしたり、視点を自由に変えられちゃうんです。これをさらに引きで見てみます。
なんと部屋の間取りごとスキャンがされていました! 家具の位置関係はもちろん、部屋の形も忠実に再現されています。これを可能にした秘密は、ZenFone ARのカメラにありました。
  • 3つのカメラがARのポイント
※写真はASUS HPより

ZenFone ARには2300万画素の高解像度メインカメラだけでなく、モーショントラッキングカメラ、深度カメラの3つのカメラが搭載されています。この3つのカメラで構成されるトライカムシステムにより、人間の目のように周囲の環境を認識。3Dスキャンを可能にしています。
  • 使い方はかんたん
    カメラを持って撮影するだけ
3Dスキャンというとなんだか難しそうですが、使い方が簡単なのもZenFone ARの魅力です。アプリを起動すると動画のような撮影画面に切り替わるので、あとは部屋の中を歩き回って部屋を撮影していくだけ。
カメラをかざした箇所がどんどん画像化されていきます。画像の隅のマスクがかかっている箇所はまだ取り込まれていないので、そちらもカメラを向けて画像化していきます。
ひと通り室内を撮り終えたら3Dモデルの作成へ。時間がかかるかと思いきや、ZenFone ARの端末スペックの高さもあり、概ね1分程度で作成できます。この手軽さ、未来感がたまりません!
  • ただし、暗い場所や黒いものは苦手です
3Dカメラで撮影する際、明るい室内であれば問題なく行えましたが、黒い部分や暗がりでの撮影はマスキングされたままデータ化が難しいケースがありました。
  • そもそも【AR】って何?
    【VR】と何が違うの?
【VR】は仮想現実(Virtual Reality)、【AR】は拡張現実(Augmented Reality)というのが、ググると出て来る説明です。これだけではイマイチよくわからないと思いますので、実例を出しつつ、もう少し解説してみます。
  • 【AR】はドラゴンボールのスカウター
例えば【VR】はゲームの世界に自分が入り込んでしまう感覚が特徴。ゲームというのはあくまで例ですが「対象とするものがすべて仮想世界」になります。一番有名なのがプレステVRです。
外から見ればモロ現実ですが、本人が体感しているものはすべて仮想現実の世界です。

それに対して【AR】の一番わかりやすい例がドラゴンボールのスカウター。
スカウター【AR】は「あくまで現実世界を対象」としています。「マンガの時点で非現実じゃねーか」というツッコミは一旦置いといてください。

スカウターが対象とする相手はあくまで実在の人物。その姿形の情報を取り込むことで、戦闘力という情報を視覚で教えてくれる。現実世界の情報をさらに拡げてくれる(拡張)のがARです。

実在の製品として一番有名なのは、何年か前に話題になったGoogle Glassでしょうか。
※画像は公式YouTubeより

Google Glassは2015年に一般向けの販売を中止してしまいましたが、同様の製品も数多く出ています。
  • AR専用アプリはまだ少ないので
    今後に期待したい
今回3Dスキャンに使用した「Matterport Scenes」アプリは、Google Playからダウンロードできます。ただしアプリを使用するにはGoogleのAR技術「Tango」に対応している必要があります。現状日本では、ZenFone ARのほかにはLenovoの「Phab 2 Pro」が対応しています。
例えばこちらは、部屋の中に仮想で家具を配置できる「Lowe’s Vision」アプリ。ZenFone ARのカメラを通して部屋にどのようなインテリアがマッチするかを確認することなどができます。「Tango」アプリは、まだ日本対応していないものも多いですが、ARの可能性まだまだ広がりそうな予感です。

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。
  • 
             

こちらのコンテンツに登場する商品

オススメのコンテンツ

  • [携帯・スマホ本体端末]
    知ってた?「iOS11」は片手に優しい進化を遂げたんです。
  • [携帯・スマホ本体端末]
    「慎重派のあなたへ」今年のiOS11はこんなに劇的ビフォーアフター
  • [携帯・スマホ本体端末]
    反撃の狼煙? かつてのシェア1位 「ZenFone」最新機種を全方位チェック
  • [携帯・スマホ本体端末]
    「進化していません」iPhone8のカメラにプロがそう断言した理由
  • [携帯・スマホ本体端末]
    じつはコレ、iPhoneで撮ったんですよ【プロ直伝の裏ワザ6選】
  • [携帯・スマホ本体端末]
    今日の晩ごはん、ちょっと美味しそうに撮ってみませんか? [基本技3選]
  • [携帯・スマホ本体端末]
    フラッシュはダメ?タイマーはOK!意外と知らないスマホ撮り鉄板ルール6選
  • [携帯・スマホ本体端末]
    【メーカー直撃】大容量バッテリーでもスマホが1日持たないのはなぜ?
  • [携帯・スマホ本体端末]
    世界一売れているカメラがiPhoneである3つの理由
  • [携帯・スマホ本体端末]
    【実録ストーリー】スマホ料金が1万円以上安くなった話
  • [携帯・スマホ本体端末]
    【SIMフリー】デュアルカメラの大本命はP10だと断言できる理由
  • [携帯・スマホ本体端末]
    【iPhone修理】アップル非公式でも総務省のお墨付き?「登録修理業者」がお得でした!
  • [携帯・スマホ本体端末]
    キャリア派の人にオススメしたい 最新スマートフォンBEST3
  • [携帯・スマホ本体端末]
    着せ替えスマホ「NuAns NEO」を “デザイン以外”でオススメしたい理由
  • [携帯・スマホ本体端末]
    【TSUTAYA】の格安スマホが 「らくらくフォン」として最適の理由
  • [携帯・スマホ本体端末]
    au「TORQUE」が子ども用の 最強ケータイである3つの理由
  • [携帯・スマホ本体端末]
    【SIMフリー高すぎ】中古iPhoneの お得な買い方3つのポイント
  • [携帯・スマホ本体端末]
    【最強のSIMフリー】Huawei P10を 50時間かけてガチ比較してみました
  • [携帯・スマホ本体端末]
    【スマホの音が悪い】と感じたら 絶対知っておいて欲しいコト
  • [携帯・スマホ本体端末]
    【お風呂で最強】がXperiaじゃなかった予想外の理由
  • [携帯・スマホ本体端末]
    iPhoneの画面が割れた…… 一番リーズナブルな修理方法はコレ!
  • [携帯・スマホ本体端末]
    [メーカー直撃]スマホの最高速度って、本当に出てますか?
  • [携帯・スマホ本体端末]
    期間限定セール中の「VAIO Phone」 大幅値下げでも“待ち”が正解?
  • [携帯・スマホ本体端末]
    神画質スマホ「ファーウェイP9」の検証写真を全公開!