壁も机もぜんぶタブレットになる!
「Xperia Touch」の魅力と惜しい弱点
2017年06月14日(水)
松下 泰斗
松下 泰斗/Test by 家電批評編集部
壁も机もぜんぶタブレットになる!
「Xperia Touch」の魅力と惜しい弱点
6月24日発売予定のソニー『Xperia Touch』。今年2月の世界的なモバイル製品イベント「MWC」で発表され話題となった「投影型スマートデバイス」です。壁やデスクをタッチスクリーンとして使え、まさに映画のような世界観を再現できる製品。その実力をチェックしました。
  • まずは基本情報をご紹介
    これが新しいXperiaの形です
『Xperia Touch』はプロジェクタータイプの新しいスマートデバイスです。壁や机にアンドロイドOSの画面を映し出すことができます。また、そこに作り出した画面は、指の動きを探知するセンサーによって、あたかもそこにタッチパネルが実在するかのように操作可能なのです。
スマホと同じようにスワイプやフリックなどの操作ができるので、全く新しい感覚ながら、使い勝手に違和感はありませんでした。

構造としては、プロジェクターの中にそのまま丸々スマホが入っているという感覚。最新のアンドロイドOSを搭載し、グーグルプレイにも対応しているなど、その使い勝手はまさにXperiaです。

また、本格的なプロジェクターに比べるとサイズもコンパクトなので、一箇所に固定するのではなく、家の中で場所を変えたり、場合によっては外に持ち出すような使い方も想定されています。
<製品情報>
ソニー
Xperia Touch
販売予定価格:16万1870円
サイズ・質量:W69×H134×D143mm・932g 
OS:Android 7.0 
フォーカス:自動
  • 音声はスピーカーを内蔵し外部主力にも対応
音声は本体に内蔵されたステレオスピーカーで再生されます。またBluetooth を使って外部出力も可能です。
  • 本体にデータを保存することもできます
内蔵メモリは32GBです。SDカードを追加して容量を増強することもできます。ただしSIMカードでの通信は行えません。
  • まず驚いたのは思っているより
    はるかにタッチ操作の反応が良い!
使う前に不安だったのは、実際に画面を触れないタッチ操作が、どこまでちゃんと反応するのかというところです。使ってみると、意外にもしっかりと指の動きを認識し、誤タッチや過剰反応などほとんどありませんでした。
グーグルアースもぐりぐり動きます。もちろん実際にはタッチしている部分が反応しているのではないので、厳密にいうと、触れなくても反応します。それでも操作感は本当に触れているような感覚と大きくは差がありませんでした。
  • 置くだけどこでもディスプレイ
    『Xperia Touch』でできるコト
「Xperia Touch」でできるのは大きく2種類。机などに投影することで手元にディスプレイを作る、または壁に投影させて、最大80インチサイズにもなる大画面ディスプレイを作れることです。
  • 机をディスプレイにする
机の上にスペースを作れば、そこがXperiaの大画面に変身します。自動で焦点を合わせてくれるのも便利です。
人感センサーを搭載しているので、誰かが近づくとメッセージが表示されるように設定することもできます。
  • より大画面に使える壁ディスプレイ
壁に向けて投影するだけで、机に投影するよりも大画面で見ることができます。操作も机に投影したときと同じように指でタッチ操作可能です。
  • 23インチ以上の大画面ではタッチできなくなる点に注意
大画面での利用時はひとつ注意点があります。23インチを超えるサイズに設定した場合は、タッチ操作ができなくなことことです。超大画面での利用は、スマホというより普通のプロジェクターとしての用途になります。最大サイズは80インチなので、映画を見るのにも最適です。
  • 机→壁の画面切り替えは本体の向きを変えるだけ
今まで単焦点プロジェクターを作ってきたソニーだけあって、フォーカスも自動でしてくれるなど優秀。

そのため面倒な調節はしなくても、本体の置く位置を変えるだけで最適な状態での画面を投影してくれます。
  • マイクやインカメラも搭載
    ビデオチャットにも使えます
本体にマイクやインカメラを搭載しているので、スカイプのようなチャットアプリを利用することもできます。その他の使いみちとしては、キッチンでレシピを見るのにも良いかもしれません。本物のディスプレイではないので、濡れた手でタッチしても壊れません。
  • スマホと同じ感覚でアプリをダウンロードできます
グーグルプレイストアにも対応しているので、見知ったアプリを気軽にダウンロードすることも可能。ちなみに、Xperia Touchはストアからタブレットという扱いでした。
  • 今のところ弱点は大きく2つ
    バッテリーと縦画面に難ありです
  • 大画面で出力するとあっという間に充電切れに……
ワイヤレスでの駆動にも対応していますが、大画面表示にしつつ、電源プラグを抜いた状態でYouTube動画を再生すると51分で力尽きました。映画1本分も持たないので、完全なワイヤレス利用できる用途は限られるように感じます。
  • 普段はTYPE-Cで給電しながらの使用が現実的
基本的にはACアダプター繋いで使う必要があるので、せっかくコンパクトな設計ながら、外に持ち出して使うにも不安があります
  • 縦画面アプリは横から投影する必要があります
縦画面の表示には非対応となるので、プロジェクターを横から投影するか、自分が回り込む必要があります。このあたりはファームウェアアップデートなどで改善を期待したいところです。
Xperiaの新型スマートデバイス、いかがだったでしょうか?

リビングに置いておけば大画面を共有できるので、家族の掲示板のような使い方もできるし、アプリで一緒に遊んだりなどその使い方は多岐にわたります。

なにもない机に映し出された画面を触るという近未来的な感覚に盛り上がること間違いなしです。
360.lifeは、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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