【2024年】SPF30台の日焼け止めおすすめランキング17選。UVカット力や使用感を比較

紫外線対策はSPF30台の日焼け止めで十分？

紫外線が強い季節は毎日の日焼け止めは欠かせません。

最近は、お肌のケアに敏感な女性だけではなく、赤ちゃんや子ども、男性も当たり前のように使うアイテムになりました。

でも、外出するときには日焼け止めを塗っていたとしても、「お家の中なら焼けないでしょ」とUVケアをサボったりすることってありませんか？

紫外線は室内にも入ってきます。このため、屋外でのスポーツやアウトドア、外出時だけでなく、おうちにいる日もしっかり日焼け止め対策をする必要があるんです！

LDKユーザーのお悩みは？

毎日の日焼け対策は大切ですが、SPF50以上やウォータープルーフの日焼け止めを使い続けるのは肌負担が心配になりますよね。

LDKユーザーを調査したところ、求めているものはUVカット力が高いことに加え、肌負担のない日焼け止めでした。

モニター（女性） のコメント

毎日の散歩や買い物で日焼けするのはイヤ！ 使いやすくて紫外線をガードできる日焼け止めってどれ？

モニター（女性） のコメント

日焼けしないのはもちろんだけど、肌にやさしい日焼け止めってあるの？

モニター（女性） のコメント

子どもも一緒に使うからベタつかず石鹸で落とせるのがいいです！

そんな悩みを解決するならSPF30台の日焼け止めがおすすめ！

外出の少ない日や肌の弱い人は、肌負担が小さいSPF30台の日焼け止めにチェンジしちゃいましょう。

元化粧品メーカーの研究員

石渡比奈子 氏 のコメント

海や山に行くのでなければSPF30でも全く問題ありません。

SPF30台の日焼け止めのメリットは？

SPF30台の日焼け止めの選び方を紹介する前に、専門家に教えていただいた紫外線についての重要ポイントや、日焼け止めを塗るメリットを、Q&Aで公開します。

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Q1. そもそもPAとSPFって何？

A．PAはUVAから、SPFはUVBからお肌を守る効果の指標です！

PAはUVA、SPFはUVBからお肌を防御する効果の指標です。UVAは窓ガラスを通過するため、室内にいても注意が必要です。

Q2. 紫外線を浴び続けたお肌はどうなっちゃうの？

A．しみ、しわ、くすみ、乾燥……紫外線は肌の老化や肌質の低下に直結します！

紫外線は皮脂を酸化させ、過酸化脂質を誘引します。肌の新陳代謝を乱し、シミやシワ、くすみ、乾燥などの肌トラブルを招く原因に。

美肌のためにも「UVケアは1年中」必要です！

さらに、くもりの日や外出しない日でもUVケアは必要。曇天でも、晴れた日の約80%の紫外線が届くため、肌はダメージを受けています。

意外かもしれませんが、注意したいのは冬の雪の日です。ゲレンデで雪焼けをした経験のある方もいらっしゃるでしょう。

雪による紫外線の反射率はなんと80%。真冬でもUVケアは欠かせません。

Q3. 日焼けにともなうシミはいつ頃から出てきちゃうの？

A．若いときから紫外線を浴び続け、ケアもしていないとシミの顕在化が早まります！

シミは蓄積されて出てくるもの。シミが顕在化するタイミングは、若年時の紫外線暴露量が関係するため、個人差がありますが、主に30代以降に肌の表層に現れます。

今日からでも、UV対策を始めましょう。

Q4. 美白成分配合の日焼け止めを使えばシミの心配はない？

A．日焼け止めに含まれる美白成分だけではシミは防げません！

目に見えているシミは、かなりの量のメラニンが溜まってしまっている証拠。

日焼けをしたと感じた日は、夜のスキンケアで美白化粧品を用いたり、保湿や冷却をしっかり施したりするなどのアフターケアが大切です。

Q5. 紫外線を浴びることでメリットになることはないの？

A．免疫強化や骨の形成につながることも！ それでもデメリットのほうが多い

紫外線には免疫の強化などのメリットも。ただし肌への悪影響は大きいので、手のひらを日に向ける程度にしましょう。基本的には万全な日焼け対策が大事です。

SPF30台の日焼け止めの選び方は？

ドラッグストアなどの日焼け止め売り場を調査したところ、SPF50台の日焼け止めに比べ、SPF30台の製品はやさしく幅広い年齢層で使える製品が多い印象でした。

暮らしのおすすめベストバイ

LDK のコメント

SPF30は「敏感肌さん向き」や「低刺激」などが書いてあるパッケージが目立ちました！

さまざまな商品があるだけに、選ぶ時に迷ってしまいませんか？

そこで、SPF30前後の日焼け止めの選び方について、皮膚科専門医の大仁田亜紀先生にお話をうかがいました。

Q1. 敏感肌の人は何を基準に日焼け止めを選ぶべき？

A. 吸収剤フリーであることが大前提！

皮膚の上で化学反応を起こすことで、紫外線の影響を防ぐ紫外線吸収剤は肌が弱い人にとっては刺激に感じることも。

SPF30でも50でも「ノンケミカル」（吸収剤不使用のもの）をチョイスしましょう。

Q2. 無添加は肌にやさしいって本当？

A. 無添加の定義はあいまい。冷静に判断を！

無添加と聞くと一見安心なイメージがありますが、何が無添加であるのか不明瞭な場合も。

日焼け止めを選ぶ際は、パッケージの言葉でやさしいものと判断するのではなく、自分の肌に塗ってみてから合うものを購入するのがマストです。

Q3. ノンケミカルなら赤ちゃん子どもに塗っていい？

A. 製品に記載があるなら大丈夫！

ノンケミカルだからといって、子どもや赤ちゃんに塗っていいというわけではありません。「◯歳（カ月）から使用できる」という具体的な記載のある製品を塗ってあげましょう。

公園デビューしたら日焼け止めを塗ってあげてくださいね。

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せっかく購入するなら、SPF30前後でも肌に負担をかけず、紫外線をしっかり防ぎ、しかもベタつかず全身に使える、そんなパーフェクトな製品があったらいいですよね。

そこで、雑誌『LDK』編集部が、ドラッグストアやAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販で買えるプチプラアイテムを中心に、人気・定番のSPF30台の日焼け止めを17製品ピックアップし、おすすめはどれか比較しました。

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SPF30台の日焼け止めの比較方法は？

「きちんと日焼けは防ぎたいけれど、強い成分は不安」「日焼け止めをたくさん塗って、肌に刺激を与えるのも避けたい……」「日常的に使える日焼け止めが欲しい」と願うLDK読者に応えるべく、SPF30台の日焼け止め17製品を検証。

肌をいたわりながらしっかり紫外線を防いでくれるおすすめの日焼け止めを求めて、UVカットから塗り心地までLDK編集部が各製品をテストしました。

テスト1：焼けにくさ

紫外線に色で反応するUVラベル（※）に各製品を塗布して重ね、真夏の太陽とほぼ同じ威力の人工太陽照明灯を照射。

色の変化でUVカット率を算出し、評価しました。

LAB.360研究員

島田瞳 のコメント

カット率が高いほど高評価にしています。

テスト2：肌へのやさしさ

毎日塗り続けても肌荒れしないのはどれなのか、各製品の成分表をもとに、UVカット成分の種類やその他の成分を一本一本丁寧に確認し、プロが評価しました。

元化粧品メーカーの研究員

石渡比奈子 氏 のコメント

肌の刺激になるような成分は減点しました。

プロが成分表から一つひとつの成分を分類して評価

UVカット成分

• 吸収剤……肌の上で化学反応を起こして紫外線の吸収を防ぎます。刺激はやや強めです。
• 散乱剤＋吸収剤……吸収剤と散乱剤を組み合わせたもの。SPF値の高い製品でよく見られる処方です。
• 散乱剤……酸化チタンや酸化亜鉛などの成分で紫外線を反射します。刺激は低めです。

元化粧品メーカーの研究員

石渡比奈子 氏 のコメント

紫外線散乱剤のみの製品を高評価にしています。

その他の成分

• エタノール……清涼感のある使い心地が得られますが、肌の乾燥や刺激が懸念されます。
• 肌荒れ防止成分……おもにグリチルリチン酸2Kなど。日焼け後の肌の炎症を抑える成分です。
• 美白成分……プラセンタなど。メラニンの生成を抑え、シミのリスクを低下させます。
• 保湿成分……ヒアルロン酸やセラミドなど。肌を保護して水分を保持する作用があります。

テスト3：落としやすさ

日焼け止めは肌に残らず、石けんや洗顔料などでラクに落とせるのが理想です。

テストでは、白い粉を混ぜた日焼け止めを人工皮革に塗り、ボディソープを使って軽い力で洗ったあとの落ち具合を見ました。

LAB.360研究員

島田瞳 のコメント

強い力でこすらずに落とせるのがベストです。

テスト4：使いやすさ

複数の女性モニターに全製品の日焼け止めを使用してもらい、5項目を検証。いつでも塗りやすい日焼け止めを探しました。

モニター（女性） のコメント

不快感のない塗り心地だとうれしいです！

複数のモニターが実際に使用してテスト

白浮き

白浮きするのは顔に塗りづらいです。白浮きの具合をチェックしました。

ベタつき

ベタつかず、サラッとつけ心地のよいものが理想です。

伸ばしやすさ

なめらかなテクスチャーが理想です。

香り

不快なニオイは避けたいところ。香りのよさもチェックしました。

容器の使いやすさ

出しやすく容器が汚れにくいかをチェックしました。

それでは、日焼け止めのおすすめランキングを発表します。

※1：「UVラベル」は日油技研工業株式会社の登録商標です。

※2：総合結果は「焼けにくさ」と「肌へのやさしさ」を重視して評価しています。評価が同じでも順位が異なることがあります。