【電動自転車】「坂が坂じゃない」そんな感動、この製品なら実現します
2018年10月31日(水)
360.life編集部
360.life編集部/Test by 家電批評編集部
【電動自転車】「坂が坂じゃない」そんな感動、この製品なら実現します
坂道、平坦を問わず走りをサポートし、子供の送迎や買い物にも使える電動アシスト自転車。車が運転しづらい都市部を中心に、子育てママの定番となりつつあるこの電動アシスト自転車の最新ベストバイをお届けします。今回は自転車のプロの協力を得て、子供乗せタイプ全7製品をくまなく検証。「坂道を物ともしない快適さ」と自信を持って推せる製品を見つけました。
▼本記事の監修および取材協力はコチラ
家電批評 本音でテストする家電購入ガイド
家電批評
創刊9年を迎える家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。
義村貞純 氏 アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏
マウンテンバイクを使ったアウトドア系の冒険体験のイベント企画やWEB サイトの制作などを行う会社の代表取締役。
田中弾 氏 自転車雑誌ライター
田中弾 氏
『月刊FUNRiDE』などの自転車やオートバイ系の雑誌で編集やライティングを行っている、二輪のスペシャリスト。
平岡祐輔 氏 ライター
平岡祐輔 氏
自転車や自動車はもちろん、キャンプなどのアウトドア用品からコーヒーまで、幅広い分野で検証と執筆を行う。
  • 家庭に1台の電動アシスト自転車
    2018年の最強ベストバイを決定!
「小さな子供が乗せられて、買い物にも使える」となると、どんな自転車を思い浮かべますか?

「子供+荷物」となると、かなりの積載量となり、都市部にお住まいであれば、人が行き交う道での機動力も必要となります。以上の課題をクリアできる1台。それは「電動アシスト自転車」に他なりません。
この「電動アシスト自転車」の市場は、現在も急速に拡大中。子育てに奮闘する都市部のママを中心に「保育園の送り迎え」「近所の買い物」「お出かけ」に活用されています。

ただ、市場が拡大すると、買うべきではないNGな製品も増えていきますよね……。
競い合うように各社が新製品をリリース中。
ということで、今回はプロの協力を得て、子供乗せタイプの電動アシスト自転車7台を選出し、その中から「2018年最強のベストバイ」を決定しました!
細部まで検証する自転車のプロと編集部。
今回の検証で注目したのは、製品のキモとなる「アシストパワー」、乗り心地やハンドリングなどいった「走行の安定性」、子供乗せタイプで忘れてはいけない「安全性」の3つです。

編集部と自転車のプロがタッグを組み、数日間に渡って行われた検証の末、ベストバイに輝いたのはどのメーカーの製品だったのでしょうか?

早速、気になる検証結果を見ていきましょう!
  • 自信持ってオススメできるのは
    ヤマハの最強モデル2台でした
ヤマハ発動機
PAS Babby un
リヤチャイルドシート
標準装備モデル
実勢価格:11万6000円
サイズ・重量:全長1720×全幅580㎜・30.7kg

検証後、ランク付けの激しい議論が飛び交う中、1位に輝いたのは、老舗メーカー・ヤマハが世に送り出した2台の電動アシスト自転車でした。

まずはそのうちの1台。「PAS Babby un」の性能から触れていきましょう。

ナチュラルでパワフルなアシストは、子供を2人乗せたとしても余裕がありそうなほどでした。もし、小さな子供が2人いるご家庭なら、オプションのフロントチャイルドシートの搭載を検討するのも良いですね。
漕ぎ出しもスピード走行時も適切アシスト。
さらに子供を乗せてもふらつきにくいハンドルと幅広タイヤが、安定した走行を実現していました。
田中弾 氏
自転車雑誌ライター

田中弾 氏のコメント
ハンドリングは非常に軽快です!
子育て世代に嬉しい機能は、アシスト機能だけではありません。以下をご覧ください。

[大きなファンクションメーター]
大きな液晶画面のファンクションメーターは、走行中における視認性も完璧。
見やすいサイズの表示。
仕事や家事、育児に追われる子育てママにとって、時計が見れるのは非常に便利ですよね。


[安定感バツグンのリアシート]
子供が成長したら、取り外してバスケットを付けることも可能です。
生活状況に応じて着脱自由なシート。
プラ製のシートは濡れたところをサッと拭き取れます。
メンテナンスのラクさも魅力。
突然の雨に降られたあとのケアも簡単ですね。
義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表

義村貞純 氏のコメント
布で拭くだけで、シートの水気は取れます。
次は同率1位の「PAS Kiss mini un」に注目していきましょう。
  • カンガルーのように包み込み
    子供を守るPAS Kiss mini un
ヤマハ発動機
PAS Kiss mini un
実勢価格:13万6000円
サイズ・重量:全長1720×全幅580mm・30.3kg
同率1位となった「PAS Kiss mini un」は、アシストによる走行性はもちろんですが「守る機能」にとても長けていました。

「PAS Kiss mini un」の最大の特徴は、カンガルーポケットのようなフロントシート。
すっぽりと包み込むから転落の心配なし。
子供をすっぽりと包む形状なので、転落をはじめ、冷たい風や直射日光などの自然環境からも守ってくれます。
フロントカバーが大きく開閉します。
また、フロントカバーが大きく広がり、乗せ降ろしが楽なのも嬉しいかぎりですね。
義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表

義村貞純 氏のコメント
子供が小さい家庭に最適です。
一度乗ったらクセになる機能は、フロントシート以外にもありました。

[差し込みやすいカギ穴]
上向きのカギ穴は、荷物を持ったままでも差し込みやすくて便利です。
片手間でのカギの開閉がラク。
どうしても、片手間での動作が多くなるので、こういった小さな気遣いはありがたいですよね。


[アシストと安定性]
パワフルなアシストのおかげで、坂道でも姿勢を崩さずリラックスした状態で漕ぐことができました。
坂道でもパワーは十分!
フロントシートがハンドルの中央にあるので、子供を乗せてもハンドルが切りやすく、フラつきも気になりません。
平岡祐輔 氏
ライター

平岡祐輔 氏のコメント
姿勢を崩さずに坂を上れました。
ということで、まずは装備やディティールの特徴を中心に、2台の魅力を紹介しました。とはいえど、やはり重要なのは実際の走りですよね。

次は「走行性」「安全性」「アシスト」にまつわる検証結果に触れていきましょう。
  • 同率1位のヤマハの2台は
    走行性・安全性・アシストも最強
ここまでは、同率1位となったヤマハ「PAS Babby un」と「PAS Kiss mini un」の装備やディティールを中心にご紹介しました。でも、一番気になるのは、具体的な走りの性能ですよね。

ということで、同じヤマハのモーターシステムを搭載した2台の走りの検証結果をまとめてご紹介します。走行性・安全性・アシストのチェック項目ごとに見ていきましょう。

[走行性の検証結果]
とにかく漕ぎ出しがスーッと気持ちいいんです! 重い荷物を乗せた状態でも、難なく漕ぎ出せてブレません。
スピード走行時もフラつきなし!
急いでいる状況を想定して、疾走感を感じるくらいスピードを上げてみても、フラつきはありませんでした。

また、ワイドなタイヤにも注目。地面をしっかり掴んでくれるので、車体が安定してペダリングが軽快なんです。
幅広タイヤで車体が安定。
これは一度体験したらクセになる乗り心地ですね。


[安全性の検証結果]
スタンドを立てるのはとっても楽チン。両端の丸いでっぱりを踏めば、てこの原理を利用して楽にスタンドが立てられます。
丸いでっぱりを踏み込むだけ。
踏みやすいでっぱり、持ちやすいサドルといった余計な力を入れなくてもスルッと立てられる設計は「子育てママの労力の軽減になる」とプロも高評価。スタンドを立てるとハンドルが自動ロックされるのも、安全面への配慮が感じられました。

さらに、重い荷物を積み、下り坂でスピードを出してブレーキをかけてみました。
子供を乗せてもブレーキングはしっかり。
下手したら転んでしまうところですが、車体がよれたり浮いたりすることはなく、自分のイメージに近い距離感でしっかりとストップしてくれます。これなら安心して子供を乗せられますね。


[アシストの検証結果]
漕ぎ出しのアシストは強すぎず、弱すぎず、とてもスムーズ。徐々にスピードを上げるにつれて、違和感なくアシストが変化します。
適切なアシストで坂道をサポート。
乗り方や走行状況に合わせた適切なアシストは、プロを「圧倒的になめらか!」とうならせるほど。傾斜のきつい坂道でもスムーズにペダルが回り、驚くほどスイスイと自然な姿勢のままで上ることができました。

パワフルかつ滑らかなアシストを実現するには、さぞかし充電時間も長いのだろうと思いきや、フル充電に要する時間はわずか3.5時間。
短時間充電も注目ポイント。
これなら子供を幼稚園に送った後で充電しても、余裕でお迎えに間に合いますね。

どのチェック項目でも圧倒的な結果を出したヤマハの2台。そのスゴさには3つの理由がありました。
  • スイスイ漕げるを追求し続けた
    「ヤマハが最強」である3つの理由
今回、ヤマハが2台同率1位を達成できた裏側には、どんな理由があったのでしょうか。

「1位になった今だからこそ」ということで、ヤマハの担当者に直撃取材を敢行しました。 
並々ならぬこだわりを語るヤマハの広報担当さん。
ヤマハの本社で聞けた走行や乗り心地、安全性に関するスゴさの理由を3つご紹介しましょう。
  • [スゴさの理由1] 
    トリプルセンサーシステム
ヤマハは3つのセンサーを搭載するトリプルセンサーシステムを採用しています。

トルクセンサーでペダルを漕ぐ力、スピードセンサーで車体のスピード、クランク回転センサーでペダルが回る速度の情報を得て、乗り方や走行情報を瞬時に解析し、適切なアシストをしてくれるのです。
▼各センサーの詳細はコチラ
1. トルクセンサー
坂道で力を入れて漕いでいるときなどに、ペダルをどれくらいの力で踏んでいるかを検知。

2. スピードセンサー
車体がどれくらいのスピードで進んでいるかを計測。時速24km以上になるとアシストはストップ。

3. クランク回転センサー
ペダルがどれくらいのスピードで回っているかを検知。ペダルの回転が突然止まった場合も察知してくれる。

トリプルセンサーのスゴいところは、状況ごとに変化するアシストの量が少なく、とても滑らかなこと。違和感が少ないので、安心かつ自然な乗り心地で、フラつきやすい低中速もきちんとアシストしてくれるのです。
  • [スゴさの理由2] 
    アシスト範囲の拡大
坂道がラクになった秘密は、2008年の「アシスト比率の規制緩和」に即座に対応できた企業としての瞬発力にありました。

ヤマハでは、各ギアのアシスト範囲を拡大するシステム「S.P.E.C.」により、急なギアチェンジにもアシストが対応できるような工夫がなされています。
これによって、どんな走行シーンでも滑らかなアシストが可能になっているのです。
だから、長い上り坂でも、リラックスした姿勢で上りきることができるんですね。
  • [スゴさの理由3]
    パワフルでも他社製品より軽量
子供乗せタイプの電動アシスト自転車は、大きくて重いために扱いにくいのが難点。
ですが、ヤマハは一般的なモデルより4~5kg軽く、力の弱い女性でも扱いやすいんです。軽くコンパクトなので、子供を乗せるときも走行中も快適です。

ヤマハ最強の裏側には抜きん出た技術と強いこだわりがあったんですね。
  • ヤマハには死角なし!
    子育てママとイクメンパパに最適
「パワフルかつ滑らか」がコンセプトのヤマハの電動アシスト自転車は、あらゆる点でスキがありませんでした。とにかく圧倒的にスムーズなアシスト機能、高性能のハンドリングとブレーキング、これらが快適な乗り心地を約束してくれます。

また、子育て世代には気になる安全面の配慮も優れていて、すべてのママとパパにオススメです。もし電動アシスト自転車選びに迷ったら、ヤマハでOK! 2製品同率1位の品質は伊達じゃありませんよ。

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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