

2017年06月16日(金)

360.life編集部/Test by MONOQLO編集部
【100均で十分?】懐中電灯だけは 絶対1000円を出すべき理由
「懐中電灯なんてどれも大差はないし、安いもので十分」と思っていましたが、テストをしてみると見やすさの違いが出てビックリ。暗くて使いにくい安物ではなく、Sランク製品を常備しておきましょう。
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明るさに加えて使いやすさもテスト 結果、優秀だったのはこの2製品
以前、本サイトにて紹介した通り、災害用のライトとしては、手がふさがる懐中電灯よりも、両手が自由に使えるヘッドライトの方が断然おすすめです。 とはいえ、とりあえず家に1つくらい懐中電灯を用意しておきたいというニーズもありますので、ベストバイを調査しました。 実は、アマゾンでも懐中電灯のカテゴリーは人気で、ベストセラーの懐中電灯には、多数のレビューが寄せられています。今回はレビュー数の多いモノを優先的に、全7製品をテスト。明るさはもちろんのこと、見やすさ、使いやすさなどを、災害時に停電した時のことを想定し、暗い中でテストを行いました。 明るさ・見やすさのテストでは、明るさの“質”に違いが出ました。照度計での計測値が高いほど“明るさが良い”というわけではなく、手元は広範囲で均一に明るく照らし、遠方もスライドで明るさを変えられるものが見やすく好印象でした。 使い勝手は、スイッチ操作の簡単さ、電池の入れ替えやすさなどを比較しています。暗い中で操作する場合は片手で操作できる小型のタイプの方が便利でした。
TEST1:明るさ(近、遠) 手元(60㎝)、遠方(2m)を照らしたときの明るさを照度計で計測しました。ズームモードを搭載している製品では、遠方を計測。 TEST2:見やすさ たとえ明るくても、明るすぎるとまぶしくて逆に見えづらくなります。また手元は、明るいスポットが狭い範囲にとどまり、その周辺をぼんやり照らすような製品は見にくかったです。 TEST3:使い勝手 ポケットやカバンの中などに常備しておきやすいサイズを評価。重すぎるものは長時間使いにくく感じました。また小さすぎても、手の中にうまく収まらず使いづらかったです。 以上のテストを踏まえて、おすすめしたいのがこちらの2製品でした。
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明るく、小さく、ズームあり 常備用に買うならLightning EVER
単四電池3本とは思えないほど、手元も遠方も明るかったLighting EVERの「LE LED 懐中電灯 ポータブル ハイ・パワー」。サイズ感もちょうど良いので、持ちやすく操作しやすいのがポイントです。ズーム機能もスポット上からワイドまで調整でき、片手でサッとできます。約1000円と価格も手頃なので、家や車に常備しておきたい懐中電灯です。
Lighting EVER LE LED 懐中電灯 ポータブル ハイ・パワー 実勢価格■1099円
手元を照らすとムラなく広範囲が照らされるので、探し物の形がよくわかりました。書類の文字もとても見やすいです。

遠距離
ズームにすればかなり明るく照らしてくれます。街灯の少ない通りの道路など、真っ暗な道でも使えました。

電池込みでも128gとかなり軽く、片手で長時間持っても疲れにくいのがうれしいです。
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基本機能はSランクレベル やや重めのCREE XM-L T6LED
CrazyFireの「CREE XM-L T6LED」は、手元も遠距離も明るくて見やすく、これだけならSランクレベルでした。ズーム機能も軽い力で行えます。大きめでやや重い点を踏まえて今回はAランクとしました。
CrazyFire CREE XM-L T6LED 実勢価格■898円
ズーム機能がとにかく便利でした。手元は明るく照らしてくれるため見やすく、遠距離でも広範囲をムラなく照らしてくれます。

手元

遠距離
なお、下の写真が約600円の懐中電灯です。明るすぎるのはイヤという方にはアリですが、暗い夜道でしっかりと足元を照らしたいという場合には、やはり上位1000円レベルの懐中電灯が絶対オススメです。

手元

遠距離
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。
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