AV機器Bluetoothスピーカーは必要?

Bluetoothスピーカーは必要? Bluetoothスピーカーおすすめ イメージ

パソコンやスマホで音楽を聴く際に、臨場感や音の迫力に欠けるな…と感じたことはないでしょうか?

そんな方にこそ、Bluetoothスピーカーがおすすめです!

自宅や外出先で音楽を楽しむ際にはもちろん、サブスク動画などを再生する際にもBluetoothスピーカーが大活躍すること間違いなし。

原田裕弘 氏
東京音研放送サービス代表
原田裕弘 氏 のコメント

自宅で音楽鑑賞する際の使用におすすめできます。

AV機器Bluetoothスピーカーの選び方は?

Bluetoothスピーカーの選び方は? Bluetoothスピーカーおすすめ イメージ

さまざまな場面で活躍が期待できるBluetoothスピーカーですが、多くのメーカーから商品が発売されており、どれを買えばいいのか迷うところ。

そこで、Bluetoothスピーカーを選ぶ際に押さえておきたいポイントを3つご紹介します。

サイズをチェック

サイズをチェック Bluetoothスピーカーおすすめ イメージ

実は、Bluetoothスピーカーのサイズの大きさと音のパワフルさは比例するもの

力強いサウンドを求める方には、なるべく大きい500mlペットボトルサイズ以上のBluetoothスピーカーがおすすめです。

原田裕弘 氏
東京音研放送サービス代表
原田裕弘 氏 のコメント

迫力のあるタイプと低音が聴きづらいタイプがありました。

ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

サイズで高音域、中音域の情報量にも違いが出ます。

コーデックをチェック

LDAC

ソニーの高音質コーデックで、ハイレゾ相当の音。遅延は大きいとされます。一部のAndroid機種に対応しています。

aptX Adaptive

対応Androidはわずかですが、こちらもハイレゾ相当の音質で、aptXよりも音質が良く、遅延も少ないのが特徴です。

aptX

CDレベルの音質ながらAACよりも高レベル。多くのAndroid機種に対応しており、ここを目安にすると◎

AAC

iPhone対応コーデックではSBCより上位の音質ながら、aptXには劣ります。ほとんどのAndroid機種に対応しています。

SBC

上記コーデックには及ばない標準的な音質のコーデック。Bluetooth端末のすべてに対応しており、今回はこれが多いです。

防水レベルもチェック

防水レベルもチェック Bluetoothスピーカーおすすめ イメージ

浴室やキッチンで使用する人は、防水性能も確認を。最低でも「IPX5」以上とされる製品がおすすめです。これなら雨の屋外でも使用できます。

建部博
MONOQLO/家電批評 編集長
建部博 のコメント

今回の7製品はスペック通りであると確認できました。

AV機器Bluetoothスピーカーのおすすめは?

プロと一緒に実際に使ってみた、Bluetoothスピーカーのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品 おすすめポイント
A評価
JBLFLIP ESSENCIAL 2(Amazon限定モデル)
Bluetoothスピーカーおすすめ JBL FLIP ESSENCIAL 2(Amazon限定モデル) イメージ
3.90
動画視聴に最適な音の広がり/浴室でも使用可能な防水性/操作方法も簡単
4.00 3.50 4.00 4.25 4.25 3.38 4.00 2.88 4.50 4.00 4.50
ドンシャリ
A評価
EarFunEarFun UBOOM L
Bluetoothスピーカーおすすめ EarFun EarFun UBOOM L イメージ
3.60
なめらかで厚みのある音/J-POPとの相性◎/アウトドアモードに切り替え可能
3.75 3.63 4.13 4.00 3.25 2.63 3.25 3.38 4.25 3.00 4.50
かまぼこ
B評価
クリエイティブMUVO Go
Bluetoothスピーカーおすすめ クリエイティブ MUVO Go イメージ
3.35
3.13 3.38 3.38 3.25 3.25 2.88 3.25 2.63 3.75 3.67 4.00
ドンシャリ
B評価
アンカーSoundcore 3
Bluetoothスピーカーおすすめ アンカー Soundcore 3 イメージ
3.15
3.25 3.38 3.63 3.00 3.75 2.50 4.25 2.25 3.50 2.67 3.50
かまぼこ
B評価
Tribit第2世代 Tribit StormBox Pro
Bluetoothスピーカーおすすめ Tribit 第2世代 Tribit StormBox Pro イメージ
3.00
3.63 3.00 3.38 3.25 2.75 2.38 3.00 3.00 3.63 2.33 3.00
かまぼこ
C評価
フォーティーズHW2
Bluetoothスピーカーおすすめ フォーティーズ HW2 イメージ
2.81
3.25 3.50 3.13 3.50 3.50 2.38 3.25 1.50 1.25 2.67 4.00
かまぼこ
C評価
FunLogyFunLogy Portable
Bluetoothスピーカーおすすめ FunLogy FunLogy Portable イメージ
2.70
3.25 3.13 2.38 3.25 3.25 2.38 4.00 2.38 2.25 2.33 2.50
高音寄り

A評価【1位】JBL「FLIP ESSENCIAL 2」

  • JBLFLIP ESSENCIAL 2(Amazon限定モデル)
  • 実勢価格: ¥9,180検証時価格: ¥11,000

総合評価: 3.90

高音域
 4.00
中音域
 3.50
低音域
 4.00
大音量
 4.25
小音量
 4.25
解像度
 3.38
レスポンス
 4.00
音の広がり
 2.88
動画視聴
 4.50
使い勝手
 4.00
操作性
 4.50

パワー感のある低音が動画視聴の迫力を倍増!!

A評価でベストバイを獲得した JBL「FLIP ESSENTIAL2」は、コーデックはSBC止まりながら、音質はJBLの最新モデルにも負けていないと感じられるほどの高レベル。縦置きでも使用でき、防水性能が高い点も好評価を得て、この価格帯のBluetoothスピーカーとしては文句なしのベストバイ商品です。

おすすめポイント
  1. 動画視聴に最適な音の広がり
  2. 浴室でも使用可能な防水性
  3. 操作方法も簡単
がっかりポイント
  1. 低音とそれ以上の音のつながりが粗めなことも
  2. 打ち込みの曲との相性が△
音の傾向
ドンシャリ
175mm
奥行
68mm
高さ
70mm
重量
520g
防水・防塵性能
IPX7
型番
JBLFLIPES2
原田裕弘 氏
東京音研放送サービス代表
原田裕弘 氏 のコメント

アクション動画再生時は、さすがの迫力サウンドが味わえました。

ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

解像度がそこまで高くはないのにニュアンスが伝わります。

建部博
MONOQLO/家電批評 編集長
建部博 のコメント

素人にもしっかりと伝わる音のパワーは動画視聴向けです。

音の傾向

音の傾向 Bluetoothスピーカーおすすめ イメージ

高音の抜けの良さと低音のパワーが際立つ"JBLらしい"音

高音の抜けの良さと低音のパワーが際立つ"JBLらしい"音 Bluetoothスピーカーおすすめ イメージ

パワー感のある低音は歯切れも良く、JBLらしい元気な音で、動画視聴の迫力を倍増!

高音の抜けの良さと低音のパワーが際立つ"JBLらしい"音 Bluetoothスピーカーおすすめ イメージ2

高音の抜けが良く「爽やか」な音色が特徴です。JBLの最新モデルにも負けない音質!

動画のミサイル発射音が特にリアル!

動画のミサイル発射音が特にリアル! Bluetoothスピーカーおすすめ イメージ

動画視聴時は、テストした機種のなかで最も広がりが出るとの評価に。特にミサイル発射音がリアルで、映画やドラマの迫力のある効果音を高音質で満喫できちゃいます。ネトフリ視聴時にぜひ使ってみてほしいです!

J-POPはややうるさく聞こえる

J-POPとはやや相性が悪く、どうしてもうるさくなってしまう(原田さん)との声も。アコースティックな編成の曲はきちんと再生してくれます。好みが分かれるポイントです。

ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

打ち込みの曲だと音数の少なさが気になります。アコースティックとボーカルには強いといえます。

防水はバッチリでお風呂でも◎

防水はバッチリでお風呂でも◎ Bluetoothスピーカーおすすめ イメージ

防水性能はIPX7で浴槽などに落としても浸水しません。

建部博
MONOQLO/家電批評 編集長
建部博 のコメント

お風呂で子どもと使用する際にもおすすめです!

使い勝手の総評

使い勝手の総評 Bluetoothスピーカーおすすめ イメージ

ボタン操作は直感的で、迷うことなく使用できます。縦置きで使えるのも◎。本体をぶら下げる用のヒモが付いているのでフック等に引っ掛けることもでき、使用時のストレスがないポータブルスピーカーです。

A評価【2位】EarFun「EarFun UBOOM  L」

  • EarFunEarFun UBOOM L
  • 実勢価格: ¥6,685検証時価格: ¥7,999

総合評価: 3.60

高音域
 3.75
中音域
 3.63
低音域
 4.13
大音量
 4.00
小音量
 3.25
解像度
 2.63
レスポンス
 3.25
音の広がり
 3.38
動画視聴
 4.25
使い勝手
 3.00
操作性
 4.50

コスパ◎!J-POP好きにおすすめ

A評価で2位のEarFun「EarFun UBOOM  L」は、テストしたプロが「J-POPの打ち込み音を上手に再生できている」と評価。高音がとがっていないため、大音量でも聞ける点も優秀です。対応コーデックはAACと今回の製品の中では上位。厚みがありなめらかな音で、大音量でBluetoothスピーカーを楽しみたい人におすすめです。

おすすめポイント
  1. なめらかで厚みのある音
  2. J-POPとの相性◎
  3. アウトドアモードに切り替え可能
音の傾向
かまぼこ
210mm
奥行
72mm
高さ
78mm
重量
650g
防水・防塵性能
IP67
型番
UBOOM L

おすすめはアウトドアモード!

おすすめはアウトドアモード! Bluetoothスピーカーおすすめ イメージ

「アウトドアモード(写真内三角のボタンで切り替え)」にすると音の広がりがだいぶ変わり、室内で使用する時でも人数が多い時はこっちがおすすめ!

原田裕弘 氏
東京音研放送サービス代表
原田裕弘 氏 のコメント

好みによりモードを切り替えて、楽しく聴いてほしいスピーカーです。

使い勝手の総評

 横置き・縦置きどちらでも使用でき、お風呂でも問題なく省スペースで音楽を楽しめて◎。ボタン類も迷うことなく、直感的に操作できます。ただし、ボタンは少しかためになっているので、好みが分かれるところではあります。

B評価【3位】クリエイティブ「MUVO Go」

  • クリエイティブMUVO Go
  • 実勢価格: ¥6,980検証時価格: ¥10,800

総合評価: 3.35

高音域
 3.13
中音域
 3.38
低音域
 3.38
大音量
 3.25
小音量
 3.25
解像度
 2.88
レスポンス
 3.25
音の広がり
 2.63
動画視聴
 3.75
使い勝手
 3.67
操作性
 4.00

小さめのサイズ感で好きなところに置ける

低域にややクセはあるものの、大音量で音楽を聴いても歪まず破綻はしません。小音量で視聴したほうがバランスが良いので好みに合わせて調整することをおすすめします。動画視聴時には低音がかなり出る印象で、砲撃の発射音がリアルに聞こえました。洋画のセリフや衝撃波などもきちんと再生できます!

音の傾向
ドンシャリ
型番
SP-MVGO-BKA

使い勝手の総評

今回比較したなかでは小さめのサイズ感で、好きなところに置いて音楽や動画を楽しめる印象。ボタン操作もストレスなく、初心者でも迷いません。対応コーデックはSBCですが、縦置きで聴いたほうが音質がよく感じられました。

B評価【4位】Anker「Soundcore 3」

  • アンカーSoundcore 3
  • 実勢価格: ¥4,999検証時価格: ¥6,990

総合評価: 3.15

高音域
 3.25
中音域
 3.38
低音域
 3.63
大音量
 3.00
小音量
 3.75
解像度
 2.50
レスポンス
 4.25
音の広がり
 2.25
動画視聴
 3.50
使い勝手
 2.67
操作性
 3.50

小型モデルなので、低音を求めすぎない人におすすめですが、サイズから考えれば低音もよく聞こえます。小音量で家の中でしっとり使う人向け。プロからは「高域がクリアだが耳障りではない」という意見もありました。対応コーデックはSBC。

音の傾向
かまぼこ
型番
A3117

使い勝手の総評

コンパクトなサイズで、どこにでも持ち運んで使えます。価格も考えれば、これまでBluetoothスピーカーを使っていなかった人の最初の一台におすすめ。操作や設置のストレスはなく、気軽に使用するのに向いた1本といえます。

B評価【5位】Tribit「第2世代 Tribit StormBox Pro」

  • Tribit第2世代 Tribit StormBox Pro
  • 実勢価格: ¥13,599検証時価格: ¥8,499

総合評価: 3.00

高音域
 3.63
中音域
 3.00
低音域
 3.38
大音量
 3.25
小音量
 2.75
解像度
 2.38
レスポンス
 3.00
音の広がり
 3.00
動画視聴
 3.63
使い勝手
 2.33
操作性
 3.00

対応コーデックはaptXで、今回比較したなかでは最上位。Android端末ユーザーにおすすめ。やや強調感のある低音や少し安っぽく聞こえる中音は気にかかるものの、バランスのいい音質。洋画を観る際のセリフの聞きやすさは◎

音の傾向
かまぼこ

使い勝手の総評

本体にフックが付いており、さまざまな場所に引っ掛けて使用できます。お風呂や外遊びに使用したい人におすすめ。縦に長い商品なので高さが気になる人は要検討。操作等に大きな特徴はなく、可もなく不可もないという評価になりました。

C評価【6位】フォーティーズ「HW2」

  • フォーティーズHW2
  • 実勢価格: ¥7,993検証時価格: ¥6,173

※リンク先は色違いの商品ページを含みます

総合評価: 2.81

高音域
 3.25
中音域
 3.50
低音域
 3.13
大音量
 3.50
小音量
 3.50
解像度
 2.38
レスポンス
 3.25
音の広がり
 1.50
動画視聴
 1.25
使い勝手
 2.67
操作性
 4.00

全体的に音数が少なく、楽しげな音とはいいづらい印象。低音があまり響かず、音量を上げると中音域がうるさくなるという意見も。これは動画視聴の迫力の薄さにも直結している。対応コーデックはSBC。小音量で聴くとバランスは◯。

165mm
奥行
78.6mm
高さ
43.5mm
重量
357g
音の傾向
かまぼこ
型番
HW2 SILVER GRAY

使い勝手の総評

小ぶりなサイズでどこに置いても音楽を楽しめます。ボタンの数や操作感も初心者にもなんら問題なく扱えます。今回テストしたモデルの色違い(カーキ)はキャンプなど屋外で使うのに見た目もいいのでおすすめ。

C評価【7位】FunLogy「FunLogy Portable」

  • FunLogyFunLogy Portable
  • 実勢価格: ¥3,980検証時価格: ¥4,980

総合評価: 2.70

高音域
 3.25
中音域
 3.13
低音域
 2.38
大音量
 3.25
小音量
 3.25
解像度
 2.38
レスポンス
 4.00
音の広がり
 2.38
動画視聴
 2.25
使い勝手
 2.33
操作性
 2.50

中・高音域が重視された小型モデルで、価格なりのバランスが取れた音質といえます。パッシブラジエーターを搭載した商品で、対応コーデックはSBC。低音はすぱっとあきらめている印象で、人によってはすっきりしたサウンドに感じられるかも。サイズ感から考えれば音の広がりもある程度は感じられます。

音の傾向
高音寄り
型番
FLS721PR

使い勝手の総評

大きな特徴のない一台ながら、操作に迷うことはなくシンプルに活用できます。低音重視でない人、価格をとにかく安く抑えたい人にはアリ。Anker製品の音の軽い版ともいえる印象で、使い勝手よりも値段で選ぶ人向けの一台です。

AV機器まとめ:縦横使えるJBLがベストバイ!

以上が、Bluetoothスピーカー全7台の比較結果でした!

編集部とプロによる比較の結果、操作感や使い勝手には大きな違いは見られませんでした。そうなってくると、ポイントになるのは音質と価格。おすすめベストバイのJBLはアマゾン限定モデルながらも、最新の同社製品にも負けず劣らずの音質。ドンシャリが好みで、さらに映画やドラマ(特にアクション系)が好きな人にとっては最高におすすめの一台です。

一方で、「大音量だと気持ちいい音を鳴らす」とプロが評価したEarFunも本誌としておすすめできるBluetoothスピーカー。実勢価格が約8000円とJBLより安く、コスパ抜群です。

3位以下は音の好みで選ぶことになりますが、Tribitは対応コーデックがaptXと、今回比較した機種のなかでは最も高く、他と比べると低遅延ゆえに動画視聴重視なら特におすすめのワイヤレススピーカーです。また、クリエイティブのMUVO Goは「砲撃の音がリアル」とプロが評価するほど。動画視聴をメインに想定する人にとって十分おすすめできる一台といえます。

編集部おすすめはパッシブラジエーター搭載のアンカー。操作も簡単で、初心者の方におすすめのBluetoothスピーカーです。

AV機器Bluetoothスピーカーの売れ筋ランキングもチェック!

BluetoothスピーカーのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。