家電 汚れ落ちやかかった時間を徹底的に検証しました!

お洗濯でお母さんが頭を悩ます代表的なモノ、それは「布団」ではないでしょうか? いざ洗おうにも、どうしてもかさばってしまい、洗濯機に入れるのも一苦労。おまけに乾かすとなると、ベランダ一面を占領してしまって、「他の洗濯物どうするの?」状態になること必至です。

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そこで今回は、家庭用洗濯機、コインランドリー、クリーニング店で汚れ落ちや時間などの違いを徹底検証し、実際のところはどの方法が一番ラクなのか調べてみました。検証項目は以下の3つです。


【検証項目】
■かかった費用

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自宅で洗濯の場合は水道代や電気代を、コインランドリーとクリーニングの場合は支払った料金を比較しました。

■かかった時間

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布団を洗濯してから乾ききるまでの時間を計りました。

■汚れ落ち
日常生活で汚れそうな要素のものを以下の画像のように8種類つけて洗い、どれくらい落ちたのか比較してみました。

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水性汚れとしてコーヒー、油性汚れは口紅と油性マジック、落ちにくい泥や、色素汚れとしてカレーとミートソースをつけました。また、下着汚れは疑似的に卵をつけ、皮脂汚れは卵と馬油を組み合わせたものをつけました。


それでは、テスト結果の発表です! 果たして価格と汚れ落ち具合などは見合っているのでしょうか。まずは、家庭でもっとも身近な洗濯機での検証結果を見てみましょう。

家電 [洗濯機] なんとか洗えても乾燥の長さにイラッとするかも

シングルなら、ファミリーサイズの洗濯機でラクラク丸洗いできます。しかし乾燥では洗濯槽に余裕がなく、中心部に湿り気が残り乾ききるまでに6時間もかかりました。

[洗濯機] なんとか洗えても乾燥の長さにイラッとするかも イメージ

ギュウギュウに詰め込んでもOKですが、乾くのに時間がかかります。

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今回家庭用洗濯機ヒーター式タイプを使用しましたが、料金は断トツで安く、布団1枚200円以下で洗濯できました。

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乾燥機で4時間乾燥させましたが、湿り気が取れなかったため、部屋干しを1時間して乾燥させました。

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カレーやミートソースの汚れ、油性マジックも残ったままでした。

家電 [コインランドリー] 洗濯と乾燥が60分で終わっちゃいました!

家からお店まで布団を持ち出すのは少し大変ですが、ガス乾燥機にかけたらふっくらとして思わず飛び込みたくなる仕上がりに。乾燥機の叩きでダニ駆除もできちゃいます。

[コインランドリー] 洗濯と乾燥が60分で終わっちゃいました! イメージ

キルティング加工があれば、丸洗いOKです!

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コインランドリーの洗濯代は、洗剤代や水道代も含まれた設定。1000円以下で洗えてふんわり乾かせるのであれば良心的な価格です。

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洗濯と乾燥を合わせて1時間で完了。外に干すのが馬鹿らしくなるほど速いです。

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口紅や油性マジックなどの油性汚れは残ってしまいました。また、洗濯機で残っていたミートソースは洗濯の際に揉まれるので、下洗いなしでも若干薄く残る程度でした。

家電 [クリーニング店] ヒアリングで汚れに合う処理が可能です

布団のクリーニングは水洗いです。受付でシミを確認し、汗や尿、皮脂汚れをしっかり落とします。中綿が傷まないよう低温か自然乾燥なので、ふんわり仕上がりますした。

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ひどい黄ばみはプロに任せちゃうにもアリです!

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シンプルな布団丸洗いのコースで約5000円。プロに頼むのだからきっとシミは落ちるはずと期待して支払いました。

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当たり前ですが、洗濯機やコインランドリーよりも時間はかかります。受付では7日後の返却予定でしたが、実際には2日早く仕上がり5日後に返ってきました。

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洗濯機ではダメだったミートソースはさっぱり落ちましたが、口紅や油性マジックはべったり。この2つは落とすのはなかなか難しい汚れのようです。

家電 [結論] 水洗いできる布団ならコインランドリーが正解です!

布団洗いは、水洗いできるものならコインランドリーが正解です。高温ガス乾燥機で一気に仕上げ、時間とコスパに優れたコインランドリーが圧勝でした。

[結論]  水洗いできる布団ならコインランドリーが正解です! イメージ

家庭の電気乾燥機では限界があり、乾くまでに長時間かかりました。一方クリーニングは仕上がりはよいものの、価格や営業時間の短さがネックに。ただ羊毛布団はクリーニング店が無難なので、洗濯したい布団にあわせて使い分けるのがおすすめです。