大キライで超ニガテなアイロンがけが
楽しくなっちゃう“神の1台”教えます①
2016年02月27日(土)
長﨑 美香
長﨑 美香/Test by LDK編集部
大キライで超ニガテなアイロンがけが
楽しくなっちゃう“神の1台”教えます①
日頃感じる「きれいにならない」「重くて疲れちゃう」「熱がすぐ下がっちゃう」というアイロンがけのストレス。そんな大キライで超ニガテなアイロンがけが楽しくなっちゃう“神の1台”を、プロへの徹底取材と検証をもとに10製品の中から選出しちゃいます。
  • “神アイロン”の三条件を満たすアイロンを探せ!
「アイロンをかけても全然きれいにならない」「アイロンが重くてすぐに疲れちゃう」「アイロンの熱がすぐに下がっちゃう」というアイロンがけに関する日頃のストレスをアイロンのプロにぶつけたところ、それをぜんぶ解決する“神アイロン”の3つの条件が判明しました。そこで、この3つの条件をもとに、選出した売れ筋アイロン10製品を徹底的にテストしてみました。
[アイロンのプロ]
今回のテストにご協力頂いたのは、店頭に並ぶ前の洋服のアイロンプレスや検品を行う都内唯一の仕上げ屋「ヤマサワプレス」の代表取締役 山澤亮治さん。通称「アイロン男爵」さんです。
  • [条件①]スチームが多いほどシワは伸びます
仕上がりの決め手は何といっても、細かいスチームをたっぷり当てられるかどうかだそうです。そこで、テスト1ではスチームの量と質、および仕上がりの状態をチェックします。
  • [条件②]滑りがよく重さを感じないバランスが大事です
滑りと重さには重要な関係があり、2つのバランスが大事。つまり、重くても滑りがよければ軽く感じ、軽くても滑りが悪ければ重く感じるとのこと。なるほど。そこで、テスト2では滑りと重さのバランスに注目しつつ、10製品を使い倒してストレスフリーな製品を見つけます。
  • [条件③]ずっと給電ナシで使えるのが良いです
熱の持続性が良く、給電回数は少ない方がアイロンがけにかかる時間は短くてすみます。そこで、テスト3ではシャツ1枚のアイロンがけの間に何回休憩(給電)が必要になるのか、立ち上がりの時間や給電ランプの点灯から消灯までの時間なども含めて細かく計測し、熱の持続性が良い製品を選出します。
  • [テスト1]スチームの量と質、
    仕上がりを10製品でテスト!
“神アイロン”の3つの条件から、テストで検証するべきポイントが明確になりました。それでは早速テストを開始しましょう。まずはテスト1の「スチームの量と質、シワ伸ばしの仕上がり」からです。

繊維をほぐしてシワを伸ばしてくれるスチームは、仕上がりを語るうえで欠かせないチェックポイントです。そしてスチーム自体にも良し悪しがあり、良いものは量の多さに加え、粒子が細かいのです。そこで、黒い壁の前でスチームを出し、出方や粒子の細かさを見比べました。

仕上がりの検証には、「折りジワ」、くしゃくしゃの「小ジワ」カフスまわりの「洗濯ジワ」の3種類のシワを用意して、スチーム→ドライで1回ずつアイロンをかけ、変化を確認しました。
  • 今回テストした10製品はこちら
    (価格はテスト時の実勢価格、10点満点で採点)
・パナソニック カルル NI-WL703 1万4904円
・パナソニック スチームアイロン NI-S55-A 2138円
・ティファール フリームーブ パワー9985 1万9310円
・ティファール ウルトラグライド4670 7840円
・東芝 美ラクル La・Coo TA-FVX920 1万4900円
・ニトリ コードレスアイロン コトンES-140 3589円
・日立 コードレススチームアイロン CSI-101-A  2940円
・ツインバード工業 STYLE MAGIC/SA-4088G 8385円
・ヤマダ電機オリジナル HerbRelax YA-C10A1 3056円
・石崎電機製作所 男前アイロン SI-300LM 5620円

では早速、結果をみてみましょう。まずは、シワ伸ばしテスト第1位と最下位の結果を発表します。
  • 細かい大量スチームでみるみるほぐす!
    シワ伸ばし第1位はティファール
テスト1で第1位となったのは、ティファールのフリームーブ パワー9985でした。水っぽくない細かなスチームが安定して大量に出るのが高評価のポイントとなりました。ドライにすると、表面がかなり高温になり、しっかりと水気を飛ばしてくれ、ハリのある手触りに。かけ面が大きく一気にシワを伸ばせることもきれいな仕上がりの理由のひとつと言えます。スチーム、仕上がりの両方で10満点を獲得して、文句ナシの1位です。


<製品情報>
ティファール
フリームーブ パワー9985
かなり微細な水蒸気が面全体から勢いよく出てきました。しかも、途中で弱まることなく出続けます。水っぽくなく、質の良いスチームが繊維のすき間までしっかり入りこむことで、強力なシワにも打ち勝ってくれます。
アイロンがけの途中にもできやすい亀裂のような折りジワは、かなり強力で特にとれにくいのですが、このシワもスチームとドライ1回ずつであっさり消えてしまいました。ただシワが消えるだけじゃなく、ハイパワーでハリのある仕上がりになるのも◎です。
  • すべてにおいてがっかり
    最下位はニトリでした
ティファールのフリームーブ パワー9985とは大違いで最下位となったのは、ニトリのコードレスアイロン コトンES-140。パワー不足が一目瞭然で、がっつりシワが残る仕上がりで最低評価となりました。スチームも弱くて水っぽく、すぐに水滴になってしまいました。しかも、使い続けると1回だけでなく何回も結構な量の水滴が布の上に垂れてきてしまいます。これでは、逆にシミになってしまう可能性もあります。スチーム、仕上がりともにまさかの0点となりました。


<製品情報>
ニトリ
コードレスアイロン コトンES-140
かなり弱いスチームで、ほかの製品は「シュー」とスチームが出る音がしましたがこれは無音。そして出し続けていると水滴がボタボタ! かなり水っぽく、質の悪いスチームです。安定性も怪しく、時々プシュっと出たかと思ったら、すぐ勢いが弱まってしまいます。とてもスチームとは言えない水滴がシミの原因になることもあり、オススメできません。
スチームが弱すぎるので、プレスする前にスチームによって繊維をほぐすことができません。プレス効果も普通以下なのでしょうか、ほとんどシワが伸ばせませんでした。スチームが水滴になって服の上に垂れてしまうのが致命的です。
  • 気になる2位~9位のランキングは
    「大キライで超ニガテなアイロンがけが楽しくなっちゃう“神の1台”教えます②」へ続きます

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