ロボット掃除機は「ルンバ」じゃなくてもいい5つの理由
2018年05月09日(水)
360.life編集部
360.life編集部/Test by 家電批評編集部
ロボット掃除機は「ルンバ」じゃなくてもいい5つの理由
いま白物家電が過去10年間で一番売れているといわれています。中でも特に好調なのが、ロボット掃除機、洗濯乾燥機、食器洗浄機の3製品。いずれも高級ですが、ロボット掃除機だけはネットで買える特選品でもおすすめのモノがあるんです。それはこれまで家電批評、MONOQLO、LDKで行ったロボット掃除機テスト29台の中で「1万円台の製品で最も優秀」と評価されたILIFEです。
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  • 格安モデルのレベルが急上昇中!
    高級ルンバとの違いを比較しました
これまで家電批評ではロボット掃除機について、あらゆるテストを行ってきましたが、やはりルンバの完成度は頭ひとつ抜けていて、現時点でもベストバイの1つであることに違いありません。

ただ、安いロボット掃除機では掃除ができないかというと、決してそんなことはないんです。黎明期には「自分でやったほうがラク」という評価が飛び出すほど、レベルの低かった格安モデルですが、昨今ではかなりレベルアップしています。
そこで、オンラインストアで買える特選品として家電批評が推すのが、ILIFEの「V3s Pro」。2万円を下回る価格でありながら、ちゃんと自動で部屋を掃除してくれる、れっきとしたロボット掃除機です。もちろん、ルンバに劣る部分はありますが、その点を納得した上でなら、人によってはベストバイになりえる逸品といえます。

ILIFEのV3s Proは、以前行った格安ロボット掃除機7台のテストでもベストに輝いた実績を誇ります。バツグンの吸引力ですぐにお部屋をキレイにしてくれる上、厚いラグやコードなどの障害物も難なく越えるパワフルさも兼ね備えています。
ILIFE
V3s Pro
実勢価格:1万6900円
今回はそんなILIFEの魅力をさらに深掘りすべく、性能テストを実施。高級機ルンバの中でも手頃な価格の「ルンバ622」と、高コスパで人気のAnker「Eufy RoboVac 11」の3台とで実力を比べてみました。

この622はルンバの中でもお手頃価格の製品。高速応答プロセス アイアダプトが部屋の状況を調べて正確に把握し、状況を判断した上で清掃を行う、まさに考えるロボット掃除機。加えて3段階クリーニングシステムを搭載し、確かな清掃力で床掃除の負担を軽減させるスタンダードモデルです。
iRobot
ルンバ 622
実勢価格:4万670円
AnkerのEufy RoboVac11は、性能面でルンバに勝るものがなかなか登場しない中、家電批評の比較テストでも毎回ルンバに匹敵するほどの高評価を得ている製品です。その強みは掃除力と賢さ。しかも、コスパもいい! ということから、Ankerが満を持してシリーズ化したロボット掃除機です。
Anker
Eufy RoboVac11
実勢価格:2万2800円
3製品の実力をテストした結果、「ロボット掃除機はルンバじゃなくてもいい」 という5つの理由が明らかに! 具体的な理由を検証結果とあわせてご紹介します。
  • 【理由①】一番の違いはキレイさ
    ではなく、掃除にかかる時間です
まず検証したのは掃除にかかる時間。180cm四方の囲いの中に青い砂50gと綿2g、髪の毛3gを撒き、30分間で吸った量を比較してみました。

結果はやはりルンバがより早く正確に、10分足らずで概ねキレイになりました。一方、ILIFEがかかった時間は30分程度。ただし、言い方を変えればILIFEも時間をかければ十分キレイになるということ。ましてや留守中の掃除ということなら、時間の早さはあまり問題ではないかもしれません。
iRobot ルンバ 622
通ったところはほぼ一発でゴミを吸引したルンバは、10分足らずでかなりキレイに。一撃必殺レベルで、テスト前の予想を超える成績でした。なお、この622はルンバでもかなり安いモデルであるため、上位モデルならさらに早くて高性能です。
Anker Eufy RoboVac11
Ankerは一度通ったら砂や髪の毛もすべて吸引して、すぐにキレイに。10分もたてば、ほぼ完璧に仕上がりました。2万円以上出せるということであれば、こちらも超おすすめです。
ILIFE V3s Pro
時間について差が出たのはここから。ILIFEは一撃必殺とはいかないものの、パワフルに動き回り、2~3回同じところを通って、結果30分ほどでキレイになりました。しかし、時間を気にしなくていい留守中であれば十分実用的です。

この結果から、ルンバとAnkerは掃除時間については別格の早さ。一方で多少時間がかかってもキレイになるならよしということであれば、1万円台で圧倒的な吸引力を発揮するILIFEがおすすめです。

昔の格安モデルはラグやコードに引っかかって止まってしまうことが多く、とても留守を任せることはできませんでしたが、その点ILIFEはちゃんと留守を任せることができるため優秀といえます。
  • 【理由②】ゴミの捨てやすさは
    むしろルンバより優秀です
ロボット掃除機は吸引力も大切ですが、吸ったゴミの捨てやすさも同じくらい大切です。そこで、3製品のゴミの捨てやすさにも着目してみました。まずはルンバから。

ゴミ捨ての時はダストボックスを引き出してそのままゴミ箱へ捨てればいいのですが、口が大きく開きすぎるため慣れないとゴミをこぼしてしまうかも。捨てる時は何か下に敷くことをおすすめしますが、慣れれば問題ないレベルです。
iRobot ルンバ 622
続いてはAnker Eufy RoboVac11。本を開くようにパカっと全面的にダストボックスが開くことから、ゴミを捨てやすい構造になっています。3製品の中では一番捨てやすかったです。
Anker Eufy RoboVac11
ILIFEはハコ型のダストボックス。よって、奥のゴミが出てこない!ということはなく、簡単に捨てられます。捨てやすさでは、ルンバよりもむしろ高評価でした。
ILIFE V3s Pro
ゴミの捨てやすさにおいては、Ankerがわかりやすくて非常に好印象でした。しかし、ILIFEもルンバよりも捨てやすくて優秀だったため、この2つは別格です。

格安モデルも多数比較してみましたが、1万円を切る安いロボット掃除機の中には、そもそも容量が少ないうえに、作りがちゃちで出し入れが非常に面倒なものやゴミを捨てるまでのステップが複雑なものなど、おすすめできない製品も多くありました。

このことから考えると、捨てやすさは1万円がボーダーラインと思ってよさそうです。1万円以上であればさほどストレスがかからないことから、使うたびにイライラしたくなければ、少なくとも1万円以上の製品をチョイスすることをおすすめします。ましてや1万円台中盤のILIFEは合格ラインといえるでしょう。

ゴミの捨てやすさに関してはこの3製品は心配ないものの、やはりコスパを考えるとILIFEを推さざるを得ません。
  • 【理由③】障害物を避ける能力は
    ルンバと遜色ありません
続いては障害物の回避能力を検証。結果をルンバからご紹介します。

ルンバは落下センサーがしっかり働いていて、直前でピタリと停止しました。コードやラグのような障害物も難なく越えていたため、あまり心配することはありませんでした。
iRobot ルンバ 622

余裕のオールクリアだったのがAnker。落下センサーが反応したことで落ちる心配もなく、コードは難なくクリア。ラグはたまに避けようとする動きがあるものの、ほとんど問題なくクリアしました。
Anker Eufy RoboVac11

ILIFEも3つを無理なくクリア。落下センサーが働いたおかげで直前で止まり、コードもモノともせず。ラグについてはものすごい勢いで超えていきました。1点、壁が黒い場合はそのままぶつかる傾向があるので注意が必要です。
ILIFE V3s Pro

検証の結果、この3製品は共に優秀レベルでした。前述のとおり、以前はスタートしてもコードに引っかかって停止、ラグに引っかかって停止ということが多々あって、吸引力がどうのこうの言う前に、ちゃんと全面を掃除できるかどうかすらも怪しく、まともに最後まで掃除できたのはルンバだけでした。

しかし、昔の格安掃除機と比べて一番進化したのがこの回避能力。結果的に手頃なILIFEもAnkerもちゃんと障害物を乗り越え、落下の心配がある場所ではセンサーがしっかり作動。ラグも楽々越えて、もう頼もしい限りです。

障害物回避能力はゴミの捨てやすさ同様、1万円が「優秀レベル」と「ちょっと世話がやけるレベル」のボーダーと覚えておくとよいでしょう。安すぎるモデルは帰宅したら掃除の途中で止まっている可能性もあるため要注意です。
  • 【理由④】とにかく静かなやつがいい?
    それならアンカーです
ロボット掃除機を利用するうえで気になることといえば、掃除中の動作音。これはいろんな製品を比較しても、価格には全く比例しておらず、製品ごとにまちまちです。

3製品を比較して一番静かだったのは、60dB台のAnker。とにかく静かな製品がほしいということであれば、Ankerをおすすめします。しかし、ILIFEもルンバも70dB台で、普通の掃除機と同等の音量です。やはり動作音は価格には比例しないため、コスパの面からいくと、またしてもILIFがよい選択といえます。
掃除中の音にそんなに神経質になる必要はないかと思いますが、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
  • 【理由⑤】ルンバとの違いは壁際の挙動
    ですが問題ではありません
最後は壁際の挙動を検証しました。これについては、高級機ルンバとそれ以外で明確な違いがありました。まずはルンバの挙動ですが、ルンバはスタート後のランダム移動の後は壁際に沿うように、壁に沿ってまっすぐに移動する動きを見せます。ゴミが残りがちな、四隅をしっかりカバーするところは、さすがルンバです。
一方、AnkerとILIFEは、ランダム移動の後はいずれも壁に向かってつつくように細かく動くのが特徴です。動き方はルンバと異なるものの、これら2製品も壁際や部屋の四隅のゴミもちゃんと掃除します。よって、別段問題ないレベルといえるでしょう。

ロボット掃除機はルンバ一択じゃなくていい5つの理由に納得できたでしょうか? 今回検証したロボット掃除機には、三機三様の特徴があります。しかし、ILIFEの実力は数々のテストで実証済。あとはご自身の目でお確かめください!

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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