【現地取材】ジェームズ・ダイソンに聞く「ロボット掃除機どうなった?」
2018年05月31日(木)
360.life編集部
360.life編集部/Test by 家電批評編集部
【現地取材】ジェームズ・ダイソンに聞く「ロボット掃除機どうなった?」
全4回でお送りしましたダイソン特集。最終回の今回は、ダイソンの実店舗と製品発表会、そして最大のキーパーソンにインタビューを敢行して見えてきたことをお届けします。
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  • ニューヨーク取材で見えた
    ジェームズダイソンの考え
【連載シリーズ】ダイソンの真実は、今回がいよいよ最終回となります。

今年の3月に発表されたダイソンのフラッグシップ機にして、スティック掃除機Vシリーズ最新作「V10」。ニューヨークで行われた製品発表会ではダイソン創始者であるジェームズ・ダイソン氏にインタビューすることができましたので、まずはそちらをご紹介します。
  • 批評されること、「V10」のこと、
    ロボット掃除機のことを聞きました
編集部 私たちのようなレビューメディアに、製品を批評されることはどのように感じていますか。

ダイソン氏 私たちは、批判をされることをありがたいと思っていますよ。
ダイソン社:ジェームズ・ダイソン
紙パック不要のサイクロン掃除機を生み出したダイソン社の創業者。
ダイソン氏はニューヨークでの発表会で「V10」をはじめ、掃除機のイノベーションを振り返る際に、日本の雑誌に、「掃除機は床の微細な粒子を吸い込めていない」と指摘されたことがあると語りました。
ダイソン氏 それらの指摘を受け、我々は再び研究を重ね、その原因が静電気であることを発見しました。そしてカーボンファイバーを搭載したヘッドを開発し、克服したのです。

編集部 日本の市場についてはどのようにお考えでしょうか。
ダイソン氏 重要な市場の一つですね。私たちはUKに日本人のエンジニアを招いていますし、逆にUKのエンジニアを日本で学ばせてもいます。そこで毎年、毎日新しい技術を研究しており、そういう意味では毎年がターニングポイントです。
発表会では「V10」のモーターを手に取り、「V10」はどこが良くなったのか、その技術について熱く語ることもありました。
編集部 ロボット掃除機についてはどうお考えでしょうか。
ダイソン氏 ロボット掃除機は非常に複雑な要素が絡んで設計されます。モーター、電池、ブラシバー、ビジョンシステムなど。でも吸引力は我々が1番ですよね。期待していてください。

ダイソンが開発した「Dyson 360 eye」は、部屋を360度見渡すカメラに従来の掃除機と同じヘッドを搭載したロボット掃除機です。吸引性能は優秀ながらも、総合的なロボット掃除機としての完成度はルンバに及びませんでした。
ダイソン
Dyson 360 eye
実勢価格:8万6400円
サイズ:W23×H12×D24cm
重量:約2.4kg
しかし、先程のように力強く答えたことからも、今後の製品開発ではリベンジを目論んでいそうです。期待しましょう。
発表会でも自らデモンストレーションを行うジェームズさん。製品発表とインタビューを通して、まだまだ情熱を失っていないと感じました。
  • 限定カラーも販売する
    ダイソン直営店の魅力
今回の取材では、ダイソン氏へのインタビューの他に、ニューヨークにある直営店へも訪問しました。ダイソンの直営店は、青山にある表参道ストアをはじめロンドンのオックスフォード・ストリートやニューヨークの5番街、サンフランシスコのユニオンスクエアなど全世界に19カ所あります。

その実店舗はどれも特徴的で、製品を体験したり、さまざまなサービスを受けることができます。そこで、表参道ストアや製品発表会でお邪魔したニューヨーク店を取材して感じた、実店舗の魅力をお伝えしましょう。
直営店なので、たくさんある掃除機など製品のバリエーションをすべて試すことが可能です。さらにお店のスタッフはダイソン製品のプロなので、自分に合ったスペックのものを的確に教えてくれます。
吸引力を体験してもらうためのダミーのゴミも大量に用意されています。
さらに、畳やフローリングなども用意されているので、あらゆるシチュエーションで掃除機の性能を試すことが可能です。
ダイソンの実店舗では、家電量販店では買えない限定カラーの製品が購入できます。
青やシルバーではなく、ブラックを基調としたシックな製品もあり、男性の喜びそうなカラーが揃っています。なお、オンラインショップや一部の百貨店でも限定カラーは販売されています。

また、ダイソンの直営店での購入は保証が手厚いことも魅力です。
実店舗で購入すると、とにかく保証とアフターサービスが充実しています。保証年数はもちろんのこと、消耗品以外は期間内であれば何度でも修理に持って行けるのはユーザーにとって嬉しいポイントです。故障などが心配な人は実店舗で購入した方が安心できるでしょう。
ドライヤーに関しても直営店ならではのサービスがありました。
ニューヨーク店では、シャンプー台があり、髪を洗ってドライヤーの使い方をスタイリストさんが教えてくれます。
そしてこのシャンプードライヤー体験が、ついに日本に上陸。 「ダイソンヘア」と題し。そごう横浜ビューティーフロアにオープンしています。 スタイリングまでやってくれるので、興味のある人は体験してみてください。
ダイソンの実店舗は表参道だけでなく、御殿場プレミアム・アウトレットにも常設されています。ほかのアウトレットモールにも、ポップアップショップが不定期でオープンしています。値引きのされているアウトレット製品はダイソン公式サイトからでも購入できる場合があるので、そちらも定期的に確認するといいでしょう。
全4回にわたり連載してきました「ダイソンの真実」いかがだったでしょうか。ダイソンやその製品に対する知識を深めていただけたら幸いです。そして、批判を力に変え、各製品を着実に進化させてきたジェームズ・ダイソン氏とダイソン社の未来に期待しましょう。

◎連載シリーズ第1回目はコチラ
「ダイソンの真実」今さら聞けない、どんなメーカー?

◎連載シリーズ第2回目はコチラ
ダイソンの本気! テストでわかった新製品「V10」最強吸引力の秘密

◎連載シリーズ第3回目はコチラ
トイレにダイソン? 掃除機だけじゃない、意外なラインナップがこちら
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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