キッチン ベストセラー土鍋×炊飯器がシロカの「かまどさん電気」です

昨年からサードパーティーの新規参入が続き、盛り上がる炊飯器市場。そこにまたもや、期待の新星が登場しました。高コスパが売りの製品が多かったシロカが、土鍋の人気老舗メーカー・長谷園とタッグを組んで製品化したのがこちら、「かまどさん電気」です。

ふっくらもちもちご飯をガスで炊くこだわりの家庭で使われていた土鍋を電気で使用するという製品で、「炊飯の難しい土鍋炊きをワンタッチ化するコンセプトがいい」と、五つ星お米マイスターの片山真一氏からも高評価でした。

ベストセラー土鍋×炊飯器がシロカの「かまどさん電気」です イメージ

siroca
かまどさん電気
実勢価格:8万6184円
サイズ:W約300xH261xD300mm
質量:7.6kg(土鍋含む)
消費電力1300W
操作方式:タッチパネル

土鍋は過去に行った炊飯器具異種格闘技戦でも炊飯器を超える高評価。その際に使用したのが、まさに長谷園の「伊賀焼かまどさん」でした。

ベストセラー土鍋×炊飯器がシロカの「かまどさん電気」です イメージ2

しかし、土鍋には面倒さがついて回ります。その点、電気だと複雑で難しい土鍋炊飯を簡単に行うことができます。

この「かまどさん電気」が登場したことで、今までオール電化で土鍋を使うことを諦めていた家庭や、家事や育児などが多忙で土鍋につきっきりでいられない人も、手軽に土鍋で炊いたご飯の味を楽しめるのは非常に嬉しいポイントです。

ちなみに、昨年ブレイクしたバーミキュラの「ライスポット」は「鋳物×IH」で似たコンセプトの製品ですが、こちらは鉄鍋。

ベストセラー土鍋×炊飯器がシロカの「かまどさん電気」です イメージ3

バーミキュラ
ライスポット
購入価格:8万6184円

未だにカラーによっては入荷待ちという人気ぶりです。

ベストセラー土鍋×炊飯器がシロカの「かまどさん電気」です イメージ4

続いては、実際に使ってみた様子をご紹介します。

キッチン しっかり炊けて何より全自動手軽に土鍋炊飯が楽しめます

累計80万台を売り上げる土鍋「かまどさん」を、本機のために成型。あくまでベータ版での検証となったため、何度か炊いてみたところ、やや水っぽく感じるときもありましたが、しっかり炊けたときのもちもち感や土鍋で炊いたご飯の味は再現できていました。

さらに、2つのふたで対流を制御するので吹きこぼれなどは一切ありません。

しっかり炊けて何より全自動手軽に土鍋炊飯が楽しめます イメージ

また、土鍋を使ううえでネックとなっていた本体を乾燥させる作業も、ボタンひとつで短縮化に成功。一方、炊飯は3合炊きの白米普通モードで60分。いわゆる普通の炊飯器と同等の所要時間がかかり、ガス炊きのメリットである超高速炊飯を行うことはできません。

本機のために改良した本物の土鍋をIH調理器にドッキングして使います。

しっかり炊けて何より全自動手軽に土鍋炊飯が楽しめます イメージ2

土鍋の手間の1つである本体の乾燥も、ボタン1つで短縮化してくれます。

しっかり炊けて何より全自動手軽に土鍋炊飯が楽しめます イメージ3

本物の土鍋なので、こびりつくご飯粒とデリケートなお手入れ方法はご愛嬌。

しっかり炊けて何より全自動手軽に土鍋炊飯が楽しめます イメージ4

以上、シロカのかまどさん電気をご紹介しました。価格も張りますが、これで土鍋が身近になることには間違いありません。これでまた、炊飯器市場が盛り上がりそうです。