Surface選びの意外な盲点。注目すべきは「音」でした
2018年04月05日(木)
360.life編集部
360.life編集部/Test by 家電批評編集部
Surface選びの意外な盲点。注目すべきは「音」でした
2in1 PCの存在を一気に押し上げたSurface Proシリーズ。初代からの5年間で着実に進化してきましたが、現行モデルは屋外での使いやすさが特に向上しています。今回はその進化理由を歴代モデルからの進化の軌跡をたどりながら解説します。
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  • 用途に応じて選択できる
    Surfaceのラインナップ
Surfaceシリーズは2012年6月、マイクロソフト社からタブレット型端末として発表されたのが始まり。カバー兼用のキーボード「Touch Cover」を装着することで、ノートPCとしても使用できるのが特徴です。

当初は「Surface RT」と初代「Surface Pro」がラインナップされ、日本国内では「RT」が2017年3月、「Pro」が2017年6月に発売されました。その後、キーボードを分離できないタイプの「Surface Laptop」など多彩なモデルが登場しますが、なかでも一般的なのは、初期モデルと同様に2in1 PCタイプのProシリーズです。
ここで、Surfaceの3つの現行シリーズをおさらいしてみましょう。

Surface Pro:	画面を分離できる2in1 PC。Surface ペンにも対応。キックスタンドにより、角度を自由に調整できます。

Surface Laptop:ほかのシリーズと違い、画面を分離できないノートPC。メタリックで高級感あるボディは約14.5mmと薄く、持ち運びに便利です。

Surface Book:クリエイター向けの高級モデル。3000×2000の高精細ディスプレイや、高性能グラフィックスを搭載しています。

Surface Proは2018年2月現在、2017年6月発売の5代目が最新モデル。第7世代CPUを搭載しており、Core m3、i5、i7から選べます。またメモリも4、8、16GBから選択でき、組み合わせ次第で超高性能マシンとして使用することも可能です。
  • 屋外使用なら静音性に優れる
    「中間モデル」がベストです
そんなSurface Proですが、携帯性に優れたデザインのため、購入する人は当然屋外で使うことを考えて購入するのではないでしょうか。でも実は、Surface ProはCore i7搭載モデルのみ冷却ファンが付いていて、静かな場所だと音が気になってしまうことも多いんです。

そこで、Surfaceシリーズを5年間使い続けてきた、システムアーキテクトの安生真氏のおすすめが、ハイエンド一つ下のCore i5搭載モデル。

「ファンの音は静かな場所だと気になってしまうことが多々あるので、ハイエンド一つ下がベスト」との理由からだそうです。なかでも、2017年6月発売の現行モデルは完成度が高いといいます。
Surface Pro
実勢価格:13万9990円(i5/8GB モデル)
サイズ:W201.42×H292.1 ×D8.45mm
質量:770g 
バッテリー駆動時間:13.5時間 
外部端子:USB3.0、microSDXCカードリーダー、SurfaceConnect、3.5mmヘッドセットジャック、Mini DispleyPort
キックスタンドの角度を165度まで調整できるようになり、またPro 4はCore m3モデルのみだったのが、Core i5モデルまで冷却ファンのないファンレスに。バッテリー持ちもビデオ再生で最大13.5時間と長く、完成度の高い2in1 PCとなりました。
ハイエンドのCore i7モデル以外はすべてファンレス設計。静かな場所でもファンの音を気にせず使用できます。

ペンの書き味は、PhotoShopの動作が快適です。「iPad Pro×Apple Pencil」と比べると劣る点もありますが、Surfaceに分があるのもあり、クリエイターのなかでも賛否が分かれています。
Apple Pencil
実勢価格:1万1070円
以上のことから現行モデルは使い勝手がよく、屋外で使用する際も最適であるとがわかりました。しかし、その使いやすさも一朝一夕で備わったものではありません。

ノートPCのように画面を立てて使うための「キックスタンド」も、初代では1段階しか開くことができませんでしたが、Pro 2では2段階、Pro 3では150度まで好きな角度で調整できるようになり、現行の5代目Proでは165度まで対応できるようになりました。

また、「タッチパッド」もサイズの小ささや誤作動といった問題を抱えていましたが、新しいモデルが登場するたびにしっかりと改良。現行モデルでは、こうした不満が解消され、完成度の高いクオリティを実現したのです。

初代の登場から5年という期間を経て、現在のSurface Proは間違いなく、2in1 PCジャンルにおける最良の選択の一つとなっています。そこで、ここからはSurface Proの進化の軌跡を実際にたどってみることにしましょう。
  • 【2013年2月】誤作動が頻発!
    精度もサイズも今ひとつで使いづらい
初代のSurface Proはまだまだ欠点の多いマシンでした。タイプカバーのタッチパッドの精度が今ひとつで、サイズも小さく使いにくかったです。
Surface Pro 
実勢価格:9万4800円
  • 【2013年10月】2段階調節可能で
    バッテリー接続時間は改善を果たす
初代Proと比べ、バッテリー持続時間が2倍となる9時間に。また、キックスタンドの調節が1段階から2段階になりましたが、タッチパッドの使いにくさは変わらずです。安生氏いわく、「この頃は自分も含めて、別途マウスを使う人が圧倒的に多かったです」とのこと。
Surface Pro 2 
実勢価格:10万9281円
  • 【2014年6月】急激に洗練され
    好きな角度に画面調整が可能になる
薄型になり、軽量化され携帯性が大幅にアップ! タイプカバーに角度を付けられるようになり、さらにキックスタンドは0~無段階で調整できるようになるなど、旧モデルと比べ使い勝手が大きく向上しました。「ようやく画面を好きな角度に調整できるようになりました」と、安生氏。
Surface Pro 3
実勢価格:14万6300円
キックスタンドは0~150度までの無段階。ノートPCのように、画面の角度を好きに調整できます。
  • 【2014年10月】タッチパッド改善
    ようやく「完成」といえるレベルに
Pro 3から約1年半後に発売された本モデルはキックスタンドやタッチパッドの使い勝手など、初代からの課題をクリアし「完成」に近付いた1台。外出先での使用もかなり実用的になり、安生氏も「パッドの精度も良くなり、使い勝手はここで一気に向上しました」と、満足気です。
Surface Pro 4
購入価格:15万3480円
旧モデルでは小さく使いづらかったタッチパッドが、MacBookシリーズと同等程度に大きく使いやすくなりました。
  • おすすめは最新のSurface
    性能も価格も「別格」です
「携帯性と性能の両方が欲しい!」という欲張りさんや、クリエイターなどハイスペック環境が必要なユーザーにはSurface Bookの最新モデルがおすすめです。

値段は割と張りますが、高性能GPU「GeForce GTX」を搭載したハイエンド機で、第8世代Core i7や16GBメモリなどが選べます。
Surface Book 2
実勢価格:23万5930円
以上、Surface Proの解説でした。屋外での使いやすさに磨きがかかった現行モデル。タブレットでは物足りないという人にもオススメです!
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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