新4Kテレビ続々投入の東芝REGZAで
あえて選ぶべき“型落ち”「Z20X」
2017年03月24日(金)
柴田 崇志
柴田 崇志/Test by 家電批評編集部
新4Kテレビ続々投入の東芝REGZAで
あえて選ぶべき“型落ち”「Z20X」
他社に先駆けた4K有機ELテレビの投入や、最上位「Z」シリーズの新製品発表など、今年に入って東芝が4Kテレビ市場で存在感を増してきています。しかし、今だから注目したいのが、かつての最強機種「Z20X」。後継機の発売で底値に近い20万円という価格まで下がり、品質から見ると考えられないコスパになっています。
商品写真をクリックすると購入ページに移動します。
  • 発売から2年以上がたっても
    その品質はまさに一線級!
(画像クリックで価格コムの商品ページが開きます)
東芝
REGZA Z20Xシリーズ
50Z20X(50型)のスペック
サイズ・質量:W112.8×H71.6×D22.8mm・16.5kg
液晶パネル:VA方式 直下型LED、3840×2160

東芝の「Z20X」は2015年11月に発売された4K・HDR対応の高画質テレビです。REGZAシリーズのなかで、2年以上もの長い間、最上位機種としてラインナップされていました。ユーザーの評価も非常に高く、今でも品質の高さは第一線で通用するレベルです。
  • 価格コムレビューは驚異の「☆4.97」
27人という少なくはないレビュアーのほぼ全員が満点の「5」を付けているという、驚異の高評価です。
  • 後継機の発売で“型落ち”となった
    今がまさに最高の「買い時」です!
画像は価格コムより
2017年に入って「Z810シリーズ」や「X910シリーズ」などの新機種が発表され、「Z20X」は現在、いわゆる“型落ち製品”です。発売当初、40万円近い価格だった本製品もいまや20万円を切る価格で購入できます。
  • 格安モデルとは一線を画す
    型落ちなのに最高クラスの「画質」
REGZA:50M500X:TV:テレビ:液晶:ハイビジョン
東芝「REGZA 50M500X」
昨年6月に発売された低価格の50インチ4Kテレビ。これもかなりの高画質ですが…
REGZA:50Z20X:TV:テレビ:液晶:ハイビジョン
東芝「REGZA 50Z20X」
実際に比較してみると、目に見えて「Z20X」の方が高画質。映像の艶やかさ、色彩の鮮明さ、画面の緻密さなど、同じ映像ソースとは思えないほどに違いが現れており、パネルやエンジンの違いがよくわかります。

光の照り返しや影になっている部分の質感に差があり、そうした細部の表現力の違いから、画質全体の印象そのものに差を与えていることが見て取れるのです。
  • 他社の現行最上位機種とも十分張り合えます
VIERA:DX950:TV:テレビ:液晶:ハイビジョン
パナソニック「VIERA DX950」
プラズマにおける画作りを4Kに持ち込んだ、パナソニックの最上位高画質機「VIERA DX950」との比較も行ってみました。パナソニックは、HDRの効果がわかりやすい画質です。また色彩は深みがあり、はっきりさとしっとりさが両立しています。
REGZA:50Z20X:TV:テレビ:液晶:ハイビジョン
東芝「REGZA 50Z20X」
質感表現ではZ20Xの自然さが生きた画質が好感触。しっかりと黒を沈めて細かなステップで見せていきます。鮮明さよりも自然な空気感を重視した画質です。

Z20Xは、パネルやエンジンの性能、そしてそれらの使いこなしが優秀なため、価格が倍以上違う他社上位機種ともしっかり張り合える画質なのです。
  • 意外やこんな弱点も。
    知っておきたい「視野角」のお話
まずはじめに言っておくと、これは東芝に限った話ではありません。テレビに限らず、液晶には「視野角」というものがあります。これは、正面から見たときと、斜めから見たときに、どの角度までは品質が変わらずに視聴できるかというもの。
TV:テレビ:液晶:ハイビジョン
TV:テレビ:液晶:ハイビジョン
東芝「REGZA 50Z20X」で比較。
「視野角」が広い液晶なら、多少横から観てもその美しさは損なわれません。この「視野角」は液晶パネルの種類によって左右されます。詳細な説明は省くとして、多少乱暴に説明すると、「IPSパネル=視野角が広い」「VAパネル=視野角が狭い」となります。

実は、「Z20X」を含めた最近の高画質テレビでは「IPSパネル」を採用していないことがあります。これは「VAパネル」の方が、正面から観たときに黒部分をしっかり引き締める効果があるからです。

つまり、一概にこの視野角が狭いことがデメリットとは言えませんが、それでも広い部屋で大人数でテレビを観る場合は、多少気にすべきかと思います。
  • そしてそして忘れちゃいけない
    「タイムシフト」も搭載!
Z20Xでは「タイムシフトマシン」という機能が搭載されており、地デジ放送を6ch約80時間分まで保管することができます。これは言うなれば、過去に放送された番組を自前でオンデマンド化する機能で、観たかった番組の観逃しをなくすことが可能です。

ただし本機能の利用には、別途専用HDD「THD-500D2」などの購入・接続が必須となります。
(画像クリックでアマゾンの購入ページが開きます)
東芝
THD-500D2
容量:5TB
サイズ・質量:W165×H64×D240mm・1.9kg

ちなみに、タイムシフトマシンの派生機能である「始めにジャンプ」という機能も便利。放送中のドラマやアニメを途中から観始めたとしても、「始めにジャンプ」ボタンですぐにオープニングから観ることが可能です。

そのほか、NetFlixやYouTube、ひかりTV 4K、4Kアクトビラといった各種動画配信サービスにも対応。観られるコンテンツの種類と数をたっぷりと用意してくれています。
Netflixをはじめとする動画配信サービスにも当然対応しています。
  • 一度使うと手放せなくなる「みるコレ」
さらに、豊富なコンテンツから観たいものをより簡単で高精度に探すことができる手段も用意されています。それが独自のクラウドサービス「TimeOn」から利用できる「みるコレ」です。

みるコレは番組ジャンルや人名などで多彩なソースからコンテンツを収集、パックとしてひとまとめにして提供してくれます。ユーザーは自分が興味のあるパックを選ぶだけで、膨大なコンテンツから観たいものを探せるのです。
人名、番組ジャンル、キーワードで用意された「みるコレパック」から観たいものを選択できます
用意されたパックにないものはリモコンでのキーワード入力で検索できます
  • かつての最強性能テレビが
    価格下落で最強コスパ機になった!
このようにZ20Xは、4Kや地デジがキレイに観られるだけでなく、「タイムシフトマシン」や「みるコレ」で面白い番組がちゃんと探し出せる点においても優れています。

画質と機能の両面で納得でき、後悔がないテレビとして高評価なのもうなずけます。

後継機が出た今、このZ20Xが最高の性能かはわかりませんが、20万円以下で購入できる最高コスパの製品であることは断言できます。

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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