食品雑貨 スーパーマーケットの噂その真相に迫ります

スーパーのお得情報や裏ワザなど、ネットには様々な情報が飛び交っていますよね。どこのスーパーが安いとか、質が良いとか、店員の対応が良いとかその他もろもろ。日々の買い物に役立ちそうな情報ですが、その情報源はどこなのか、信用できるのか気になるところです。

そこで噂の真相を探るべく、現役のスーパーマケット店長に疑問をドンとぶつけてみました。スーパー勤務歴18年の大ベテラン店長が、ちょっとした疑問から裏話まで教えてくれました。スーパーへ行く前にぜひご一読ください。

食品雑貨 砂糖が安いスーパーは全体的に低価格?

砂糖が安いスーパーは全体的に低価格? イメージ

砂糖が安いからといって他のものまで安いとは限りません。目に付くものは安くして購買意欲をわかせ、ほかで儲けるのがスーパーの基本。ディスカウントショップ系は、砂糖などをわざと低価格にして、ほかの商品を高く売るというトラップを仕掛けている場合も。確かに、狙ってた商品がお安く買えたらお財布のヒモが緩んでしまいがちなので、しっかり確認したほうがいいですね。

食品雑貨 もやしが1袋30円以下なら安いスーパーというウワサが…

もやしが1袋30円以下なら安いスーパーというウワサが… イメージ

もやしは賞味期限が短いので、売れ残ってほしくない商品No.1。利益度外視のほぼ原価販売で、そもそも季節や地域性で価格が変わりません。スーパーとしても、もやしで見極められるのは心外かも。ただし、各スーパーで販売しているもやしには、味や太さの違いがあるので、料理に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

食品雑貨 平日は大型店、土日祝日は小型店に行くのがオススメ?

土日に客が大型店に集中するのを防ぐため、小型店は土日に激安品を用意するという噂があります。実際は、規模にかかわらず週末には特売品がある場合が多いですよね。しかしながら、その品数が多いのは週末よりチラシ初日。お得に買物をするならチラシのチェックをマメにして、初日にGO! です。

食品雑貨 タバコを置いてあるレジはベテランだから進みが早い?

タバコを置いてあるレジはベテランだから進みが早い? イメージ

レジ速度とタバコ売り場には、まったく関係がありません。最近は、種類と入れ替わりが多いタバコは、サービスカウンターでの販売が主流となっています。

レジ速度はほぼ運頼みといえるでしょう。もちろん『研修中』の店員はベテランよりスピードが落ちますが、研修中でも2人体勢なら問題ありません。男性店員より女性店員のほうがレジ打ちが早いとか、男性客が多く並んでいる列は進みのが早いとか様々な噂がありますが、自分なりの作戦を立てておくとレジに並ぶストレスが軽減されるかもしれませんね。

食品雑貨 オマケ付きのお菓子は子どもと親を狙ってる?

オマケ付きのお菓子は子どもと親を狙ってる? イメージ

オマケ付きのお菓子は比較的低い棚に陳列されていますよね。これは、子供の目線の高さにあわせているからなんです。スーパーは、「ターゲットが見やすい位置」に売りたいものを置きます。その高さは、女性なら160cm、子ども向けなら120cmが基本。子供に駄々をこねられるのが嫌なら、お菓子コーナーは避けるべし!

食品雑貨 夏は日中、冬は朝が空いてる?

夏の日中と冬の朝、いずれもあまり出かけたくない時間帯ですよね。自分が出かけたくない時間帯はほかの人も出かけたくないものなので、この時間帯のスーパーは比較的空いています。

夏は日中、冬は朝が空いてる? イメージ

前日に売れ残った野菜などの見切り品は朝イチから出るので、ライバルの少ない冬の朝は狙い目。夏の日中は空いてはいますが、朝の見切り品は売り切れの場合もあります。お買い得品は、夕方からのタイムサービスを狙ったほうが良いかも。

食品雑貨 生鮮食品は雨の日と雨の翌日が安くなる?

生鮮食品は雨の日と雨の翌日が安くなる? イメージ

チラシ配布時は、特売商品を多めに仕入れます。雨が降って客足が遠のくと、スーパーには「安くしてでも売ってしまいたい」意識が働いて、値引きになる場合があります。傷みやすい刺身やひき肉などは見切り品になる可能性が高いので、「見切り品シール」を持った店員さんが売り場を巡回していたら、シールを貼るまで待てばお得に買い物できるかも。

見切り品狙いの場合は、雨の翌日の午前中が狙い目です。ただし、これは生鮮食料品の場合。保存がきく加工食品は、売れ残ったら倉庫へ下げてしまうので、見切り品にはなりにくいです。


現役店長にきいた、スーパーマーケットの噂の真相でした。本当だと思っていたことがなんの根拠も無かった、という残念な噂もあったかもしれません。噂はあくまでウワサ。お得情報などは、店員さんにきくと教えてもらえます。また、買い物術は経験によるところも大きいので、実際に足を運んで自分の目で確認するのがいちばんかもしれませんね。