【通常の3倍速い】今、最速のSSDが決定しました[8製品比較]
2017年11月08日(水)
360.life編集部
360.life編集部/Test by MONOQLO編集部
【通常の3倍速い】今、最速のSSDが決定しました[8製品比較]
パソコンに入り切らないデータの保存先に、外付けのハードディスクを使っている人も多いでしょう。最近ではハードディスクも非常にコンパクトになり、持ち歩けるサイズなことが当たり前になりました。でも、スピードにはまだ不満がある人が多いかもしれません。そこで今回は、爆速が魅力の「SSD」最新モデル8製品の検証を行いました。
製品画像をクリックすると購入ページへ移動します。
  • 速すぎ「SSD」は使えば一目瞭然!
    ハードディスクにはもう戻れません
一昔前は、サイズも大きく電源も必要だったりと、使い勝手が悪かった外付けストレージ。でも、最近ではTB(テラバイト)単位の大容量でも手のひらサイズは当たり前。さらに、今回紹介するSSDなら、速度も信じられないほど爆速です。大容量、高速、コンパクトの三拍子がそろったSSDは、確実にこれからの主役になるでしょう。
  • SSDとHDDのデータ転送時間は
    動画ファイルで「3倍」も違いました
※編集部実測値
SSD:SAMSUNG T5
HDD:IO DATA HDPC-UT-1.0KE

画像ファイルと映像ファイルの転送速度をハードディスクとSSDで比較したのが上の表です。フラッシュメモリ採用のSSDはハードディスクよりも約3倍速いという結果に。画像や映像などの大容量データもあっという間に転送できるんです。

ポータブルSSDとポータブルHDDそれぞれの特徴をまとめてみました。

【ポータブルSSD】
転送速度:速い
容量:120GB~2TB
価格:高い
振動・騒音:なし
耐衝撃性:強い
重量:軽い

【ポータブルHDD】
転送速度:やや遅い
容量:320GB~4TB
価格:安い
振動・騒音:あり
耐衝撃性:弱い
重量:重い

比べてもわかるように、少々価格が張るとはいえ、転送速度と携帯性がハードディスクより圧倒的に優れるSSDはこれからのストレージとして十分に検討の価値があると言えます。
  • ポータブルSSD8台を速度検証
    6項目をチェックしました
今回用意したポータブルSSDは、2017年に発売された8機種。ベンチマークの測定、実際の写真や動画転送速度の実測に加え、セキュリティなどの項目も考慮し、採点、ランキング化しています。それではご覧ください。

※詳細なテスト条件は記事の最下部に記載。
  • [1位]速度だけじゃないサムスン
    実使用テストも優秀でした
SAMSUNG
T5
購入価格:2万7500円
容量:500GB 
公称最大速度:540MB/s
インターフェイス:USB3.1(Gen2)/USB3.0/USB2.0 
フォーマット:exFAT
保証:3年 
動作保証温度範囲:5-35℃ 
暗号化:AES256 
外形寸法:74×57.3×10.5mm 
質量:51g
(写真をクリックするとAmazonページが開きます)
T5はUSB3.1(Gen2)対応で圧倒的なスピードを記録しました。また、リードは製品の公称値とほぼ変わらず、ライト性能も500MB/sを記録するなど、その高速ぶりを発揮する結果に。USB3.0の速度も全製品トップクラスを誇ります。
ただ、ベンチマーク速度がいくらよくても、実際の利用シーンで遅ければ意味がありません。その点でT5は、画像や映像といった大容量ファイルの転送速度も全製品でトップを記録。大容量ファイルの転送時ほど、その恩恵が顕著にあらわれます。
128GB~500GB程度の容量と言うイメージが持たれるポータブルSSDですが、T5は圧巻の2TBモデルを投入。3.5インチHDD並みの容量を持ち、必要なデータが全部まとめて持ち歩けるようになりました。
  • [2位]温度上昇が少なく安定
    転送速度も申し分なしです
※画像クリックで製品公式ページへ飛びます

SONY
PSZ-SC48
購入価格:6万2640円
容量:480GB
公称最大速度:430MB/s
インターフェイス:USB3.1(Gen1)/USB3.0/USB2.0 
フォーマット:exFAT 
保証:1年 
動作保証温度範囲:5-40℃
暗号化:非公開 
外形寸法:103.2×29.4×168mm 
質量:約350g
ボディがむき出しの製品が多いなか、クッションによって覆われる珍しいモデルがコレ。USBケーブルが内蔵されているため、別途ケーブルを接続する手間がありません。逆側にはType-Cポートも搭載されており、USB 3.1(Gen1)による転送も行えます。

また、テスト結果も公称速度とほとんど変わらず。高いパフォーマンスを見せました。
  • [3位]公称値を上回る速度
    コスパの高い1台です
BUFFALO
SSD-PMU3Aシリーズ
購入価格:3万9713円
容量:480GB 
公称最大速度:420 MB/s 
インターフェイス:USB3.1(Gen 1)/USB 3.0/USB2.0 
フォーマット:NTFS 
保証:1年 
動作保証温度範囲:5-35℃ 
暗号化:AES256 
セキュリティソフト:Secure Lock Mobile2 
セキュリティソフト対応OS:Windows 
外形寸法:49.5×80×9.5mm 質量:約30g
(写真をクリックするとAmazonページが開きます)
ベンチマークにおけるリードテストで公称速度と遜色ない結果を記録するなど安定感に長けた1台。しかし、驚くはそのライト性能です。公称速度を10%以上も上回る結果が記録されるなど、お得感の高い製品と言っても過言ではありません。
  • [4位]公称値から離れた速度を
    優れた実用性がカバー
Western Digital
My Passport SSD
購入価格:3万3110円
容量:512GB
公称最大速度:515MB/s
インターフェイス:USB3.1(Gen2)/USB3.0/USB2.0 
フォーマット:exFAT 
保証:3年 
動作保証温度範囲:5-35℃ 
暗号化:AES256 
外形寸法:45×90×10mm 
質量:38.8g
(写真をクリックするとAmazonページが開きます)
ベンチマークではUSB3.1(Gen1)、USB3.0ともに公称値を大きく下回り、全機種の中で最低クラスという残念な結果となりました。しかし、ファイルの転送速度はベンチのスコアに反して上位に近いため、実際に使用するには、差し障りないと言えるでしょう。
  • [5位]ベンチマーク速度は上々も
    ファイル転送は今ひとつです
Panasonic
RP-SUD512P3
購入価格:4万7520円
容量:512GB 
公称最大速度:400MB/s
インターフェイス:US B3.1(Gen1)/USB3.0/USB2.0 
フォーマット:NTFS 保証:1年 
動作保証温度範囲:0-40℃ 
暗号化:非公開
外形寸法:80×49.5×9.4mm
質量:25g
(写真をクリックするとAmazonページが開きます)
ベンチマークのテストにおいてリード、ライトとも公称値を超える転送速度を記録するなど、安定感の高い性能を誇っています。しかし、実使用テストにおける音楽や動画ファイルの転送時間は、同等のベンチマーク結果を残した製品を下回る結果となりました。
  • [6位]実使用は上位機並みも
    ベンチマーク結果が振るわず
SanDisk
Extreme500
購入価格:2万7088円
容量:500GB
公称最大速度:430MB/s 
インターフェイス:USB3.1(Gen2)/USB 3.0/USB2.0 
フォーマット:exFAT 
保証:3年 
動作保証温度範囲:0-45℃ 
暗号化:AES128  
外形寸法:75.69×75.69×10.67 mm
質量:40g
(写真をクリックするとAmazonページが開きます)
実使用テストの結果においては、上位製品に引けを取らない優秀なスコアを記録するも、ベンチマークテストにおけるスコアは最低の結果となりました。公称値ほどのベンチ速度は出ないものの、実使用における性能には問題ないので価格に納得できればアリでしょう。
  • [7位]ベンチ結果はトップクラスも
    USB3.1非対応が致命的です
ELECOM
LimitEx series
購入価格:2万7200円
容量:480GB 
公称最大速度:430MB/s
インターフェイス:USB3.0/USB2.0 
フォーマット:NTFS 
保証:1年 
暗号化:AES256 
外形寸法:120×76×9.6mm 
質量: 約56g
(写真をクリックするとAmazonページが開きます)
ベンチ結果だけを見ればトップクラスの記録ですが、USB3.1に非対応という事でこの位置になりました。動画や写真データの転送速度も及第点をマーク。USB3.1そのものに対応していないパソコンで使う事を前提にするなら選択肢に入れてもいいでしょう。
  • [8位]せっかくのUSB3.1対応も
    速度はUSB3.0と変わらず
IO DATA
SDPX-USC480SB
購入価格:3万7900円
容量:480GB 
インターフェイス:USB3.1(Gen2)/USB3.0/USB2.0 
フォーマット:NTFS 
保証:1年 
動作保証温度範囲:5-35℃ 
暗号化:非公開 
外形寸法:76×114×12mm 
質量:約100g
(写真をクリックするとAmazonページが開きます)
USB3.1(Gen2)に対応しているものの、USB3.0接続時のスコアとほとんど速度が変わらないのが残念。加えて、USB3.1、USB3.0ともにベンチの結果もいまひとつパッとせず、ファイルの転送速度も極めて平凡な結果でした。
  • [最終結論]圧倒的な速度の差で
    サムスンT5がベストバイ
検証の結果、全項目でサムスンのT5が1位という結果に。USB3.1での実測値は全モデル中唯一500MB/sを超えるという圧倒的な性能を見せました。USB3.0でも最下位と約130MG/sの速度差があるので、その快適さが実感できました。
  • 長く使うなら「熱対策」にも注目
    ソニーとサムスンが優秀です
さらに速度、実用性の他に注目したいのが熱対策。SSDに関わらず、ハードディスクやCPUなど、パソコンを構成するパーツの大敵と言えば熱問題ですが、処理速度を招くだけでなく、破損リスクも高まります。
※測定方法:「CrystalDiskMark」を使って32GiBの5回ループテストを全項目で実施。30秒ごとの温度変化を「CrystalDiskInfo」で測定。

ポータブルSSDの特徴である小型ボディは排熱しにくい傾向にあります。だからこそ、排熱技術は各社の腕の見せ所ですが、上のグラフにもあるように。コンパクトサイズかつ排熱に優れたのがソニーとサムスンの2製品。

業務用のソニー製品はさすがの安定感で、ダントツの好成績。また、サムスンも一般向け製品としては優秀です。プラスチックを採用するメーカーもありますが、熱伝導性に優れるアルミボディを採用していることが温度上昇を抑える秘密です。
  • [選びのコツ①]データ流出に備え
    セキュリティ性能に優れたものを 
ポータブルSSDは、外出先などに持ち運んで利用する機会が多いデバイス。そのため、万が一の紛失などに備えておくことが重要です。暗号化やパスワード保護に対応した製品を選ぶことが大切なデータを守るための鉄則です。

そこでオススメしたいのが国際標準規格「AES」搭載の製品。安心度が大幅アップです。
AESはアメリカで標準規格として採用される暗号化のひとつ。非常に複雑なアルゴリズムによって安全性が高いとされ、パスワード入力だけで解除できる手軽さも便利です。紛失時のリスクを最小限に抑えられる対応製品を選びましょう。
AES対応といっても特別な操作は不要。パソコンに接続し、自動起動するとロック解除画面に移るので、パスワードを入力するだけでOKです。
  • [選びのコツ②]Windows&Macの
    両方に標準対応している製品が吉
    
持ち運んで使うデバイスだからこそ、接続できる機器が多いに越したことはありません。工場出荷時の標準フォーマットに注目し、exFATのものを選択するのも製品選びのポイント。NTFSやHFS+は、OSによって読み書きできないため、接続するパソコンが限定されるときに利用しましょう。

以上、ポータブルSSDランキングでした。小型で大容量を実現したサムスンのT5は価格も抑え目。次世代のポータブルストレージとして活躍しそうです。

※テスト環境と詳細はこちら

【検証条件】
パソコン:Lenovo ThinkPad X1 Carbon
OS:Windows 10 Pro 64bit
CPU:Intel Core i7
メモリ:8GB

【テスト内容】
①ベンチマークテスト:Crystal Disc Mark(Seq Q32T1 Read)
②ベンチマークテスト:Crystal Disc Mark(Seq Q32T1 Write)
③写真転送:500枚(2.6GB)/ 1000枚(5.1GB)
④動画転送:2.6GB/7.9GB ファイルの転送
⑤暗号化:暗号化技術の有無
⑥セキュリティ:セキュリティツールの有無
上の表はテスト項目の採点基準です。各項目5点満点として検証結果に応じて加点していきます。その結果ランキングにしました。
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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