外付けも高速SSDの時代!
最新版ポータブルSSDの選び方
2017年02月10日(金)
冨田 岳
冨田 岳/Test by 家電批評編集部
外付けも高速SSDの時代!
最新版ポータブルSSDの選び方
データの持ち歩きや受け渡しでポータブルのHDD(ハードディスク)を利用する機会が増えました。そして、決まって悩みのタネとなるのは転送速度。とくにGB単位のデータを読み書きしようとすると、10分を超えるような待機時間発生してイライラ…。そんな人にぜひオススメしたいのがポータブルSSDです。
  • 【ポータブルSSD選びの基本のき】
  • [注目ポイント1]
    ポータブルSSDとHDDの違いをチェック!
「SSD」
(メリット)
・転送速度が非常に速い
・無音で動作し、振動も一切発生しない

(デメリット)
・ポータブルHDDと比較するとやや高価
・性能を発揮するにはUSB3.1のポートが必要

「HDD」
(メリット)
・1GBあたりの単価はやや安価
・製品が多く選択肢の幅が広い

(デメリット)
・転送速度はポータブルSSDよりも遅い
・本体から振動、騒音が発生する。衝撃にも弱い

USBのバスパワーのみで駆動するポータブルSSDの特徴は、何と言ってもその転送速度の速さ。接続インターフェイスも従来のUSB3.0だけでなく、最大10Gbpsの転送速度を持つ高速なUSB3.1(Gen2)に対応している製品もあります。

一方、従来から親しまれてきたHDDのメリットは何と言っても価格の安さですが、大容量モデルが安価で入手できる反面、SSDと比べると転送速度に物足りなさを感じます。プラッター回転による振動や騒音の発生といった面でやや不利です。
  • [注目ポイント2]
    写真や動画の転送速度が劇的に短縮!
※編集部実測値
SSD:SAMSUNG T3 HDD:I/O DATA HDPC-UT-1.0KE

デジカメで撮影した写真や映像ファイルは、意外と容量が大きく、数も多くなりがちです。こういったファイルを外部ストレージに保存する場合、もちろん転送速度が速いに越したことはないでしょう。ポータブルSSDなら大量のファイルや大容量ファイルもスムーズに保存できるんです。
  • [注目ポイント3]
    mSATAやM.2のSSD搭載で軽く小さく速い!
一般的なポータブルHDDは、重量が200g前後で転送速度が120MB/s程度である一方、ポータブルSSDは軽いもので30g前後、400MB/s以上の転送速度を謳う製品も少なくありません。

これは、転送速度500MB/s前後のSATA SSDが内蔵されており、小型、軽量化の為に2.5インチではなく、mSATAやM.2のSSDが採用されている場合が多い為です。さらに高速なNVMe SSDを使って、Thunderbolt3(40Gbps)に対応するポータブルSSDの出現も期待されており、その進化からますます目が離せません。
  • USBポートはUSB3.0以上を選ぶ
USB2.0はポータブルSSD接続には不向きです。
USB3.0なら転送速度のネックになりにくいです。
性能を引き出すならUSB3.1を利用したいところです。
  • [注目ポイント4 ]
    USBメモリと比較しても大容量、高速、安全
容量が小さく転送速度が遅いが低価格なUSBメモリを使っているユーザーも少なくありません。しかし、画像や動画ファイルなど持ち歩くデータの容量が増え、情報漏えいにも気を使う必要がある昨今、大容量、高速、セキュリティを重視するならUSBメモリはむしろ割高な傾向に。これからは、用途に応じて低価格のUSBメモリと「大容量、高速、安全」のポータブルSSDで棲み分けが加速しそうです。 
  • USBメモリとポータブルSSDの性能比較
小型軽量であるものの、記憶容量がやや限られます。ハイスピードタイプだとやや割高で、ポータブルSSDなら容量や転送速度の不満は解消されます。大容量な製品を選ぶほどコスパは高くなります。
  • 持ち歩くからこそポータブルSSDは
    セキュリティと互換性を重視すべき
  • [選びのポイント1]
    セキュリティ対策に強い製品を選ぶ
持ち歩く機会が多いポータブルSSDだからこそ、万が一の紛失や盗難といった緊急事態に備えてセキュリティにも気を配っておきたいところです。現在発売中のポータブルSSDではデータの保護機能を搭載したものが多数ラインナップ。

その多くは、データを暗号化したうえであらかじめ指定したパスワードを使ってアクセスするといったシステムが一般的です。個人情報を含む重要データなどを持ち歩く場合は、セキュリティ対策が施された製品を選択しましょう。
  • AES機能搭載の有無が安全性を大きく左右する
  • 頻繁に使うものだから手軽に使えるものが◎
AESと呼ばれる暗号化に対応した製品を利用すれば、設定したパスワードを入力しない限りアクセスできないため安心です。ただしAESに対応の製品でも初期設定が必要となります。
T3 Security Enabler
メーカー:SAMSUNG
URL:http://www.samsung.com/semiconductor/minisite/jp/support/portable.html?target=1

AESによる暗号化に対応した製品の多くは、独自のセキュリティツールでアクセスに利用するパスワードの設定やセキュリティを解除したりするのが一般的。ポータブルSSDを接続した瞬間にパスワード入力画面が表示される手軽な製品を選ぶと便利です。
  • AESによるデータ保護の操作例
    [手順1:機器を接続]
あらかじめポータブルSSDとパソコンを接続したら対応のセキュリティツールを使ってアクセス用のパスワードを設定します。
  • [手順2:パスワードでロック&ロック解除]
設定が完了すると、以降はポータブルSSDとパソコンの接続時にパスワードを入力するだけでアクセス可能です。
  • [選びのポイント2 ]
    Win&Macの読み書きに標準で対応しているか
  • 主なUSB規格と転送速度
WindowsやMac、スマートフォンを問わず接続可能なポータブルSSD。しかし、ファイルシステムによってはアクセスできない場合もある点に注意が必要です。WindowsとMacの双方で使うならexFATをサポートした製品を選択しましょう。

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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