日本株 儲かる8大キーワード[前編]
“トランプ相場”頼みはもう遅い!!
2017年01月30日(月)
高瀬 央樹
高瀬 央樹/Test by マネー360.life
日本株 儲かる8大キーワード[前編]
“トランプ相場”頼みはもう遅い!!
円安進行やトランプ大統領の政策期待を背景に、絶好調が続いている日本株。ただ、すでにピークを迎えつつあるとの見方も強く、「今からの投資は遅い」との声も。そこでトランプ相場の波乱にも負けない、本当に強い株式の「テーマ」をプロが厳選しました!
  • この3人のプロが推薦!!
フィスコ
株式アナリスト
田代昌之さん
投資家向けのマーケット分析など金融情報配信会社フィスコ所属。チャート分析力にも定評があります。

グローバルリンクアドバイザーズ
代表
戸松信博さん
多くのアナリストが在籍する、投資情報配信会社の代表取締役。中国株投資の第一人者でもあります。

フェアトレード
田村祐一さん
統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行います。
  • そもそも「テーマ株」って何?
将来トレンドとなりそうな製品やサービス、技術などと関連した銘柄は「テーマ株」といわれます。多くの投資家がテーマ株の株高を期待して投資するので、株価上昇の期待が集まります。ただ、短期的に注目を集めたあと、株価下落することも多いので注意が必要です。
  • [儲テーマ01] 『原油価格復活』
    底値脱出で相場の起爆剤に!!
石油輸出国機構(OPEC)が原油減産について暫定合意し、ようやく原油価格は回復しつつあります。米国のシェールオイル産油量の減少も報じられるなど、価格下落のリスク要因は少しずつ薄らいできたともいえます。

「OPECの合意内容の詳細や実施の見通しは依然不透明だが、最悪期は脱した可能性が高い。となると、原油価格の上昇によって、その他のエネルギーや資源の価格も連動して上昇する傾向が強いといえます。具体的には、石油元売りや、商社株等の資源関連銘柄全体で業績が上向く期待が持てることから、資源関連株に注目が集まりそうです」(フェアトレード・田村さん)

三菱商事(東1・8058)は資源価格が回復し、上期の赤字から一転、下期の業績は3300億円の黒字となる見通しです。17年3月期の連結業績予想を下方修正した日揮(東1・1963)は、調整一服で株価も元の水準まで反転。

この値動きは原油価格の安定が下支えになっているとも受け取れます。ひとまずは11月末の減産の正式決定がひとつのターニングポイントとなりそうです。
  • [原油高でオイシイ銘柄はコレ!]
三菱商事
(東1・8058)
株価:2611円
最低購入金額:26万1100円

資源系の総合商社の代表銘柄。原油だけでなく資源価格全般の回復も追い風。
  • その他
NEXT NOTES 日経・TOCOMO 原油 ダブル・ブル ETN 
(2038)
株価:1220円
単元株数:1
最低購入金額:1220円

「日経・東商取原油レバレッジ指数」の2倍の動きを反映を目指す。

日揮
(東1・1963)
株価:2043円
最低購入金額:20万4300円

海外各地で石油、化学、天然ガス関連のプラント建設。
  • [儲テーマ02] 『5G通信』
    次世代通信にビッグチャンスあり!!
IoTや自動運転等の実現には通信スピードや大容量の通信システムが必要であり、その技術が次世代通信規格の「5G通信」です。

「まだ実用化は先ですが、2020年の導入に向けて、政府は2017年から実証実験を実施することを表明しており、息の長い国策テーマとして注目されそうです」(フェアトレード・田村さん)

移動通信事業を手がける構造計画研究所(JQ・4748)は5Gモバイル推進フォーラムに参加するなど、関連銘柄のド本命。割安感も今なら大きく、早めに仕込みたいところです。
  • 5G通信でオイシイ銘柄はコレ!
構造計画研究所(JQ・4748)
株価:2485円
最低購入金額:24万8500円

防災コンサルも手がける独立系SI。自動運転車による5G関連機器開。
  • その他
ネクストジュン(JQ・3842)
株価:1408円
最低購入金額:14万800円

次世代通信網(NGN)の制御システム開発会社。

ヨコオ(東1・6800)
株価:1408円
最低購入金額:14万800円

収益の柱は半導体・スマホ用の回路検査機器。
  • [儲テーマ03] 『農協改革』
    市場競争の活性化でチャンス到来!!
米国離脱でTPPの関心度が薄まるなか、国内の農業セクターで今後も重要なキーワードとなりそうなのは「農協改革」です。

「自民党の農林部会の小泉進次郎部会長が先頭に立ち、改正農協法が昨年8月に成立。JA全中の単位農協に対する指導権は廃止となります。一方、販売や購買など経済事業を手がけるJA全農の改革は進行中で、全国組織をなくし、各地域単位の農協が独立する方向で進める予定。

株式会社化も議論となったが、成否は別として市場で思惑が先行してもおかしくはない」(フィスコ・田代さん)。ヤマタネ(東1・9305)は農協と協調のうえ、改革に前向きな位置づけで関連銘柄の筆頭とされやすいです。ほかも割安感の大きい銘柄が中心です。
  • [農協改革でオイシイ銘柄はコレ!]
ヤマタネ(東1・9305)
株価:1614円
最低購入金額:16万1400円

米穀卸大手。JA全中のときから改革に前向きで、農業関連銘柄として本命視されやすい。
  • その他
ワタミ(東1・7522)
株価:1115円
最低購入金額:11万1500円

居酒屋チェーン。ワタミファームで有機農業を展開。

クボタ(東1・6326)
株価:1839.5円
最低購入金額:18万3950円

農業機械、産業車両で国内トップ。北米や欧州の販売好調。
  • [儲テーマ04] 『一億総活躍』
    国策テーマとして中長期で継続
一億総活躍とは、「少子高齢化に歯止めをかけ、50年後も人口1億人を維持し、家庭・職場・地域で誰もが活躍できる社会を目指す」という安倍政権のスローガン。GDP600兆円、出生率1.8、介護離職ゼロを目標に掲げ、市場で材料視されている国策テーマのひとつ。

「介護離職ゼロ」の観点では、介護付き有料老人ホームを展開するチャーム・ケア・コーポレーション(JQ・6062)や介護・医療業界に特化した人材紹介、求人広告を手がけるエス・エム・エス(東1・2175)が挙げられます。

また復職支援まで視野を広げると、精神疾患患者の訪問看護サービスを展開するN・フィールド(東1・6077)、人材育成では社会人スクール系のヒューマンHD(JQ・2415)が着目されそうです。
  • [一億総活躍でオイシイ銘柄はコレ!]
N・フィールド(東1・6077)
株価:1446円
最低購入金額:14万4600円

メンタル疾患の患者を対象とした訪問看護。入居支援も展開
  • その他
チャーム・ケア・コーポレーション(JQ・6062)
株価:2850円
最低購入金額:28万5000円

近畿中心に介護付き老人ホーム展開

ヒューマンHD(JQ・2415)
株価:1326円
最低購入金額:13万2600円

人材関連。社会人教育、通信制高校、介護も展開

エス・エム・エス(東1・2175)
株価:2792円
最低購入金額:27万9200円

介護・医療業界特化型のIT人材紹介サービス。

幼児活動研究会(JQ・2152)
株価:1029円
最低購入金額:10万2900円

幼児体育指導。幼稚園、保育園運営コンサルも行う

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