カビもホコリも劇的スッキリ…できる唯一の方法
2017年10月08日(日)
360.life編集部
360.life編集部/Test by MONOQLO編集部
カビもホコリも劇的スッキリ…できる唯一の方法
「うちはまだ大丈夫」なんて思っているそこのアナタ、エアコンの内部はカビだらけって知っていましたか? エアコンの分解掃除は家の中で唯一、専門の業者にクリーニングをお願いすべきところなんです。編集部員の自宅エアコン3台をプロにお掃除してもらいました。
  • 自分で洗えないエアコン内部こそ 
    プロの力を借りるべき!
夏の間にフル稼働したエアコン。掃除を後回しにして、久しぶりに起動させたらエアコンから異臭がっ……! そんな経験ありませんか? 実はそのニオイ、エアコン内部のカビが原因なんです。エアコン専門のクリーニング業者に話を聞いてみたところ、自動掃除機能や洗浄スプレーでも、ちゃんとエアコン内部キレイにすることは難しいそうです。では、掃除をするのは一体いつするのが効果的なのか、また家庭ではどうすればいいのでしょうか? さらに専門家に話を聞いてみました。
ポイント①
クリーニングは10月がオススメ  

夏場の冷房でエアコン内部は湿気でいっぱいです。そのまま放置して冬場に暖房を使用するとエアコン内部にさらにカビが繁殖してしまうので、秋にクリーニングを依頼するのがオススメです。

夏の冷房で大量の湿気がついた状態のエアコンを放置すると……。
見えない部分にも湿気がどんどん溜まっています。

そのまま放置してしまうと冬の暖房でカビが繁殖! 
暖房を使う前にクリーニングすれば繁殖を防ぐことができます。

ポイント②
家庭での掃除はフィルター掃除までが無難

カバーの取り外しはもちろん電気系統などが濡れると故障の原因にも繋がるので、自分で分解したりスプレーを用いるのは危険を伴う可能性があります(詳しい方は別ですが)。個人での掃除はフィルターのホコリ取りまでに止めておきましょう。

また、最近話題となっている「自動おそうじ機能」は、基本的にフィルターが対象です。内部に繁殖したカビやホコリを根本的に解決することはできませんのでご注意を。

注意ポイントを押さえたところで、実際に使用期間1~7年のエアコン3台をプロにお掃除してもらうことにしました。エアコンの使用状況によって、どんな違いが出るのか調査しましたので、ご報告いたします。
  • 【事例①】キッチン横設置3年
    汚れやすい場所にあるエアコン 
    
年に数回フィルター掃除をしているものの、「夏場や冬場の使い始めに異臭がする」と悩んでいた編集部員の自宅のエアコン掃除をプロにお願いしました。キッチン横に設置されているため油が付着しやすく、カビが繁殖していましたが、約60分で新品同様の輝きを取り戻しました! 

掃除前
カバーを外すとアルミフィンがホコリとカビで茶色に変色していました。送風口にはキッチン油が付着してカビが大量発生しています。

掃除後
高圧洗浄で水洗いすると、アルミフィンも送風口もピッカピカに! 

それぞれ拡大して見てみましょう。

アルミフィン掃除前
本体カバーの下で、カビとホコリにより茶色くなっていたアルミフィン。

アルミフィン掃除後 
高圧洗浄で本来の銀色に戻りました。

送風口掃除前
カビが繁殖し、黒ずんでいた送風口も……。

送風口掃除後
プロが掃除すると、こびりついた黒カビがウソのピッカピカになりました!

ちなみに素人が触っていいのは見えている部分だけ! 我々ができるのは取り外したフィルターを洗うことです。
「フィルターの掃除は週1回が目安です」(おそうじ本舗 荻窪駅前店・樋口昌平さん)。1シーズンに1回ではありません。週に1回!  
クリーニングが終わると、エアコンの内部から出てきた真っ黒な液体がバケツいっぱいに溜まっていました。この液体の正体は、エアコンの内部や本体カバー下のアルミフィンについた汚れやカビなんです。 
バケツに溜まる真っ黒な汚水は衝撃的。フィルター掃除だけではこんなに汚れを落とすことは不可能です。

実は暖房性能もアップ!
暖まり方が約7度も違う!

掃除前と掃除後で、それぞれエアコンを起動させ、温度変化をサーモカメラで撮影しました。

掃除前
掃除後
掃除後は暖まり方の効率が良く、同じ時間で7℃近く差が出ました。節電の意味でもエアコン掃除は必要です。 
  • 【事例②】玄関横設置7年以上
    ヤニ汚れがこびり付いたエアコン 
続いては、喫煙者の部屋のエアコンです。こびり付いたヤニ汚れやホコリの固まりも、ブラシと高圧洗浄機で丁寧に洗浄。プロが磨くと汚れも見る見る落ちていきました。内部までこびり付いたタバコのヤニ汚れもたった60分でコーティング完了、プロの技で茶色いエアコンが白くなりました! 

アルミフィン掃除前
長年にわたるタバコのヤニ汚れで、フィルターもアルミフィンも茶色く変色しています。

アルミフィン掃除後
汚れが落ちたフィルターとアルミフィンは、もはや別ものの輝きが!

それぞれのパーツを拡大してみます。

フィルター掃除前
ヤニで茶ばんだフィルターも……。 
まるで新品のよう!

送風口掃除前
一枚一枚、丁寧に汚れを落としてくれました。
ヤニ汚れのベタつきがウソのようになくなっています。
 
エアコン掃除前
「内部もカバーもキレイにします」(おそうじ本舗 荻窪駅前店・樋口昌平さん)という頼もしい一言に期待がふくらみます。 

エアコン掃除後
「新しい製品を買って設置しなおしたのでは?」と思われてしまうかも……。そう不安になるほど、新品のように生まれ変わりました!

エアコン内部からの汚水は焦げ茶色に近く、カビ汚れなどよりもタバコのヤニの付着が多かったことがわかります。
こんなに汚れが詰まったエアコンをつけていたなんて怖すぎます。業者へクリーニングを依頼する場合は、年1回のがベストとのことです。 
  • 【事例③】寝室設置1年半
    ペットの毛とカビまみれのエアコン
    
最後は、猫を飼育している家庭のエアコンです。設置期間は1年半と比較的新しいためクリーニングの依頼など考えもしませんが、汚水は真っ黒に……。さらにペットの毛が絡んで目詰まりしていました。

エアコンの近くに猫の活動エリアがあり、たくさんの毛が内部に吸い込まれていました。
しっかり養生するのでキャットタワーやカーテンはそのままでOKです!

アルミフィン掃除前
新品購入後1年半しか経過していないものの、アルミフィンはホコリでくすみ、送風口もカビで黒ずんでいます。

アルミフィン掃除後
ホコリやカビのくすみが取れて送風口も白くなりました。

フィルター掃除前
1年半手入れをせずにくすんだフィルター。

フィルター掃除後
洗浄すると元通りになりました。

送風口掃除前
水滴が溜まる部分にカビが点々と付着しています。

送風口掃除後
きれいさっぱりカビが消えました!

アルミフィン掃除前
内部を開けてみると、ペットの毛がエアコンのアルミフィンに絡まっているのがわかります。高い位置にあるエアコンは大丈夫だろうと油断していました……。
 
アルミフィン掃除後
プロのクリーニングなら、内部の目詰まりも解消! ペットを飼っている人はこまめな手入れが必要です。

たった1年でも洗浄後の汚水は真っ黒に。
夏使用したまま放置すれば、冬までに大量のカビが繁殖。新品だからと甘く見ないで定期的な掃除が肝心です。 

今回、掃除のプロに3台のエアコンをクリーニングしてもらったところ、設置7年以上のモノも1年半のモノでも、基本的に内部はカビだらけということが判明……。このことからも定期的な分解掃除の重要性を思い知らされる結果となりました。

さらに注意しておきたいのは、最近人気の「お掃除機能」付きエアコンです。これまでに何台も掃除をしてきたプロに話を伺うと、大半はフィルター部分の掃除のみで、エアコン内部まで掃除するものはなく、内部にカビができていることが非常に多いといいます。あまり機能を過信せずに、節電や家族の健康のためにも、クリーニングを活用してはいかがでしょうか?

撮影協力店舗 

おそうじ本舗 荻窪駅前店 
受付電話番号:0120-559-554 
受付時間9~18時(不定休) 
URL:http://osouji-ogikuboekimae.com/  

エアコンクリーニング 
壁掛けタイプ<スタンダード> 
実勢価格:1万1880円 

(公式サイトより)

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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