性能を長持ちさせるなら 定期的なメンテナンスが重要

性能を長持ちさせるなら定期的なメンテナンスが重要 イメージ

最近洗濯物の乾きが甘いなと思ったら、それは洗濯機に汚れが溜まっているかもしれません。購入当初の「ふんわり感」を維持するためには、洗濯乾燥機のメンテナンスが大変重要です。

また、ドラム式はタテ型と比べてメンテナンスの手間がかかります。とくに乾燥フィルターは乾燥運転後のふんわり感に直結するパーツなので、毎回のお手入れが必須です。また乾燥運転後はパッキン周りや扉の裏側にほこりが溜まるので、毎回拭き取りしましょう。

各パーツの手入れの頻度は、

洗剤入れは「毎回お手入れ」

 

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糸くずフィルターは「半月から1ヶ月に1度」
※利用頻度によって異なります

 

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乾燥フィルターは「毎回お手入れ」

 

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とくに乾燥フィルターは乾燥機能を使ったら毎回お手入れを。乾燥モードの仕上がりに直結するので、放置せずに掃除機などで吸い取っておく必要があります。

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また、乾燥後はパッキンもお手入れしましょう。これだけやれば乾燥・洗濯性能を長期間維持することができます。

これでカンペキ! ドラム式クリーニング手順がコレ

お手入れが必要な箇所を把握したところで、つぎはお手入れの方法を解説します。

STEP① 乾燥フィルターを掃除します

 

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まず、乾燥フィルターを本体から取り外します。

STEP② パッキンを外します

 

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ロックレバーを外して、フィルターをなかから取り出します。

STEP③ 濡れティッシュで掃除します

 

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掃除機か濡れティッシュでほこりを除去。ひどい場合は水洗いしましょう。

STEP④ フィルターをセッティング

 

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水洗いした場合は完全に乾いてから元の位置に戻しましょう。

STEP⑤ 糸くずフィルターを掃除

 

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つぎに糸くずフィルターですが、掃除の頻度は1ヵ月に一度か、15回使用後を目安としましょう。

STEP⑥ 歯ブラシで掃除します

 

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乾燥で出る糸くずは、糸くずフィルターに溜ります。歯ブラシを使ってキレイにしておきましょう。

STEP⑦ 挿入口も拭き取ります

 

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装着部分も糸くずが溜まりがちなので、戻す前にここもお掃除しておきます。

STEP⑧ 洗剤洗いをメンテナンス

 

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洗剤入れはお湯でお手入れを。水気を拭いてから戻しましょう。

カビやすい洗濯槽は 専用洗剤でしっかりケア

カビやすい洗濯槽は専用洗剤でしっかりケア イメージ

ドラム式は構造上本体に水が溜まりやすく、タテ型よりカビやすいため、洗濯槽のこまめな手入れが重要です。

一応、各社、洗濯槽の裏側の皮脂汚れ、洗剤カス、菌、黒カビの胞子などを除去してくれる自動お掃除機能を搭載しています。

しかし、それだけでは十分ではありません。専用洗剤でしっかりケアしましょう。

ジョンソン(Johnson) 洗たく槽カビキラー:洗濯機洗剤

ジョンソン(Johnson)
洗たく槽カビキラー
実勢価格:248円

洗浄方法はいたって簡単。カビキラーなどの専用液剤を洗濯槽に注入し、「槽洗浄モード」でお掃除するだけです。

それでは、より詳しく洗濯槽洗浄を見ていきましょう。

自動おそうじモードはONにしておきます

 

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まず前提として、自動お掃除は必ずONにして、毎回運転後にメンテナンスしましょう。

STEP① 槽洗浄モードを選択

 

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槽洗浄モード選択。粉末洗剤は1ヵ月、それ以外は3ヵ月に一度を目安に洗浄します。

STEP② 一旦停止して洗浄液を注入します

 

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槽洗浄モードの運転が始まったら、一旦停止して専用液剤を注入します。運転が終わったらメンテナンス完了です。

以上、ドラム式洗濯乾燥機のメンテナンス方法でした。長く、洗濯物をふんわり仕上げるためにも、日頃からしっかり手入れをしておきましょう。