ガチ検証でわかった!
辛口SSDベストランキング16年秋冬[最終結果編]
2016年10月26日(水)
冨田 岳
冨田 岳/Test by 家電批評編集部
ガチ検証でわかった!
辛口SSDベストランキング16年秋冬[最終結果編]
ちょっと前には考えられないくらいリーズナブルになったSSD。スペック表だけではわからない真の実力を徹底的に調査。クリーンで速いのは当たり前。ダーティな状態でも速い真のベストバイを徹底調査。コレが今買うべきSSDのベストバイです!
  • クリーン状態で速くてもダーティ状態で遅ければ意味がない!
    両方テストしたからこそわかる真のベストバイはコレです!
ガチ検証でわかった! 辛口SSDベストランキング16年秋冬[ベンチマーク編]」にて、最新の売れ筋SSD10台を徹底的にテストしました。その結果を受けて、最終的なランキングを確定。本記事にて発表していきます。

今回のテストのポイントは、購入したてのクリーン状態に加えて、空き容量をランダムデータで埋め尽くしたダーティ状態でのベンチマークも合わせて計測したという点です。スペック表だけではわからない、日常的に使い続けても、なお快適に使える1台を探しました。早速、ベストランキングを発表していきたいと思います。

なお、ランキング中の総合ポイントやベンチマーク結果についても、「ガチ検証でわかった! 辛口SSDベストランキング16年秋冬[ベンチマーク編]」を参照ください。
  • クリーンでもダーティでも安定&最速
    ベストバイは「サムスン850EVO」
<製品情報>
SAMSUNG
850 EVO

容量:250GB 
NAND:Samsung V-NAND
外形寸法:100×69.85×6.8mm
コントローラ:Samsung 自社製コントローラ
キャッシュメモリ:512MB
MTBF(平均故障間隔):150万時間
TBW:75TB 保証期間:5年間
今回1位に輝いたのはSAMSUNGの850 EVOでした。SSD本体の性能を測るベンチマークで圧倒的なパフォーマンスを発揮。クリーンな状態からダーティな状態へと状況が変化した場合や、長期間利用した際のパフォーマンス低下もほとんどないのが大きな特徴です。システムの起動やファイル転送といった実使用シーンなど、使えば使うほど性能を実感できる一台といえます。
  • [ココが段違いだった]使い込んでも圧倒的な速度が持続する850EVO
850 EVOは、シーケンシャルとランダムともにカタログ値に近い実測値をマークするなど、高い性能を示しました。また、SSDいっぱいにランダムデータを埋めたダーティ状態でもパフォーマンスを維持。今買うなら文句なしのベストバイといえるでしょう。
  • 実使用でも圧倒的なパフォーマンス!
ベンチマークだけでなく、写真や動画転送など性能が実感できる実使用の場面においても圧倒的なパフォーマンスを披露。システムの高速化から実使用まで快適に利用できることを実証しました。
  • 過酷な環境で使い続けてもまったく衰え知らず!!
850 EVOを長期利用している本誌ライターがベンチマークを実行したところ、新品時に近いスコアをマーク。SSDは、一般的に繰り返しの書き込みを苦手としましたが、衰え知らずの活躍を見せる結果となりました。上のベンチマークは、使用約1年1ヵ月、使用容量172/223GiB時点で計測したものです。
  • 上位モデルに匹敵する高速読み書き性能が◎
    手軽に買えるエントリーモデルが性能面で大健闘!
<製品情報>
SAMSUNG
750 EVO

容量:250GB 
NAND:Planar TLC
外形寸法:100×69.85×6.8mm
コントローラ:Samsung 自社製コントローラ
キャッシュメモリ:256MB
MTBF(平均故障間隔):150万時間
TBW:70TB 保証期間:3年間
サムスンのエントリーモデルに位置づけられる製品ですが、ベンチマーク結果は同社の850 EVOに匹敵。コストパフォーマンスと性能面の両立したモデルといえるでしょう。実使用テストの結果も申し分ないので、初めての一台として利用するのにもオススメできます。
  • クリーン状態なら850EVOと変わらない!
シーケンシャル、ランダムのデータ読み書き速度や回数もベンチマークベースで850 EVOとほぼ変わらない高いパフォーマンスをマークしました。
  • ベンチ結果は最強クラス!  課題は実使用時の転送速度
    3位は「CFD販売 CSSD-S6T240NMG1Q」
<製品情報>
CFD販売
CSSD-S6T240NMG1Q

容量:240GB 
NAND:Planar TLC
外形寸法:100×69.85×7.0mm
コントローラ:非公開
キャッシュメモリ:非公開
MTBF(平均故障間隔):非公開
TBW:非公開 保証期間:3年間
ランダムデータの読み込み性能において転送速度と読み込み回数で上位2モデルを凌駕したのが本モデル。ベンチマーク全般で高いスコアを記録したものの、写真や動画ファイルの転送といった実使用に関するテストの結果が振るいませんでした。
  • 読み込み速度は全製品でトップスコア!
全製品トップのランダムデータ読み込み速度をマーク。ただし、その一方で書き込み性能に部分的に弱みを見せる結果となりました。
  • 同クラスNo.1の容量でゆとりある活用を!
    4位は「Crucial CT275MX 300SSD1」
<製品情報>
Crucial
CT275MX 300SSD1

容量:275GB 
NAND:3D NAND TLC
外形寸法:厚さ7.0mm
コントローラ:非公開
キャッシュメモリ:非公開
MTBF(平均故障間隔):150万時間
TBW:80TB 保証期間:3年間
読み書き速度に関しては平凡なスコアに留まりましたが、読み書き回数で優位なスコアをマーク。容量が275GBあり、他の製品よりもややゆとりがあるので容量を重視したいユーザーにオススメです。
  • ベンチマークと実使用で安定したスコアをマーク!
    オールラウンドで安定感のSanDiskが5位
<製品情報>
SanDisk
ウルトラ II SSD (J26)

容量:240GB 
NAND:Planar TLC
外形寸法:100.5×69.85×7.0mm
コントローラ:非公開
キャッシュメモリ:非公開
MTBF(平均故障間隔):175万時間
TBW:非公開 保証期間:3年間
シーケンシャル、ランダムのデータ読み書きで、全体的に安定して高いスコアをマーク。ただし、1秒間当たりの読み書き回数テストにおいてカタログ値と大きく離れる結果になったのは残念なポイントといえるでしょう。
  • シーケンシャルデータの転送速度はトップクラス
    6位は「Crucial CT240BX 200SSD1」
<製品情報>
Crucial
CT240BX 200SSD1
シーケンシャルデータの転送速度などのベンチマーク結果はトップクラスを誇りましたがランダムデータの読み書き回数がやや平凡。また、写真や動画ファイルの転送速度でポイントが伸びませんでした。
  • ダーティ状態でスコアを落としたのが残念!
    7位は「SanDisk SSDプラス(J26)」
<製品情報>
SanDisk
SSDプラス(J26)
比較的安価で手軽に手が出せるモデルながらベンチマーク結果は及第点。ダーティ状態でややスコアを落としたことと、ファイル転送速度にやや時間がかかったことでポイントが伸ばせませんでした。
  • ベンチマークでは上位モデルに匹敵する数値
    8位は「ADATA Technology PremierSP550」
<製品情報>
ADATA Technology
Premier
SP550
読み書き速度を測るベンチマーク結果では、上位モデルと十分に渡り合える結果に。しかし、実使用を想定したファイル転送速度が全製品で最下位となったことがランキングに響きました。
  • シーケンシャルデータの転送は上々の結果
    9位は「トランセンドジャパン TS240GSSD220S」
<製品情報>
トランセンドジャパン
TS240G
SSD220S
シーケンシャルデータの転送に関するベンチマーク結果は上々の結果を残したものの、ランダムは平凡。大量のファイル転送する速度が他製品と比べると振るいませんでした。
  • クリーン状態のベンチマークは悪くない!
    同率9位は「キングストンテクノロジー SUV400S37/240G」 
<製品情報>
キングストン
テクノロジー
SUV400
S37/240G 
クリーン状態によるベンチマークこそ悪くはありませんでしたが、ダーティ状態での速度低下が著しい場面も。ファイル転送速度も平凡なレベルで、高ポイントを獲得するような突出した性能が発揮されませんでした。
  • 今回のテスト方法はこちらの通り
    詳細なベンチマークスコアも公開中
今回のテストでは、新品SSDのクリーンな状態で、①Iometerと②Crystal Disk Markによる転送速度と1秒当たりの読み書き回数のベンチマークを敢行。また、全領域をランダムデータで埋めたダーティ状態で同様の検証をして真の実力を測っています。さらに③写真などの転送速度も並行してテストしました。

各ベンチマークの結果をもとに、本サイトが定めた基準により採点。真のベストバイを決定しました。なお、検証に用いたマシンスペックは以下の通りとなります。

[テスト環境]
● OS:Windows 10 Pro 64bit 
● CPU:Intel Core i7 6700(Skylake)  3.40GHz
● メモリ:16GB 8GB*2 
● マザーボード:GIGABYTE H170-HD3-CF
● グラフィック:NVIDIA GeForce GTX 960搭載モデル

【注意事項】本特集はすべて同一条件のもと、新品の製品を利用して検証しております。掲載されている数値やスペックは、すべて編集部調べによるものです。数値は計測環境によって変動します。スペックについては、2016年9月現在での情報となります。本特集は各製品のパフォーマンスを保証するものではございません。

詳細なベンチマーク結果は、「ガチ検証でわかった! 辛口SSDベストランキング16年秋冬[ベンチマーク編]」をチェック! 

こちらのコンテンツに登場する商品

オススメのコンテンツ

  • [外付けドライブ・ストレー...]
    ポータブルSSDを最大活用! 覚えておきたい3つのこと
  • [外付けドライブ・ストレー...]
    ガチ検証でわかった!ポータブルSSD 辛口ランキング17年春[最終結果編]
  • [外付けドライブ・ストレー...]
    外付けも高速SSDの時代! 最新版ポータブルSSDの選び方
  • [外付けドライブ・ストレー...]
    ガチ検証でわかった!ポータブルSSD 辛口ランキング17年春[テスト編]
  • [外付けドライブ・ストレー...]
    デジタルお片付けの第一歩は NASで手軽に「お家クラウド」
  • [外付けドライブ・ストレー...]
    実は簡単なんです! ノートパソコンの HDDをSSDに換装する方法
  • [外付けドライブ・ストレー...]
    SSDをもっと快適に! 性能をMAX引き出す無料ソフトで楽々メンテ!
  • [外付けドライブ・ストレー...]
    ガチ検証でわかった! 辛口SSDベストランキング16年秋冬[ベンチマーク編]
  • [外付けドライブ・ストレー...]
    まだHDD使っているの? ゼロからわかる 失敗しないSSDの選び方
  • [無線LAN・ネットワーク機...]
    初期設定じゃ筒抜け… Wi-Fiセキュリティ見直しマニュアル
  • [無線LAN・ネットワーク機...]
    コンセントに挿すだけ! Wi-Fiスピード劇的改善のベストアイディア
  • [無線LAN・ネットワーク機...]
    [メーカー直撃]Wi-Fiルーターって 使っているうちに遅くなりませんか?
  • [無線LAN・ネットワーク機...]
    Wi-Fiの“遅い”はこれで解決! 最大30倍速くなるワザ、大公開
  • [パソコンアクセサリ]
    広々デスクで作業効率アップ! モニターアーム導入のススメ
  • [スキャナー]
    ペットボトルより軽い、でも機能は万全! モバイルスキャナー4製品ガチテスト
  • [ノートパソコン]
    パソコンに10万円はナンセンス!  ネットで買えるアンダー5万円PCで十分!